マガジンのカバー画像

題名読書感想文

31
本の中を読まず、題名だけ読んで適当なことを書いています。
運営しているクリエイター

記事一覧

題名読書感想文:27 愛情の果て、興味の極致

 本の題名だけで読書感想文を書こうという試みが題名読書感想文でございます。試みた先に何が…

題名読書感想文:26 素材集は自治体にもお寺にも向けて

 題名だけ読んで本の感想を書く。それを感想文と言い張るのが題名読書感想文です。読んだなら…

題名読書感想文:25 とにかく語感だけで選んでみた

 本の題名だけでも感想文が書けるんじゃないだろうか。そんな無謀極まる挑戦が題名読書感想文…

題名読書感想文:24 あああいいいうううえええおおお

 丸々1冊読んで感想を書くのは大変だから、読むのは題名だけにしておこう。そんなどうしよう…

題名読書感想文:23 挟んでもピンク、挟まなくてもピンク

 本の題名だけ読んで感想文を書く、決して宿題として提出できない読書感想文。それが「題名読…

題名読書感想文:22 自己矛盾でない自己矛盾

 題名だけで感想をひねり出して何とかする。それが題名読書感想文でございます。  今回のテ…

題名読書感想文:21 擬人化と自己言及も多様化の時代

 題名だけ読書して感想文を無理やり書く。そんな題名読書感想文をシリーズ化している次第です。  今回のテーマは「擬人化と自己言及」です。擬人化とは人でないものを人っぽくする手法であり、自己言及とは自分について何か言ったり書いたりすることでございます。  なんでこのふたつを並べたかと申しますと、このふたつをミックスさせた題名がチラホラあるんです。その代表格が「吾輩は猫である」でございます。  擬人化した猫が自分のことを猫と主張する題名です。この作品が日本文学史に燦然と輝いて

題名読書感想文:20 誤解は消費者金融からプレハブ住宅まで

 題名だけ読んで後はどうにかする、コスパしか考えていない読書感想文。それが題名読書感想文…

題名読書感想文:19 敢えて身も蓋もない表現をする呪い

 題名だけを読む読書感想文をちょこちょこやっています。それが読書感想文と言えるのかはさて…

題名読書感想文:18 サルとヒトの微妙な関係がにじみ出る

 中を全く見ず題名だけで感想を書くのが「題名読書感想文」と自分では思っているんです。でも…

題名読書感想文:17 独特な表現か、それとも天然か

 本の題名だけ読んで感想を書くという、薄っぺらい読書感想文「題名読書感想文」を何となく続…

題名読書感想文:16 本でふり、本で落とす「二冊オチ」

 本の題名であれこれ書く「題名読書感想文」。それを読書感想文と呼んでいいかはさておき、ち…

題名読書感想文15:検定を省略したら重複する

 本の題名だけ読んで感想を書く、最も読書を拒絶した読書感想文、それが「題名読書感想文」で…

パロディ書籍名収集記 「〇〇は××の夢を見るか」編

 世の中、毎日のように膨大な本が出ていますけれども、たまにどこかで聞いたようなタイトルがあるんです。要は以前に発売された作品のタイトルのパロディなんですね。元ネタは有名な古典だったり大ヒットした作品だったりするわけで、いわゆる「二匹目のドジョウ」を狙っているものと考えられます。  ただ、思うんです。「これをパロディにしたらいい感じになるんじゃないか」と思いついた人も、それはそれで才能があるのではないかと。「この言い回しは優秀だ、使えるぞ」と見抜いたわけですから。  しかし