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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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#Jリーグ

【OWLオムニバス】信州とわたし

読者のみなさま、こんにちは。 オムニバス記事担当のHarakoです。 タイトル画像は霧ヶ峰高原。爽やかですね。 さて、猛暑をやわらげるべく、ヒヤッと涼しくなるサッカー旅失敗談のオムニバスを掲載してから、はや1ヶ月。 朝晩は涼しい風が吹き、どこからか虫の声が。 すっかり秋の気配を感じる毎日となりました。 秋といえば、読書の秋。スポーツの秋。 そう、この本の季節が到来です! 街ブラ、グルメ、温泉、自転車、登山——。 ライター陣が十人十色の旅を楽しみながら信州サッカーの魅力

自転車でスタジアムに向かいつつ、気になった場所へ寄り道する。~東京を知るための「道草サッカー旅」~

 上京してから1年半が経つが、いまだに東京の街並みを全然知らないことに気づいた。理由は単純。仕事の日は職場と家を電車で往復するだけで終わってしまい、休日は家でゴロゴロしているため、ほとんど外を出歩いていないからだ。  もちろん、せっかく東京に出てきたので、都内を散策したい気持ちはある。気になる街もいくつかある。しかし、僕もりたくろうは超がつくほどのインドアなので、街を散策するためだけに家を出るのが億劫に感じるのだ。どうせなら何かの「ついで」に街へ出たい。  そこで思いつい

サンガスタジアムが伝えてくれた、大切なこと

更新した……。更新したかも。 私の好きなスタジアムランキング。 AC長野パルセイロと川崎フロンターレを応援している私、のんちゃんにとって、ここに来るまでは長野Uスタジアムがぶっちぎり優勝だった。 2020年の川崎フロンターレくらい、ぶっちぎりだった。 わたし、好きかも。 サンガスタジアム by KYOCERAが大好きかも!! 記念すべき今シーズン、10スタジアム目のサンガスタジアムは衝撃的でした。 亀岡駅に着いた瞬間、目の前に出現するサンガスタジアム。

【信州ダービー】魂のぶつかり合い

信州ダービー。 それは魂と魂のぶつかり合い。 5月15日。 AC長野パルセイロvs松本山雅FC 長野出身の私にとって、地元長野県の2チームが戦う最高のダービー。 1万3244人。 いつもは約3000人を動員しているここ、長野Uスタジアムに、1万人を超えるファン・サポーターが集まりました。 J3でこれほどの集客をしている試合を見た事があるでしょうか。 同じ週末に行われたJ1、J2リーグを含めた全ての試合の中でも、1万3244人という数字は、埼スタ、豊田、神戸、等々

すたすたぐるぐると共に新章突入!新しい勇者と旅の仲間たち【OWL magazine flight;03】

「俺はもう駄目だ。成功しようと気力をみなぎらせていた時代も確かにあった。しかし、もう年老いてしまった。まわりをみてバランスよく振る舞うことはできるようになったが、以前ほどの勢いはない……」 「そんなことはないと思いますけど」…… 「いや、そうなのだ。自分のことだからよくわかる。俺は十分に成功してしまった。まだまだ先はあるが、これからは違う振る舞いをしなければいけない。勇者はもう引退だ」 「でも、そうしたら誰が……」 「それが君を呼んだ理由だ、須羽リセル。君にはぼくの後

上野駅のトイレには勝ち点が落ちている?おもいやり×おもてなし×ORIGAMI

この文章は恋する主婦サポーター、さとうかずみさん(twitter)に寄稿していただきました。退任したえとみほさんの代わりに「栃木SCの社長」となって支えていく覚悟を決めたのですが、行き着く先は非公式マスコットこと、かずみさんの文章をぜひお読みください。 この記事はOWL's Forestのメンバーによる寄稿ということで無料公開させていただいております。 上野駅。 皆さんにとっては、 旅の始まりであろうか。 目的地であろうか。乗換地であろうか。 はたまた日常の一部であ

突然生まれたサッカーのある暮らし。レノファ山口とひろっぴーさんの幸せな関係

今回のOWL magazineは、『すたすたぐるぐる埼玉編』で「あなたのサッカー旅記事作りますプラン」を購入してくださったひろっぴーさんとレノファ山口の物語をお送りします。 レノファ山口がJリーグに参入したのは2015年のこと。山口県出身のひろっぴーさんは、J2に昇格したタイミングくらいからレノファの応援をはじめました。それまでプロスポーツクラブがなかった山口県。 山口県初のプロスポーツクラブであるレノファ山口が、ひろっぴーさんの週末を鮮やかに彩ってくれるようになりました。

いくぜっ!怪燈少女!女子大生が日本中を駆けめぐる!

え!? 地元長野パルセイロが川崎フロンターレと対戦!? 私の好きな2チームが天皇杯で激突するの!? みなさんはじめまして! この度、晴れてOWL magazineのメンバーとして、記事を寄稿させていただくことになりました。 のんちゃんです。 ▽twitter ▽instagram ▽note 高校生の頃から読んでいるOWL magazineに関われる幸せを噛み締め、精一杯頑張りたいと思います! 私は、毎週末スタジアムにいる20歳の女子大生です。 特技はDAZNに抜

潜入!VIPシート! ~せんにゅうしておもったこと~

1.分不相応な「VIP」 皆さんが各地で耳にする「VIP」という単語。略さずに言うと、「Very Important People」。若者ことばで分かりやすく申し上げますと、「超大事な人」という感じでしょうか。  V・ファーレン長崎の2022年緒戦、東京ヴェルディ戦。私は縁あって、長崎のホーム、トランスコスモススタジアムのVIPシートで観戦させて頂く機会を頂きました。とはいっても、私がいきなり偉くなっただとか、株でひと山当てたなどということではありません。  行きつけのス

【無料公開】2月のイチオシ記事~OWL magazineアンバサダー桝井かほ

こんにちは!OWL magazineアンバサダーの桝井かほです。 今月は、冬季オリンピックでカーリングが躍進したおかげか「ロコ・ソラーレにいそう」と言われ続けました。 今回も、月末恒例のセレクト記事を担当します。 おっと、その前に。 OWL magazineから誕生した本 『サッカー旅を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる埼玉編』が、サッカー本大賞の優秀作品に選ばれました!! 大賞の発表はまだですが、ワクワクしながら心待ちにしています。読者賞は、下記リンクから投票ができるので

ゆるふわサポが期待する2022年のJリーグ

こんにちは!OWL magazineアンバサダーの桝井かほです。 最近は、デジっちが1番の楽しみです。Jリーグの開幕が近づき、ワクワクが止まりません……!遠征の妄想と、推しへの期待で胸がいっぱいです。 今回の記事は、Jリーグへの期待を膨らませながら書きます。 Jリーグ開幕に寄せて待ちに待ったJリーグの開幕がもうすぐですね。 毎年、オフの期間はリズムが崩れてしまいます。 平日は思い切り仕事をして、週末にサッカー観戦をする。限られた時間を目一杯使って、さまざまな土地に足

ひねくれマスコット講座 ~可愛いだけじゃあ、ないんだぜ~

1.2月はマスコット強化月間です 突然ですが、選挙、行かれましたか?  ひょっとするとこの場合は、「投票しましたか?」とお伺いするほうが正しいかもしれません。  お察しの通り、この「選挙」とは、衆参両院のそれや、地方統一選ではありません。そうです、春の奇祭、「Jリーグマスコット総選挙」の季節がやって参りました。  マスコット総選挙とは、2013年より開催されている、マスコットたちの人気投票です。今年は過去最多55体のマスコットが、「センター」の座を目指し、しのぎを削りま

不定期連載「ショートエッセイ集『世界はボールでできている』」

0.まえがき 正月早々、なんのこっちゃ分からないタイトルで申し訳ございません。毎度おなじみ、キワタでございます。本年もなにとぞ、よろしくお願い申し上げます。  さて、書き物のネタというものは、不意に降ってくるものです。4月からOWL Magazineで連載を担当させて頂いておりますが、毎月の連載に耐えるべく、何気ない瞬間に思いついたネタは、日々ネタ帳として、メモに残しております。  気づけばたまりにたまったあまたのネタ。1万字~2万字くらいあっても足りないくらいの量を書け

OWL magazine 2021年著者別イチ押し記事!!【無料公開】

読者の皆さま、こんにちは!OWL magazine 広報担当の豊田剛資です。 OWL magazineは2021年から記事を「毎日更新」をしています。その数、なんと当記事で360記事です!読者の皆さまへ毎日OWL magazineを届けることができる喜びがあります。それと同時に、読者の皆さまに対する心配もあります。 ・タイミングよくご覧いただけているのか? ・記事数が増えた分、見逃した記事も増えていないか? ・執筆者も多くなり、作風と著者が一致されているか? といったこ