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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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#浦和レッズ

クラブの垣根は越えられる。手づくり作品がつなぐJサポの絆

 浦和レッズのサポーターは暴力的で怖い。  こんな認識は、手作りミサンガが一瞬で消してくれた。  私、須羽リセルはライター業の傍ら、手芸作品を作っている。  先日、キャプテンさかまきさんが書いてくださった須羽リセル紹介記事にも、私が作った手芸作品が載っているので、ぜひ見ていただきたい。  主に作っているのは、クラブカラーのミサンガ、水引細工、組紐、リボンアクセサリー。  さまざまなクラブの色で作品を作る中、生まれたのがJサポ同士の心の交流だ。  応援するクラブは違えど、愛

自慢のサッカーグッズ【OWLオムニバス】

こんにちは。あしかです。 いよいよ、明日! 2022シーズンのJ1リーグが川崎フロンターレ対FC東京の一戦で幕を開けますね。翌日の土曜日にはJ2リーグの戦いも始まります。 サッカーが大好きなみなさん!愛するクラブを応援する準備はできていますか?私は開幕戦はDAZN観戦ですが、スタジアムへ足を運ぶ現地組さんは観戦マナーを守りつつ大いに楽しんでくださいね! さて、今月もオムニバス企画の日がやってまいりました。 当企画は、OWL magazineに寄稿しているメンバーだけ

浦和蔦屋書店と埼玉衝撃。日本は埼玉になるのか。【無料公開・OWL magazine】

出版社を作った。 本も出した。 タクシードライバーから一転しての社長業になったので「ああ、良かったね。うまくいって」なんて言ってもらえることも。 良くない!!全然良くない!! 休職中のタクシードライバーは、正社員として雇用してもらっていた。歩合制なのでコロナ禍の営業は地獄の様相ではあったものの、基本的には良い仕事である。何せ、働いた分だけもらえて、マイナスになることがないのだ。 一方で、出版事業はどうかというと……。先月の売り上げはいくらだったかな……。3万円くらいだ

埼スタから駅のベンチ、銭湯まで。浦和はサッカーに覆われた街だった。

 サッカーのまちと聞いて、あなたはどこを思い浮かべるだろうかーー。  サッカー王国と呼ばれる静岡や海外強豪クラブの所在地、はたまた自分が応援するクラブのホームタウンを思い浮かべた人もいるはずだが、「浦和」と答えた人も多いはずだ。  浦和にはJリーグ屈指の熱狂的なサポーター擁する浦和レッズの存在がある。それに、冬の選手権において浦和の高校は過去に何度も優勝している。ネットで「サッカーのまち」と打つと検索候補として浦和が最初に表示されるほど、サッカーの地として有名だ。  さ

47都道府県へのサッカー旅という無謀な企画がはじまった"思わぬ理由"

今日はサッカーの日だ。 家を出て、スタジアムへ行こう。 すたすたぐるぐる、歩いて行こう。 スタジアムにはなんだってある。 試合がある、スタジアムグルメがある、ビールがある、音楽がある、たくさんのサッカー仲間がいる。 サッカーを観に行こう。その前後にすたすたぐるぐる歩いてみよう。 そんなことをしているうちにサッカー仲間が集まってきた。 そして、サッカーの愛し方を語っているうちに、『すたすたぐるぐる』という本になった。 この本はサッカー旅の本。旅の本だから、サッカ

なぜさいたまダービーはここまで盛り上がるのか~その答えは市議会にあった~

さいたまダービー。それはわれわれ大宮で暮らす者にとって特別な意味を持つ。これは単なるサッカーの試合ではない。街のプライドと誇りをかけた「戦争」なのだ。 とはいえ本当に浦和の街に向けてミサイルを打ち込むわけにもいかない。浦和にも良き友人はたくさん住んでいるし、お気に入りの鰻屋もある。なにより浦和が麻痺すれば、大宮から東京に出るのに川越か春日部を経由しなければならなくなる。著しく不便だ。そして浦和の反撃によって大宮の被害も甚大になることだろう。大宮と浦和の間に位置する与野は、日

旅とサッカーのYoutubeLIVE!!9月15日20時スタート!!

9月15日(水)の20時よりYoutubeLIVEを行います!! チャンネル登録をしておまちください!! \OWL Channel/↑クリック!! 番組では、大盛況のクラウドファンディングの途中報告をしつつも、本の内容についてより詳細にお伝えしようと思っています。 大まかな構成はこんな感じです。 ※気まぐれに変更するかもしれません。 『〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編』先行販売終了駆け込みスペシャル!! 1.挨拶 自己紹介 中村慎太郎 @_s

成功を確信!!サッカー旅本『〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編』

昨日、ボウゲラチェックを行った。 ボウゲラとは何かというと、ボウフラでも、ボウシゲラでもない。ボウシゲラというのは、帽子をかぶったような模様があるキツツキのことで、上野動物園で見ることが出来る。カラスくらい大きくてびっくりする。 クラファン実施中!! 棒ゲラ。 ゲラというのは、出版用語で、大雑把に言うと紙に印刷されてきた原稿のことだ。書籍サイズの枠の中に原稿が収まっていて、その枠のことをゲラというらしい。 元々はGalley(ガレー船のこと)といったらしく、大量の奴

埼玉県のサッカー旅本が売れてほしい、個人的な理由

※この記事は、全文無料でお読みいただけます。 みなさんどうもこんにちは!9月に入り、「今月は痩せるぞ!!」と意気込んでいる桝井かほです。 先日、OWL magazineのアンバサダーを担当させていただくことになりましたが、いまだに何をしていいのか……。アンバサダーの意味を調べたところ、「親善大使」とでてきて、わたしに務まるのかと不安になっています。 とはいえ、わたしのモットーは「考えるより即行動」。なので、目の前にあるできそうなことからやってみます。 ということで今回

内容紹介!!『〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編』

サッカー旅の本を出します!!9月より創業予定の株式会社西葛西出版を版元として、OWL magazineブランドでの書籍出版となります。代表取締役は、不肖ながら中村慎太郎が務めます。 出版社としてやっていきたいことは色々あるのですが、OWL magazineというブランドでは、日本各地の地域の面白さを「サッカー旅」というファインダーを通して明らかにすることを目指しています。 その過程を通して、サッカー旅を楽しむサポーターという文化が、定着していくと信じています。 という

【親展】L・ダミアンのオーバーヘッドにワクワクした方へ―とある競技のススメ―

まるでマンガの世界!オーバーヘッドキック炸裂!!こんな内容が、少し前にSNSを賑わせました。私はフロンターレサポーターなので目に入りやすかったこともありますが、他チームのサポーターさんも複数人が話題にしていたと記憶しています。 話題になった内容としては、川崎フロンターレに所属するブラジル人選手のレアンドロ・ダミアンが、オーバーヘッドキックからゴールを生んだというものです。 ちなみに「オーバーヘッドキック」を辞書のようなもので調べると、以下のような説明が書いてありました。

そのユニフォーム、いつ買うの?いつ着るの?

クローゼットを開けると、我が物顔で占領する色とりどりの洋服が目に飛び込んできます。 クローゼットの中身を値段順に並べ替えると、それらは必ず上位を占めていて、サポーター歴が長くなれば、長くなるほど、その枚数は増えていきます。 そう!クローゼットを占拠するのは、色とりどりのユニフォームたち! ユニフォームは、マーキング代金も含めると約15000〜20000円ほど。私服でその値段は躊躇してしまいがちですが、シーズン開幕前のサポーターは、一寸の迷いもなく「購入」ボタンを押すので

浦和の宴、そして川越へ!!俺たちが旅に出る最大の理由、それはビジネスホテルにある!!

1泊2日の浦和旅行を終え、鰻を食べて帰宅しようと考えていた。しかし、気が変わった。浦和にもう一泊することにした。 特に用事もないのに2泊3日する人も珍しいかもしれない。しかし、来てみて驚いた。ぼくは浦和になら何日間でも言える。浦和サポの反響はまったくないのでお世辞を言う必要はまったくない。本音である。 さて、ぼくは、今から浦和二日目の夜を過ごそうとしている。今日は……。ビジネスホテルが相棒だ。 静寂な浦和の街は原稿を書くのに非常に都合がいい。文章が書けないで困っている人

ブロガーが番記者になって感じた、浦和レッズの「ニュースバリュー」 【エルゴラッソ沖永雄一郎記者インタビュー後編】

少し前のことになりますが、久しぶりに、コンビニでサッカー新聞エルゴラッソを買いました。 きっかけは、ジェイさん(沖永雄一郎記者、エルゴラ浦和番)のツイート。 中を開くと、カラーの見開きが2つも! 新生レッズ始動。集った野心溢れる男たち 3年計画の2年目。”らしくない”補強は変化の証 開幕前というのもあると思いますが、浦和がこれだけ大きく取り上げられるのは久しぶりな気がします。 もちろん、記事はすべてジェイさんによるもので、新加入選手記者会見のレポートや補強分析が載