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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2022年1月の記事一覧

フットゴルフ大会に知識・経験ゼロで出場し、飯田真輝選手とラウンドした男の絶望、そして救済

 フットゴルフという競技がある。    名前の通り、ゴルフボールの代わりにサッカーボールを蹴り進めるスポーツである。フットゴルフ専用の大きなカップへとボールを沈めたら次のコースへと進む。    フットゴルフの名前は知っていたが、また謎のマイナー競技が誕生したのかなと思った程度で自分でやってみようとは思わなかった。  そんな中、栃木SC&ヴィアティン三重サポーターのかずみさんからフットゴルフの大会があるから出てみないかと誘われた。しかし、ゴルフだけはやらないと心に決めていた

【無料公開】あしかセレクトOWL magazine1月記事ベスト3選

こんにちは、OWL magazine管理人のあしかです。 早いもので2022年最初の月が終わろうとしています。 国内サッカーの短いオフシーズンも、残すところ1ヶ月を切りました。開幕が待ち遠しいですね。 今年は、チャントを歌って応援できるスタジアムの日常が戻ってくることを願ってやみません。 国内サッカーのみならずワールドカップ最終予選を戦う、日本代表の試合も残り3試合。カタール行きへのキップを必ず掴んでくれることでしょう。 さて、昨日の桝井かほさんのセレクト記事に続き

【無料公開】1月のイチオシ記事~OWL magazineアンバサダー桝井かほ

こんにちは!OWL magazineアンバサダーの桝井かほです。 今回は、月末恒例のセレクト記事を更新します! 1ヶ月経つのがあまりに早くて、毎月びっくりしてしまいます。今月は特に、感情が大きく揺れる出来事だらけであっという間に感じました。 OWL magazineの記事だけは読むようにして、サッカーや人に触れ、救われていた気がします。OWL magazineの存在意義を、こんな形で感じることになるとは......。 さて、それでは今月のイチオシ記事を紹介します。

サッカーでひも解く女性アイドル~乃木坂46は、マンチェスター・シティだった~

「そんなにサッカー見ていていったい何の役に立つの???」 ある人からそう聞かれたことがある。 僕つじーがサッカーを見ているのは、仕事でもなければ義務でもない、趣味だ。そもそも趣味は何かの役に立つためにするものではない。 極論言えば、役に立つから趣味をはじめるなんて、本末転倒だとすら思っている。 その反面、サッカーを見ることに僕は人生の多くの時間を割いている。 これだけ時間を割いているのだから、少しは何かの役に立って欲しいという思いもある。 例えば、サッカーのおかげで知

翔べ、キヅール!〜がんばれ、マスコット総選挙!〜

皆さんこんにちは! OWL magazineライターの五十嵐メイです。 今年もマスコット総選挙の時期がやって参りました。 私の目の前で、西葛西出版の副社長大城あしか氏が、今まさに携帯を片手にアビーくんに投票しようとしているところです。 残念ながら今年は不参加を表明している東京ドロンパを擁するFC東京サポの中村慎太郎氏は「マスコットに順位をつけるなんて!」と言いながら、パソコンをカタカタしています。 マスコット総選挙、私はマスコットの魅力を再確認できるイベントなんじゃない

旅の支度をはじめよう【shortletter】

この記事は恋する主婦サポーター、むぎちゃさんこと、さとうかずみさん(twitter)に寄稿していただきました。OWL magazineメンバーで遊んだ「次期Jリーグチェアマン最有力候補」と噂されるかずみさんの文章をぜひお読みください。 OWL's Forestのメンバーによる寄稿ということで無料公開させていただいております。 1月半ば、2022シーズンJFL開幕カード、リーグを闘う16チームが発表になった。JFLの旅2022 分布図を見ながら考えてみる。 なぜ私はスタ

もしも2億円があったならあなたはどこを旅しますか、それともどこかに家を買いますか?

サッカーと旅のマガジンで連載しながらサッカー旅について一度も書いたことがない屋下えまです。本年もよろしくお願いいたします。 たまたま初めて私の名前を目にされた方はこちらをどうぞ。本人が書くより上等なさかまきさんによる他己紹介です。 ここしばらく、「もしもスタジアムのある街に住むのなら」というタイトルで、いくつかのスタジアムや土地の話を書いていたのですが、2022年はじまってすぐだし、ちょっと趣向を変えてみます。 金の話をしよう。ゲスな話をしよう。 うそですうそです。ゲス

サッカー大好きっ子を育てる。保護者は口出しダメよ。

Jリーグゆく年くる年「出会いと別れのオフシーズン」【OWLオムニバス】

こんにちは、あしかです。 OWL magazine書籍化「〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編」を発売してまもなく3ヶ月となります。 これまでクラウドファンディングや西葛西出版オンラインショップ、ネット書店さん、長野県の興文堂さん、池袋のバッカスさん、高円寺のkiten!さんで販売していました。 今月、ようやく地元の埼玉県の本屋さんでお取り扱いいただけることになりました。 その本屋さんは…… 『浦和 蔦屋書店』さんです! 代表の中村が書いたnot

ブックライターは《展開》《突破》《シュート》を繰り返す〜ライターなるには日記【第6回】<裏>

 今週の火曜日、マンションの宅配ボックスに荷物が入っていた。確認すると、小ぶりのダンボール箱がひとつ。私が「構成」で関わった、1月27日発売の『前だけを見る力 失明危機に陥った僕が世界一に挑む理由』の見本である。  5冊の見本と共に、版元の編集者からのメッセージが目を引く。《厳しいスケジュールのなかでの制作となってしまいましたが、丁寧にご対応いただき、感謝申し上げます。》という一文が、ジンと胸を打つ。  思えば去年の年末から今年の年始にかけて、ほぼすべての予定をキャンセル

サッカー旅の執筆力養成講座を開催します!【お知らせ】

以前から何度か話題にしていたサッカー旅の記事を書けるようになる執筆力講座をやります! 本当は今週末に開講したかったのですが、家庭の事情と体調不良で、一週間延期させていただきました。講座の概要は以下のリンク先に書いてあるのでご確認ください!! 【開催日時】 ・土曜日午前コース  1月22日、29日、2月5日、12日、19日 10時〜12時 ・火曜日・夜コース 1月25日、2月1日、8日、15日、22日 20時〜22時

帰ってこないで。選手の移籍についてJ2地方クラブのサポーターが思うこと

 選手の他クラブへの移籍は何度、何年経験しても慣れません。  地元紙の報道が出るたび、公式発表がなされるたび、寂しさと辛さが混じった何とも言えない気持ちになります。  特に資金力に乏しい地方クラブは、オフシーズンに入ると草刈り場となります。  ヴァンフォーレ甲府も2018年オフには15人、2019年オフには12人、2020年オフには16人と、3年連続でメンバーの半数近くが退団しました(契約満了選手を含む)。  2021シーズン終了後の退団選手は8人と例年よりは少ないですが、

OWL magazine選手名鑑〜11の質問〜Vol.7 屋下えま

みなさま、2022年もよろしくお願いいたします。選手名鑑の主、副編集長のキャプテンさかまきです。 年を跨いでも絶賛継続中のこのOWL選手名鑑。すっかり定番連載となりました。このシリーズも気付けば7人目。そろそろスタメンが組めそうな数字になってきました。しかしまだまだ登場していないあの大物、あの美少女、あのコンスレンテも控えています!?ネタは尽きないぞ! さて、年始ということで、改めてこの連載の目的をおさらいしておきましょう! このOWL magazine選手名鑑は、マガ

突然、「サッカーなんてどうでもいい」と言われた日

「世の中の人にとって、サッカーとかスポーツって“どうでもいいもの”なんだからね」。 ニュースポータルのスポーツ担当をしていた約9年前、上司から諭すような口調で突然こう言われました。 なんで? スポーツのニュースって、スポーツ好きやファンが見るものじゃないの? 「どうでもいい」姿勢で発信して大丈夫なの? え、なんで? パイセン、俺はスポーツを愛してるんだけど、お言葉の意味がよくわからないです……! キラキラのIT企業で念願のお仕事みなさん、こんにちは。本日の記事は、スポ