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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2021年7月の記事一覧

桝井かほさんとの悪魔の取引と17年年上の中村慎太郎の五輪記事。

オリンピック楽しんでいますか? そろそろ飽きてきていませんか? それよりぼくと踊りませんか? 夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか。 ふふっふー ふふっふー、こんにちは。 OWL magazine代表の中村慎太郎です。 月末は今月の記事をいくつかピックアップして紹介することになっていますが、今回は麻酔かほさん、ではなく、桝井かほさんの書いた記事を紹介します。あと、僭越ながら東京五輪について書いた拙記事について少し紹介したいと思います。 前半も後半もOW

「蹴日本紀行」の発売に想いを寄せて

読者の皆さん、鹿島アントラーズサポーターの五十嵐メイです! ここ最近、忙しさにかまけてOWL magazineでの影が薄まりつつあるような、そうでもないような……。 Jリーグの沼だけではなく、最近ではFリーグの沼にズブズブに浸かっている五十嵐メイですが、宇都宮徹壱さんの新著「蹴日本紀行」の出版記念イベントに出演させていただきます!! OWL magazineで寄稿いただいている人気連載「白地図シリーズ」。その白地図シリーズを元にした書籍「蹴日本紀行」が、明日7/31(土

限りなく爽やかなプレゼントにふんわりと軽い下心を添えて【Short Letter】

急に白いスニーカーが欲しくなったのは、可愛い靴紐がほしくなったから。 ということで、白いスニーカを買う前に靴紐買ってしまいましたクシュレ。 クシュレは先日OWL magazineアンバサダーに就任した桝井かほさんが伊賀組紐の糸伍株式会社とタッグを組んで送り出した素敵なシューレースです。 くつひもにアンテナを張るようになった頃、偶然出会ったのが伝統的工芸品にも 指定されている伊賀組紐を製造されている糸伍株式会社の松田社長でした。 松田社長に、「スポーツシーンに適するくつひも

【Short Letter】Shortrip Letter 〜高野山・奥の院へゆく〜 ※前編

※この記事は僕、ユウの旅日記です。サッカーの話題は出てきません。 今回は和歌山県、高野山へ行って参りました。 ------------------------------------------------ 久方ぶりに、朝焼けを浴びた気がする。 朝が苦手な私にとって、太陽とは朝起きたら、常に高く登っている、そんな類のものである。 ところが、旅に出る日は訳が違う。前の晩、どれだけ遅く床に就こうとも、日の出前から目が覚めてしまう。 最寄駅からの二番列車に乗り、今日は一

下を向いて歩こう!ご当地マンホールのススメ【short letter】

コロナ禍がなかなか終わらない今日この頃ですが、皆さんはアフターコロナで何をしたいですか? ここは旅とサッカーを愛する人々の集まり。「アウェイ遠征に決まってるだろ!」という解答が山のように返ってきそうですが、その際にご提案があります。 サッカー観戦の道中、ちょっとだけ下を向いてみませんか!? そう。僕たちの足元には、マンホールの世界が広がっているのです。 マンホール巡りのススメ僕の趣味の一つに、マンホール巡りがあります。マンホールなんか見て何が面白いんだ、と思う方もいら

NHKテレビ英会話GOAL!って知ってる??【short letter】

英語の筆記体っておしゃれで可愛い。 そう思っている世代がいることを最近知りました。 嘘か本当なのか、僕には分かりません。分かりたいとも思いません。 なぜなら、僕は筆記体のせいで英語が苦手だったからです。 もちろんアルファベットAからZまで筆記体で書けます。小文字も書けます。 でも、他人が書いた筆記体は全く読めません。 筆記体で授業をする中学校の英語は本当に理解不能でした。 授業もテストもブロック体禁止。筆記体で書いた英単語のスペルを間違っていないにもかかわらず、

OWL magazine選手名鑑〜11の質問〜 Vol.1 とよだたけし

OWL magazineも、おかげさまで創刊してから2年と6ヶ月以上が経過しました。2021年1月からは毎日リリースを開始し、早半年。毎日更新される、旅・サッカー・日常・出版・その他もろもろな記事たちを、皆さま楽しみにされていることと思います! 執筆メンバーも続々と増加中です。noteの有料マガジンでは、共同執筆できるメンバーが20人までという上限があるのですが、OWL magazineはすでにその上限を越えようとしています。 この記事を読んでいるnoteの中の人!なんと

宇都宮徹壱さんからの特別ご招待!最新作著書の出版記念オンラインイベントをやります!

みなさまこんにちは!OWL magazine編集長の大澤あすかです。 本日はOWL magazine読者のみなさま向けに、とっておきのお知らせがありましてこの場をお借りします! われらが宇都宮徹壱さんによる、好評を博した連載「白地図シリーズ」。この白地図シリーズが元になった書籍『蹴日本紀行 47都道府県フットボールのある風景』が、きたる7月31日より発売となります。 本作は宇都宮さんの単著12冊目にして初めての写真集となる最新作で、先行予約分は完売するなど、既に本作に対

うれしはずかし、はじめましてのフクアリで迎えた3→4の節目。ー五輪の裏側、天皇杯日記ー【重要お知らせもあり!】

近くて遠かった、フクアリフクダ電子アリーナ、略してフクアリ。そこはJリーグファンには言わずと知れた、ジェフユナイテッド千葉の試合が行われるスタジアムです。 そしてフクアリに訪れる日を、私は今か今かと待っていました。なぜなら......。 ・自宅から比較的気軽に行ける距離の上、駅から近い ・見やすさなど、スタジアム機能の評判が良い(体感) ・フロンターレサポーターに愛される、GKの新井章太選手がいる ・有名スタグルのひとつである、喜作のソーセージにかぶりつきたい ・魔境と言

オリンピック関係者に乗ってもらったタクシードライバーが国際大会の意義について考える【全文無料】

東大卒だけどタクシードライバーやってます。 そんなキャッチフレーズを掲げながら、コロナ禍で人のいない東京を走り続けてきた。現在は、タクシードライバーと出版社経営の複業体制を成立させるために動いている。 さて、この記事を書いている現在、裏では開会式が放送されている。なんで見ないのかと言われると、そもそも「何とか式」という類のセレモニーが苦手なので、どのオリンピックでも開会式は見たことがない。 さておき、我々はオリンピック関係の報道に随分とうんざりとさせられてきた。 ぼく

サッカー日本代表(U-24)初戦勝利とOWL magazineからのお知らせ

先日、タクシードライバーとしてオリンピック関係者を乗せました。呼ばれた時から指示内容がまったく違うのですぐわかります。 五輪会場でも入れる特別な標識を着けて向かうと……。 ーーーーーーーーーーーーーーーー コロナ禍の中で行うオリンピックについてはずっとモヤモヤとしていたのですが、このときの経験から自分の中で1つ決着がつきました。 これはブラジルW杯に1ヶ月滞在したことがある自分だからこそ言えることだと思います。 という趣旨の記事を書こうと思ったんですが、夏バテとオリ

「俺達の○○」 浦和レッズサポーターから見た東京五輪

いよいよ東京オリンピックが開幕する。 開会式は明後日なのに気が早いな、と思う人もいるかもしれない。 しかし、僕が好きなサッカーという競技は、開会式に先立って始まる。 日本代表の初戦は、男子は明日(7月22日)、女子は今日(7月21日)である。 今回のオリンピックは、競技面以外での紆余曲折が激しく、正直、気持ちを盛り上げにくいところもある。 それでも、吉田麻也選手が訴えたように、出場するアスリート達は、「毎日命かけて、人生かけて戦って」、五輪という檜舞台に立つ。 そ

29歳、サッカー移住に向けてIELTSに挑戦。【英語を学ぶ理由】

2021年6月19日。 朝4時。 眠い目を擦りながら、ロンドンで行われているEURO2020のイングランドvsスコットランドを観戦していた。 この後9時から、市ヶ谷でIELTS(英語能力試験)を受ける。 そう、試験前の受験生だ。 今までの努力が無駄にならないように、 試験に出そうな英単語や文法表現の総復習すべきかも知れない。 いや、そんな事はない。 サッカーを観に行く為に、サッカーを伝える為に英語を学んでるんだ。 英語の試験の為にサッカーを見ないなんて、本末転

銭湯で聞く訛り混じりの会話に、旅情を感じるのだ。【Short Letter】

郵便受けに、1枚の絵葉書が入っていた。 それは、ある銭湯からの招待状だった。 差出人の名前は、人蔘湯という。まるで身体の芯から暖まりそうな薬湯のような名のその風呂屋は、愛知県豊橋市にある。 実はこの招待状、銭湯を存続させるためのクラウドファンディングの返礼なのだ。昨年一度閉店したが、新たな経営者を迎えて復活をすると聞いて思わず協力をしたのだ。葉書の四隅を切り取って、2回分の入浴券とドリンクと引き換えることができる。 単なる復活ではない。なんと、サウナが新設されたという