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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2021年6月の記事一覧

ターキッシュ山登りサッカー少女の入山と随分前のガイナーレ鳥取記事について【6月ハイライト】

明日には編集長がしっかりとしたまとめを作ってくれるはずなんですが、私は私で1記事に絞って今月を振り返りたいと思います。この記事の目的は人にフィーチャーすることです。 あ、そのまえに!!OWL magazineの今後、7月中に決めて、8月から動きます。今の所の選択肢は2つ。 ・このまま継続 ・別のマガジンとして作り直す です。というのも、いまのマガジンの形態だと著者陣20名までしか登録できないんですよね。でも、今22人います。これほど喜ばしいことはないのですが、対策は考え

知識は無くとも恋には落ちる。松本山雅FCサポーターの情熱、サッカー知識ゼロの私を狂乱させた夢の世界

この背中を越えて、更なる頂を目指せ!! 初めましての方も、そうでない方も、こんにちは。薄荷(はっか)と申します。 サッカー知識ほぼ無し。ただ愛と勢いで、地元である信州松本のフットボールを追い求めていたところ、この度なんと憧れのOWL magazineにて書かせていただけるという運びとなりました。 当記事は所信表明ということで、自己紹介を兼ねた内容になっております。 読みたいのはサッカーのことだ!! というアツい皆様は、どうぞ序盤はすっ飛ばして、見出しリンクからお好きな

スーツケースに詰め込んでいるのは夢じゃなくて、中年のおしゃれ心と現実です。【Short letter】

どんな人にも「よくわからないけれど好きなもの」があるのではないかと思います。 わたしのそれは黄緑色。 だからついつい黄緑色のグッズを見つけては買い、家に置いて満足しています。 最初に買ったノートパソコンであるクラムシェル型iBookも、スペックの関係でグラファイトになっちゃったけど本当に欲しかったのはキーライムでした。 サッカーチームのユニフォームカラーでいうと、湘南ベルマーレや鳥取ガイナーレの色。そして鈴鹿ポイントゲッターズの「ゲ・G」の色。 特定の贔屓チームを持た

栃木でフットボールを堪能するための2つのアイデア【Short letter】

先日、栃木県に行ってきました。 栃木を訪れるのは、2013年9月15日に栃木SCvs北海道コンサドーレ札幌の試合を観に行って以来です。この試合は試合終盤、ビー玉状の大雨が降るくらい天候が荒れた試合でした。3-3で迎えたATに現在は柏レイソルで活躍するクリスチアーノに決められ、3-4でコンサドーレが敗れました。 あれから8年。僕は今回栃木に行き、サッカーを大いに楽しんできました。 そこで今回は「栃木でサッカーを堪能する2つのアイデア」として、 ①フットゴルフを楽しむこと

OWL magazineを続けていく上で悩んでいること。

OWL magazineをやっていく上で、ちょっと悩んでいることがあります。 継続するかどうかって? そこは正直よく悩みます。というのも、OWL magazineというのはぼくの個人事業なのですが、労力がかなりかかる癖に、収益性がほとんどないからです。 黒字があった時期にいくらか入ったこともあるのですが、どう考えても収支は赤です。といってもメディアというのはそういうものです。やりたいこと、やるべきことならお金にならなくても「やせ我慢」して続けるべきなんだろうと思います。

キャプテンさかまきの放送後記〜2021年6月号〜

おまたせしました。キャプテンさかまきです。この一か月、皆さんはいかがお過ごしでしたか? そう、6月といえばプロ野球の交流戦でしたね。パ・リーグが圧倒的に有利と思われていた中、セ・リーグが久しぶりの勝ち越し。意地を見せてくれました。一方で交流戦で優勝し、パ・リーグでも首位に立ったオリックスの躍進には驚きを隠せません。 確かに、山本由伸や宮城大弥と日本屈指の先発投手を揃えてはいますが、そのほかのメンバーはメジャー帰りの平野佳寿や阪神タイガースから移籍してきた能見篤史といったベ

そのユニフォーム、いつ買うの?いつ着るの?

クローゼットを開けると、我が物顔で占領する色とりどりの洋服が目に飛び込んできます。 クローゼットの中身を値段順に並べ替えると、それらは必ず上位を占めていて、サポーター歴が長くなれば、長くなるほど、その枚数は増えていきます。 そう!クローゼットを占拠するのは、色とりどりのユニフォームたち! ユニフォームは、マーキング代金も含めると約15000〜20000円ほど。私服でその値段は躊躇してしまいがちですが、シーズン開幕前のサポーターは、一寸の迷いもなく「購入」ボタンを押すので

天皇杯は面白い。天皇杯2回戦 ヴィッセル神戸vs鈴鹿ポイントゲッターズ観戦記【Short letter】

天皇杯は面白い。 6月16日 天皇杯2回戦・ヴィッセル神戸(以下、神戸)vs鈴鹿ポイントゲッターズ(以下、鈴鹿)の試合は4対0で神戸の順当勝ちでした。 結果だけ見れば鈴鹿が一方的にやられた印象を受けるかもしれません。 確かに現地観戦をした僕の目にも鈴鹿の失点シーンは神戸に「いなされた」感が残る試合でした。 定規で測ったかのような等間隔のフラットな守備隊形で守る鈴鹿。練習のほとんどを守備練習に割いたと思われます。細かく神戸の攻撃対策を敷いた鈴鹿の守備を掻い潜り、神戸が得

サッカー旅とは餃子であり、我々サポーターが辿り着く究極のメニューである。

タイトルの通りです。 「サッカー旅とは餃子であり、我々サポーターが辿り着く究極のメニューである。」 以上。ご清読ありがとうござい……。 駄目ですね。 物書きはこういうことをしてはいけません。 社会人のルールとして「報・連・相」はシンプルかつ正確にしないといけないというものがあります。いや、社会人と言うよりも組織人というべきでしょうか。 しかし、物書きはシンプルで正確に伝えてはならない!!!

旅とサッカーという夢のために、命を賭けて「○○ウ○○○○○○ン○」をします。

八ヶ岳あたりに家族旅行に行っていました。 ひっさびさにお外に遊びに行ったので子供達は大興奮でした!!家族旅行をすると、金銭的にも労力的にもなかなか大変ですが、これを家族サービスと捉えることなく、自分が人間として成長させてもらえる良い機会と考えたいと思います。 人には優しくしようと思っています。そして実際に優しいし、どんなに忙しい時に連絡が来ても邪険にせずに、最優先で話を聞こうと心がけています。どこまで出来ているかはわかりませんが。 でも、家族に話しかけられた時は「いま取

最北端の街で、僕はさかまきになった。【Short letter】

「さかまき!お前は俺のフレンドだ!」 ありがとう。君たちとは30分前に会ったばかりだけどね。あと、僕の名前、さかまきじゃないよ。 やんわりと間違いを訂正したのだが、この男たち、いうことを聞かない。 「お前の名前は発音しにくい!」「昔働いていた会社にさかまきって日本人がいたんだ。似た名前だし、いいだろ!」 なんてことだ。このようなトンデモな理論で、私の名前はさかまきにされてしまった。そんな横暴な男たちの正体は、こいつらだ。 誰!?このポーズは何?あと、背景の水飛沫すご

旅、すなわち「県境をまたいだ移動」が禁じられる時代に〜フットボールの白地図 改め『蹴日本紀行』を語る<その弐>

 まずは近況から。  OWL magazineでも連載していた「フットボールの白地図」が、このほど『蹴日本紀行 47都道府県のフットボールのある風景』という写真集として上梓されることとなった。読み方は「しゅう・にほんきこう」。昭和世代ならば、冨田勲作曲によるNHKの紀行ドキュメンタリー『新日本紀行』のこちらのテーマ曲を想起することだろう。実際、追い込み作業の間は、時おりYouTubeで『新日本紀行』のアーカイブを再生しながら、気分を盛り上げていた。  一言で47都道府県と

農業とサッカーは似ている?~埼玉の農業者が、アルディージャをカイゼンする~

突然ですが、読者の皆さまに問題です。 「ねぎ・ほうれんそう・きゅうり・ブロッコリー・さといも・かぶ」 こちら、何のことかわかりますか? 正解は「埼玉県が収穫量ベスト3に入っている農産物」です。ピン芸人・SAKURAIのネタのようなつかみになってしまいました。 ちなみにベスト5まで広げると、小麦・枝豆・栗・コンニャクイモなども入ってきます。「翔んで埼玉」など、何かと馬鹿にされがちな埼玉県ですが、日本の台所、とりわけ首都圏の台所を支えているのは、他でもない「農業大国」埼玉

サッカー好きが他のスポーツを見てみたら【OWLオムニバス】

OWL magazineのオムニバス記事企画です! この企画では、OWL magazineに寄稿しているメンバーだけでなく、読者を中心としたコミュニティOWL's Forestのメンバーも参加しています。 OWL's Forestでは、オムニバス記事への参加以外にもたくさん楽しい事があります!!メンバー間の交流はもちろん、ラジオ番組の制作・企画などにチャレンジする創作活動を行っています。出版企画の会議をのぞき見することもできます。 興味を持たれた方は、下のページをクリッ