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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2021年2月の記事一覧

おめでとう!鈴鹿ポイントゲッターズ【2月の雑炊 Short letter】

こんにちは。マリノスサポーターのすずです。 OWL magazineでは、月末に配信される記事を「雑炊枠」と呼んでいます。鍋の最後に食べるのは雑炊ですよね。うどん派の方もいらっしゃるかもしれませんが、月の最後に出す記事なので、そんなふうに呼んでいます。そして、この「雑炊枠」は、月内に活躍した人が好きなことを書けるのです。なにをもって活躍したというのか、それはOWL代表の中村さんの一声で決まります。 「雑炊作って!」 「はーーーい!」 この冬、トマト鍋にハマりました。正

“スーパーきゅうり”が思いださせてくれた「大切なこと」

そのDMは、ある朝突然送られてきました。 私が最も苦手としている企画書の作成に追われている時に、突然パソコンから聴き慣れない音が鳴り響いたのです。 どうやらTwitterのDMが届いたようです。 「なんだろう?」と不思議に思いながら、開きました。 すると──。 「おう。メイちゃん。おめでとう。ガクユニあげるせ。」 そんなぶっきらぼうなメッセージが目に飛び込んできたのです。 一体これはなんのメッセージなのでしょうか。 別のことに集中していた私は、メッセージをパッと見た

育児パパのサッカー観戦に変化が訪れようとしている!!

昨日、悲惨な事案があって、更新が出来なかった(一応記事は出したので毎日更新は途切れていないが!!)。 反省をこめてこの記事は無料公開とさせて頂く。 さて……。 我が家には2人の子供がいる。長男は8歳、長女は4歳である。 長男が生まれたのは2013年のこと。 2013年といえば――。 2ステージ制の開幕が宣告されサポーターが猛反発をしていた頃。 FC東京ではポポビッチ将軍によるパス回しサッカーが展開され、長谷川アーリアジャスール。 先代ディエゴオリヴェイラのルー

ごめんなさい。今日の担当なのに酔っ払ってしまいました。

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キャプテンさかまきのラジオ放送後記〜2021年2月号〜

おまっとさん!ラジオDJのキャプテンさかまきです。 2021年も気がつけば2月の終わり。 もう今年の1/6が終わるんですか?暦の上では春なんですか?どうして締め切りギリギリまで記事を書いているんですか? 時の流れは残酷です。 しかし、残酷なことばかりではありません。そう、指折り数えて待っていた今年のJリーグ開幕がすぐそこまでやって来ました!ちょうどこの記事を書いている時、テレビではゼロックススーパーカップが放送されていました。リーグ戦の前哨戦とも言えるこの試合を見ている

4級審判員 —「4級審判のくせに」と言われてもー【Short letter】

4級審判員は下に見られます。 例えばJリーグの試合で微妙な判定があった場合、その判定についてSNSで意見するとお決まりの言葉を浴びます。 「4級審判のくせに」と。 SNSで言われる分については、何も気にはなりません。しかし、実際の試合では、審判ワッペンの色で態度を変える選手から言われることもあり、寂しい想いをすることがあります。 この「4級審判のくせに」という言葉には、2つの理由が込められています。 審判登録制度とは1つ目の理由として審判の登録制度を説明します。

湘南ベルマーレ・横浜FC・横浜Fマリノスのサポーターの皆様! 皆様の愛するチームが献血応援プロジェクトやってますよ!

(本記事は無料公開とさせていただきます。) また大きな地震がありました。 大きな災害が起こったときに、何かできることはないだろうかといつも考えます。 阪神大震災のときには家族や友人がたくさんの人たちに助けられました。 そのとき私は大学一年生で、東京に住んでいました。すぐに駆けつけたかった。でも駆けつけられなかった。何もできなかった。 そんな後悔があるからこそ、何かあるたびに、すぐできる何かを探してやるようにしています。とはいえ、募金以外での災害の直接支援はなかなかま

松本城を見て、松本山雅と松本市についてわかったこと【Short letter】

僕は城を訪れるのが大好きです。城めぐりって面白いですよね。アウェイ旅の際、毎回のように城を探しては訪れています。 OWL magazineでも以前、城にまつわるこんな記事を書きました。 2019年5月に僕は松本城を訪れました。松本山雅FC vs 北海道コンサドーレ札幌の試合があったためです。 松本城に行ったとき、ふと思いました。 「城を見れば、サッカークラブの特徴がわかるのではないだろうか?」 つまり松本山雅の特徴を知るには松本城を見よ、というわけです。 松本城は

俺の無限ウーバーイーツが全国のスタグルを取り寄せた妄想の結果【Short letter】

なんか今時のラノベでもこんな出オチみたいなタイトルつけないよ、とツッコミが入りそうな気がするけど気がしただけでそこは華麗にスルーして流しておこう。 中東の笛くらいの気まぐれさだと思えばまあいい、という感じのゆるさで。 こんな自由にスタジアムに行けないような世の中じゃポイズン、はさておいて。 では妄想すればいいじゃない。 妄想する分には我々はどこまでも自由だ! どこでもドアだってタイムマシンだってホンヤクコンニャクだってあるぞ! というわけで、もしどこからでも来てくれる

遠すぎるスタジアムと亀のごときクラブの歩み〜フットボールの白地図 by OWL Magazine【第23回】大分県

<大分県> ・総面積 約6341平方km ・総人口 約112万人 ・都道府県庁所在地 大分市 ・隣接する都道府県 福岡県、熊本県、宮崎県 ・主なサッカークラブ 大分トリニータ、ヴェルスパ大分、ジェイリースFC ・主な出身サッカー選手 永井秀樹、三浦淳寛、西川周作、清武弘嗣、清武功暉、松原健、安東輝、岩田智輝 「47都道府県のフットボールのある風景」の写真集(タイトル未定)のエスキース版として始まった当プロジェクト。前回は、47都道府県で最も人口が少ない鳥取県を紹介した。今回

打倒、北海道コンサドーレ札幌!!!青赤の魂と共にClubhouseの王へと挑め!!

ぼくには苦手ものがある。それはサッカーの戦術である。戦術を知らないでどうやってサッカーを見ているんだと思う人もいるのかもしれないが、見て楽しむ分には問題ない。 むしろ、あまり分析的に見ないほうが楽しむという意味では有利なのだ。例えば、仕事で映画を作っている人は、作品そのものを楽しむというよりも「ああ、こういう手法もあったか。」とか「この俳優さん、こういう演技もできるのか、次回作でブッキングできないかな?」などという思考になってしまう。 それは娯楽というよりも仕事なのである

スケジュールノートの上で旅をしよう【shortletter】

この記事は恋する主婦サポーター、むぎちゃさんこと、さとうかずみさん(twitter)に寄稿して頂きました。OWL's Forestのメンバーによる寄稿ということで無料公開させて頂いております。さとうかずみさんへのインタビュー記事も併せてご覧下さい! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先日、Jリーグの試合カード 日程が発表になった。 待ってました!! 家まで待ちきれず仕事上がりで近所のカフェへ。手短に挨拶と注文を済ませ、コーヒーを受け取りいつもの席へ。

手にとらば 在りし日思ふ 紙のチケット

私は雨の中、カシマサッカースタジアムに向かっていました。 到着して係員から「ソレ」を受け取った瞬間、何故かとても懐かしい気持ちになりました。 「あ、なんか久しぶりだな。こんなところに”しかおファミリー”がいるぞ」 手荷物検査を終えて係員に「ソレ」を渡すと、係員がしかおが描かれた部分をビリっともぎり、半券を返してくれました。たまに上手くいかず、破れた半券が手元に戻ってくると、少しだけ残念な気持ちになります。 「試合前から縁起が悪いな」 そんな気持ちになるのを少しでも減ら

祝!!OWL magazine2周年!!!

どんな曲を聴きながら記事を書いているのかと最近立て続けに聞かれたので、気まぐれに紹介しています。この記事は、壮大なケルト音楽を聴きながら書いています。 どんな音楽を聴くのかを決める段階で、ぼくの文章は始まっています。良かったら、こちらを聞きながらお読み下さい。 ちなみにケルト音楽を聴くことは稀です。どちらかというと書きづらい音楽です。 さて……。 そういえば……!そういえば……!! OWL magazine2周年!!! パンパカパンツ!!(編集長の口癖、意味はわか