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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2019年11月の記事一覧

フクロウのふりかえり 2019年11月

OWL magazine 2019年11月のまとめ記事をお届けします。この記事の文章は全て無料でご覧になれますが、文中でご紹介している記事には有料記事があります。月額700円で15〜20記事が読み放題となりますので、よろしければこの機会に定期購読をお申し込みくださいませ。 はじめに皆さん、こんにちわ!つい先ほど、J1の試合が終了しました。優勝争いは横浜F・マリノスがかなり優勢になりましたね。そして松本山雅FCとジュビロ磐田の降格が決定しました。 J2との入れ替え戦は、湘南

浦和・鹿島・FC東京・柏・横浜FC・ハンドボールで話し合ったらこんな話になった 〜OWL編集部座談会〜 2019年11月

OWL magazineでは月に一度、東京駅周辺で集まってオフラインミーティングをしています。オンラインミーティングを試したこともあるのですが、やっぱり話し合いの密度が違うようで、集まって話すようになってから色んな事が一気に進むようになりました。 せっかく集まっているので座談会式の記事でも作ろうということになったので、今回から試しにやってみます。我々としてもとても楽しいのと、今回はぼくが作りましたが、メンバーが記事を作る練習にもなりそうなので、今後もやっていこうと思います!

USB南野拓実選手を観るためにヨーロッパ2,000kmを緊急移動!異変、大変、彼イケメン♡

USB。一般的にはパソコンに指すメモリーや、ケーブルなどを思い出すでしょう。 でも、サッカークラスタの私には、別のものが頭に浮かびます。 「う(U)っさ(S)いんじゃ、ボ(B)ケ」日本代表で、現在新記録となる4戦連続ゴール中。絶好調の南野拓実選手が、セレッソ大阪所属時代にとある選手に向かって言った言葉です。 サッカークラスタの中では有名な話。 こんな感じで、USBといって南野選手を思い出すのは、私だけじゃないはず。 王子さまのような、端正な顔立ちとあまりにもギャップ

ティーンは短し旅せよ乙女 ~19歳グラサポ女子クロニクル~

みなさん、はじめまして! 名古屋グランパスサポーターの福島愛海(あみ)と申します。 「勝ち点3が欲しい!」が口癖の19歳です。 ホームもアウェイも行ける試合は全て現地に行くをモットーに、8歳の時からグランパスを応援し続けて12年目になります。 現在は、新潟県のJAPANサッカーカレッジでスポーツビジネスを学んでいて、「ある夢」に近づくために奮闘中です。 夢については、この文章を通じてじっくり語らせて頂きたいと思っています。 夢を実現させるために、最近は現地で応援できな

懐かしさと親しみと歯がゆさと〜未知の国・キルギスで感じた不思議なシンパシー<後篇>

 キルギス取材から戻って1週間が経過した。「え、まだ1週間?」というのが率直な感慨。それでいて、ビシュケクでの日々が隨分と遠いことのようにも思える。実は帰国してすぐに尋常でない歯痛に苦しみ、歯医者で応急処置をしてから福島での地域CL取材に没頭していた。そうこうするうちに、ふとOWL MAGAZINEの締め切りに気づいて、慌てて執筆した次第。というわけで先週に続いて、ビシュケクでの旅の模様を写真と共に振り返っていこう。  キルギス対日本の前日会見を取材後、タクシーが捕まらない

【ACL決勝】厳選☆これだけは覚えて行きたい!浦和レッズのチャント8選【みんなで後押ししよう】

決戦が迫ってきた。 アジアNo.1クラブを決める戦い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)。予選やプレーオフを含めれば今年2月から続いてきた大会も、いよいよあと1試合を残すのみ。11月24日、埼玉スタジアム2002での一戦でアジアの王者が決まり、幕を閉じる。 決戦のチケットは完売。6万人を収容する国内最大のサッカー専用スタジアムであるが、文字通りの大一番、チケットの争奪戦は激しかった。シーズンチケットホルダーの優先販売があったため、僕は無事チケットを確保できたが、浦和レッ

野津田山 死の彷徨 2019アウェイ町田

野津田(のづた)山は、東京都と神奈川県の境界部に位置する山であり、日本百名山の一つ。 FC町田ゼルビアのホームスタジアムがあり、サッカー観戦のため登山を試みたサポによる遭難事故が後を絶たない。 山頂のスタジアムは「天空の城」とも呼ばれている。野津田山の八合目以上は、とある王族の末裔が所有している。そのため山頂部の県境が確定しておらず、東京都と神奈川県のどちらに属するのか議論が紛糾する。 (民明書房刊 『町田は東京か神奈川か』より抜粋) もし面白かったら、SNSで拡散にご協力

リヤドで感じたアル・ヒラルサポーターの熱量と、埼スタへと繋がった物語 #浦和レッズ #サウジアラビア遠征

浦和レッズサポーターのほりけんです。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝、サウジアラビアの首都リヤドで行われた第1戦は、0-1で折り返しました。現地組の一人として悔しさは残りますが、アル・ヒラルはやはり強敵でした。 しかし、大槻監督も言う通り、「現実的なスコア」で終えられた試合でもありました。あれだけ押し込まれた中、タイトル獲得への条件は十分に残せました。興梠選手は1点取られた段階で「ホームで勝負しよう」と言ったとのことですが、埼玉スタジアムで、本物の浦和レッズを見せつ

懐かしさと親しみと歯がゆさと〜未知の国・キルギスで感じた不思議なシンパシー<前篇>

 11月14日、日本代表はキルギスの首都・ビシュケクにて、年内最後のワールドカップ・アジア2次予選を戦い、2−0で勝利した。この試合をTV観戦していた皆さんは、キルギスのイメージについて「スタジアムが旧態依然としている」とか「ピッチコンディションが悪い」といったイメージが定着しているのではないか。確かにいずれも事実ではあるが、それだけでキルギスという国を判断してしまうのは、いささか残念な話である。  一方で現地組の皆さんは、もっと違った印象をキルギスという国に抱いたはずだ。

2000年冬、合宿所の僕らは、ウイイレで熱く燃えた

ストイクビッチが華麗に舞い、ビレリが吠え、エムポマが跳ねる。 「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」 この記事は、僕が2000年の冬にユーゴスラビアを率いて戦った、雪山での決戦を振り返った戦記です。 初めましての方もいるかと思います。円子文佳(まるこふみよし)と申します。旅とサッカーを巡るwebマガジンをやっています。 今回はプレイステーションのサッカーゲーム、『ワールドサッカー 実況ウイニングイレブン4』(以下『ウイイレ』などと略します)の話をさせていただきます

決戦の地サウジアラビアへ赴く!浦和レッズ、3度目のアジアの頂点に向けた総力戦に臨む

浦和レッズサポーターのほりけんです。いよいよAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝ですね。 2年ぶり3度目。相手は奇しくも2年前と同じ、サウジアラビアの雄アル・ヒラル。アウェイ→ホームの対戦順も2年前と同じ。奇妙な縁を感じます。 アジア2万クラブで初めてとなる、3度目のアジア制覇に向けて、まさに総力戦。僕もサウジアラビアの首都リヤドに乗り込みます。 ついに、ここまでたどり着いた。今季の浦和レッズは、苦しいシーズンを送っている。 シーズン前はリーグとACLの2冠を目標

浦和レッズはアラビア語のツイッターアカウントを開設するべき? サウジアラビアに詳しい人に聞いてみた

浦和レッズサポーターのほりけんです。ご存知の通り、我らが浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進出し、サウジアラビアのアル・ヒラルと対戦することが決まりました。 僕もリヤドに行く予定なので、そちらの様子はまた別の記事にしようと思っていますが、今回は、リヤドに住んだこともあり、サウジアラビアに詳しい友人s.k.のインタビューをお届けします。 中東の政治・経済・社会の動向とサッカーについて、色々話を聞いてきました。ぜひ最後までお読みください! ▼ワールドカップ

【有料記事】メディアを成功させるために必要なたった一つのこと

電車の中でふらりと時間があまったので、今考えていることを書きます。ほぼ全文有料記事で、読むためにはOWL magazineを購読する必要があります。 今考えているのは、メディアを成功させるために出来ることって一つだけだなぁということです。それが何なのかというと無料部分で漏らすような失態をするような私ではないわ!! というわけで購読者向けの記事です。

OWL magazineの紙媒体出版に向けて!!【出版関係者必見!!】

こんにちは。 Project OWL共同代表およびOWL magazine主筆の中村慎太郎です。こういうゴテゴテとした自己紹介は恥ずかしいからあまりしないのですが、今回は気合いを入れています。 というのも先日ついに「次のステップは紙の本ではないか?」という神の啓示があったのです(飲み会で宇都宮徹壱さんからご提言頂いたのです)。 というわけでOWL magazineを紙の本にするという機運が立ち上がってきた昨今ですが、実を言うと書籍化のプロジェクトは既に2回潰れているのです