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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2019年6月の記事一覧

フクロウのふりかえり 2019年6月

OWL magazine 2019年6月のまとめ記事をお届けします。この記事の文章は全て無料でご覧になれますが、文中でご紹介している記事には有料記事があります。月額700円で15〜20記事が読み放題となりますので、よろしければこの機会に定期購読をお申し込みくださいませ。 はじめに皆さんきちんと睡眠は取れていますか?編集長の澤野です。 先月もサッカー界の話題に事欠きませんでしたが、今月も盛りだくさんの一ヶ月でした。特に大きな話題をさらったのが、NBAのワシントン・ウィザーズ

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電動車椅子で「蹴る」サッカーがある 映画『蹴る』 中村和彦監督 永岡真理選手インタビュー

私が映画『蹴る』を観たのは、2月27日に日本サッカーミュージアムで行われた一般社団法人日本障がい者サッカー連盟が主催する上映会です。 映画のパブリシティを担当する福島成人さんのお誘いで会場案内を仰せつかり、受付や会場のセッティングを行いました。 その間、Jリーグの村井満チェアマンが挨拶に来られたり、副理事長の原博美さんは実際に電動車椅子サッカーの体験もされてらっしゃいました。 TV東京の番組『FOOT×BRAIN』の取材もこの時に行われ、タレントの佐藤美希さんは映画に出

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初めてのアップグレードで、ビジネスクラスの虜に♡ FJまりこ的サッカー旅⑤

時をさかのぼること、約半年前。2019年1月のことです。サッカーのアジアカップが、UAEで開催されていました。 日本代表が決勝まで進んだため、UAEの首都アブダビへ行くことにしました。 3連休に1度グループリーグを観に行っていたので、2度目のアブダビです。1か月の間に、2回も行くなんて!自分でもびっくり!! その1度目の帰り道に、OWL magazineの円子さんが言っていた一言が強烈に記憶に残っています。 「(行きか帰り一方ではなく、行きも)ビジネスクラスにすればよ

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関口訓充にファンレターと『あしたのジョー』を渡し続けた 峰麻美インタビュー(前編)

OWL magazineが誇る、サッカー界のインフルエンサー、峰麻美。 以前からの知り合いではあるのですが、意外と僕はこの人についてあまり詳しくはありませんでした。 ベガルタ仙台を応援しているらしいとか、時々ネットで炎上するらしいとか。そういえば、ペットに爬虫類を飼っているらしいということは知っています。 先日のFJまりこインタビューで、「私は応援はしない」という発言がありました。そこで今回は、逆に「応援する人」の考えや行動がどういったものなのかを聞くため、峰麻美にイン

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“ビール映え”の聖地・名古屋より塩分を込めて

この記事は、旅とサッカーを彩るWEB雑誌OWL magazineのコンテンツです。この記事単体で購読することも出来ますが、月額700円で15〜20記事が読み放題となるのでそちらの方がお得となっています。 振り向けば新横浜、気が付けば名古屋 6月19日(水)。 平日ど真ん中の昼下がりに、わたしは東海道新幹線の車内にいた。 周りを見渡すと、白いYシャツに暗色のスラックスというオーセンティックなサラリーマン風の男性たちが車輌を占拠している。 「わたしはエイリアンか。」

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ウルグアイ戦の余韻に浸りながらガウーショの街で肉を喰らう〜コパ・アメリカ取材異聞〜

 6月14日からコパ・アメリカの取材でブラジルに来ている。この原稿はウルグアイ戦が行われた翌日、ブラジル南部のポルトアレグレで執筆している。周知のとおり、日本は初戦のチリに0−4で敗れたものの、続くウルグアイ戦に2−2で引き分け、ノックアウトステージ進出に望みをつないだ(参照)。試合会場のアレーナ・ド・グレミオは、まさに完全アウェイ。それもそうだろう。ポルトアレグレは、ウルグアイの首都・モンテビデオからは車で10時間ほど。実はサンパウロ(同14時間)よりも近いのだから。  

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柏サポの僕が松本から福岡に行くために川崎フロンターレを応援した件

風の強い日でした。昨日アルウィン行きのバスに乗ったターミナルから、今日は信州まつもと空港行きのバスに乗りました。松本発福岡行きのFDA205便は14:30出発予定です。 そして柏レイソルサポの僕ですが、なぜか松本空港で川崎フロンターレを応援することになりました。なんでや! ・松本に行った理由6/15(土)はなぜか、J1松本-仙台の試合を見に、松本に行きました。 そして、6/16(日)は福岡で、J2福岡-柏の試合を見てきました。 松本から福岡へ。東京在住の僕がなぜこのよう

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さらば愛しの久保建英と、共に戦うコパアメリカが、心底楽しみになってきた!!【Youtube】

森保監督はやる気があるんだろうか?!東京五輪世代の選手が多数顔を並べる日本代表は、どう考えてもベストメンバーとは言いがたい。誰がどう見ても明らかだと言っていいだろう。 もちろん、集められる中でのベストだったのかもしれない。あるいは育成などを見据えてのベストという判断だったのかもしれない。 我々に明瞭な答えは提示されることはなく、すべては「ジャパンウェイ」を目指す上での「総合的判断」であるということになるのだろう。 昨日放送したYoutube動画『久保建英レアルへ?! ブ

コパアメリカ解説 with 五百蔵容 OWL magazine&ニコニコ生放送コラボのお知らせ!!

大注目のコパアメリカが始まろうとしています。 大好評だったニコニコ生放送での裏・実況解説ですが、コパアメリカでもやります。今回は、サッカー戦術分析家・シナリオライター・Perfume愛好家の五百蔵容(@500zoo)と、作家の中村慎太郎(@_shintaro_)の二人でお送りします。 試合時間が変則的なので、放送時間も変則的ではありますが、熱戦間違いなしのコパアメリカを味わい尽くせるように、森保ジャパンの「戦術」と「戦略」を読み解いていこうと思います。 今回は、「ニコニ

居酒屋サッカー論 ~試合に負けた後こそ、絶対に負けられない戦いがある~

「とにかく勝てない柏」 待っているのは最高の週末じゃなかったのか。わざわざ愛媛まで来てこれかよ……。 サッカーのアウェイ旅に行っても、試合結果が良いとは限りません。だからこそ、試合以外の部分については、自分が楽しめるようコントロールすることが必要です。 そう、居酒屋での注文ひとつとっても、しっかりした準備とゲームプランを用意しましょう。試合に負けた後にこそ、絶対に負けられない戦いがあるのです。 ・旅における食事の重要性今更ですが僕は旅において、食事を非常に重要なものと

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スペインから来た女性監督と「お嬢様」というパワーワード〜鈴鹿フットボール紀行異聞〜

 今回も小学校の社会科の時間でお世話になった、ぬり絵タイプの日本の白地図の話から始めることにしたい。まずは色鉛筆で、過去にサッカー観戦をした都道府県を、ひとつずつ塗ってみてほしい。北は北海道から南は沖縄まで、まったく空白なく47都道府県を塗りつぶした人は、正直に挙手! あなたは立派な「変態」である(もちろん褒めています)。なぜならJリーグを見ているだけでは、なかなか達成できないからだ。  現在、Jクラブがないのは、福井、滋賀、三重、奈良、和歌山、島根、高知、宮崎の8県。さら

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できる監督はボールを拾わない~柏サポに聞く「いい監督」とネルシーニョ

こんにちは。OWL magazineメンバーの辻井亮輔です。 以前、メンバーの中村慎太郎にOWLの動画配信についてインタビューをしました。 チャンネル登録を是非よろしくお願いします。 今回の記事でも、あるOWL magazineのメンバーにインタビューをしてきました。 そのメンバーとは、円子文佳(まるこ ふみよし)です。 OWL magazineを追っていると、ほぼ毎週火曜日に欠かさず平均6000字程度の記事を執筆しているメンバーがいることが分かります。それが円子で

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エロスとナミビア共和国への旅

エロスの叫び 嗚呼……、嗚呼……。 あああああああああああああああああ。 許して欲しい×4。 タイトルにエロスと付けてしまったことを。 この記事はナミビアへの旅の話がしたいのであって、エロ要素などほとんどない。しかし、タイトルにはエロスと付けざるを得なかった。その理由は後ほど語る。 ちなみにナミビアとはアフリカ大陸の西岸にある国で、ナミブ砂漠があることで有名。W杯の開催地となった南アフリカの北西に位置している。 ナミビア語り@Youtubeさておき、ナミビアを旅

湘南戦の意味 〜「誤審」を越えて〜

浦和レッズサポーターのほりけんです。今回は「世紀の大誤審」が起こってしまった湘南戦を振り返ります。紙幅の多くはその誤審に割いていますが、湘南戦そのものも、監督交代を経てもなお、振り返る価値のある一戦だと思っています。また、前回に続き、旅要素が全くないのですが、OWL magazineに寄稿させてもらうようになって、「サポーター」が「ライター」になって気がついたことも綴っています。「アディショナルタイム」では、欧州トップリーグ初の女性レフェリー、そして女子ワールドカップについて

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