マガジンのカバー画像

OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
¥700 / 月
運営しているクリエイター

2019年2月の記事一覧

フクロウのふりかえり 2019年2月

OWL magazine 2019年2月のまとめ記事をお届けします。 はじめに皆さん、こんにちわ!編集長の澤野です。 OWL magazineが創刊されて一ヶ月が過ぎようとしています。準備期間が僅か二ヶ月しかなかったこともあって、全ての準備が万端だった訳ではありません。1日の創刊以降も、走りながらアップデートしてきたイメージでおります。 時間は駆け抜けるように過ぎてしまいました。ですが、掲載された記事や皆さんの反応を改めて振り返ることで、情報をただ消耗するのではなく、し

有料
100

OWL magazineらしい記事とはなんだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー この記事は有料です。単体でのご購読は300円ですが、OWL magazineをご購読頂くと、すべての記事を月額700円で読むことができます。月間15〜20本程度は更新するつもりなので、月間購読すれば1記事あたり50円以下と大変お得です。是非ご購読下さい!(前月以前の記事は対象外です) ーーーーーーーーーーーーーーーーー OWL magazineとは何だろうか。どんなメディアなのか。どんな記事が載っているのか。そんな話をする機会が増えてきた

有料
300

【石を投げないで】サトミキさんの隣でサッカー観戦をするというJサポの夢を叶えた男。

私信 愛する妻へ この記事は読まないで下さい。くれぐれもお願い致します。 先日、Jリーグ観戦の達人というような位置づけで、ガンバ大阪の開幕戦に行ってきました。ぼくよりも達人は多数いると思うんですが、観戦についての書籍を出している人も珍しいと思うので、まぁなんというか頑張っておいて良かった案件です。 ガンバ大阪の青黒のタオルマフラーをつけて一日ガンバサポです。 そして、隣にはお揃いの青黒マフラーをつけたサトミキさんこと、佐藤美希さんが……!! 多方面から石が飛んでくるよ

有料
300

ごはんと元カレ ~2019Jリーグ開幕に寄せて~

おはようございます。柏レイソルサポーター2年目(通算15年目)の円子文佳です。 今日から柏にとってはJ2開幕です。1年間お世話になります。J2なめてません。 先日のACLの文章を書いた際には、「Jリーグでは柏レイソルを応援していることになっています」と回りくどい表現をしました。僕の柏レイソル応援歴は、2004-2016年と2018年となっています。 つまり、2017年が抜けています。 その年はどうしていたかというと、柏の年間シートを買わず「浦和レッズを応援する!」と周囲

有料
300

中国政府が派遣した女子大生 ACL貴州後編

2013年2月の、柏レイソルのACLアウェイ、貴州人和戦の観戦に来た時の話、後編になります。 前編はこちら ・電車に乗って、アジア最大の滝を見に行こう 2月26日(試合前日)。 この日は一日全く決まった予定はありません。 「地球の歩き方」によると、貴陽から西へ100kmあたりの「安順」からさらに南西へ50kmほど行ったところに「黄果樹風景区」という観光名所があるそうです。中にはアジア最大の滝もあるということなので行ってみることにしました。 朝8時に出発。 貴陽から安順

有料
300

太陽と埃の中で ACL貴州前編

J2ですが、私は元気です! でもアジアの舞台も懐かしい……。 ------------------------------------------- 円子文佳と申します。旅とサッカー観戦が趣味の人です。Jリーグでは柏レイソルを応援していることになっています。『OWL magazine』のプロジェクトオーナーをしています。 https://note.mu/maruko1192/n/n867c6ecaad21 僕の柏レイソル応援歴は、2004-2016年と2018年-となっ

有料
300

鳥取砂丘は世界の夢を見る 後編 ガイナーレ鳥取紀行

OWL magazine  中村慎太郎(作家) @_shitnaro_ 所信表明・趣旨説明「小さなフクロウくんの旅立ち」 OWL magazineの本格派サッカー旅記事第一弾として、ガイナーレ鳥取紀行について書いています。 前編はこちら。 --------------------- 兵庫県三宮から鳥取へと移動し、すなば珈琲で朝食をとり、とりぎんバードスタジアムへと向かった。そして、スタグルを堪能した後、キックオフの笛が吹かれた。 2014年 明治安田生命J3リーグ

有料
300

「鳥取砂丘は世界の夢を見るのか」ガイナーレ鳥取紀行 前編

OWL magazine  共同代表・主筆 中村慎太郎 これから、鳥取を訪れた日のことを語ろうと思う。 OWL magazine初の「本格的な旅記事」として、過去の鳥取を選んだのには理由がある。一つは、まだオフシーズンなので最新の旅に行くことが出来ていないというのもある。 これについては3月に今治を訪れ、順調にいけばベガルタ仙台アウェーに便乗して松本に乗り込み、出来ればホーチミンなどの海外にも行きたいと思っている。ただ、今は昔の旅を掘り起こしていく段階なのである。 こ

有料
300

アジアカップ観戦のついでに、砂漠の中のスキー場で考えたこと

中東、そこはかつて世界の中心でした。 メソポタミア文明の時代には世界で初めての文字が使われていたと考えられています。世界で初めて鉄を本格的に使用したのもヒッタイト人でした。近代にいたるまでオスマン帝国は巨大な勢力を保っていました。 産業革命の時代以降、この地域はしばらく停滞していたと言えるでしょう。しかしその後、石油の採掘に成功した国が現れ、その資金力を生かして再び世界の中心の一つに返り咲いています。中でもカタールは次回ワールドカップの開催国にもなっており、先日のアジアカ

有料
300

イベント情報『蹴球フクロウは旅とサッカーの夢を見る』宇都宮徹壱、峰麻美、中村慎太郎

皆様こんにちは。 OWL magazineの中村慎太郎です。 本日はイベント情報についてお届けします。 ガイナーレ鳥取紀行については、旅のマガジンから出す初めての「ガチ旅記事」なこともあって、調整に時間がかかっています。明後日かその次くらいには更新出来るようにします。もう少々お待ちください。 さてイベントですが、ヨコハマ・フットボール映画祭という毎年行われている映画イベントの中で開催します。 『蹴球フクロウは旅とサッカーの夢を見る』サポーターは旅に出る。写真家やジャー

有料
100

遺伝子の幸福論 ~ヒトは旅をしサッカーで殴り合う~

「精神と時の部屋」 研修医の頃、医局でそう呼ばれていた当直のアルバイトがありました。 毎月やってくる、長い、とても長い修行。いつも最後の方になると大抵こんなことを考えていました。 「幸福って何だろう?」 ______________ こんにちは。円子文佳(まるこふみよし)と申します。 仕事は精神科医をしています。旅とサッカー観戦が趣味で、そのため日本や世界の色々なところを訪ねています。 Jリーグでは柏レイソルを応援していることになっています。柏は浮き沈みが激しい

有料
300

塩漬け、浅漬け、生野菜としてのサッカー旅記事【2月のOWL magazine】

こんにちは。 中村慎太郎です。 この記事ではOWL magazineの2月の更新予定をお届けしようと思ったのですが、野菜の話が増えたので、開き直って野菜のタイトルにしました。 本日、2月3日は、本当ならばガイナーレ鳥取紀行を掲載しようと思っていたのですが、色々と立て込んだので、更新は難しいかなというセルフジャッジを行いました。 幸か不幸か、その隙に突っ込んでくる南野くんもいなそうなので、月曜日に更新することにします。 OWL magazineは、ありとあらゆる準備を施

有料
300

元書店員が「旅とサッカーのマガジン」の編集長になってかなえたい夢

「サポーターが主役の雑誌を作ってみたい」長らく温めていた夢の企画をついに打ち明けたのは、2018年5月、神保町の居酒屋でのこと。サッカー好きな人たちが集まった飲み会での一幕でした。その会には版元営業や作家、編集者の方たちが参加しており、私はお酒の力も借りて面識のある出版社のSさんに思いの丈を伝えたのです。 「作れるかもしれませんね。澤野さんが編集長で。」 ニコニコとした表情でSさんが仰るので「あれ、そんなに簡単にできるものなの?」と思いつつも、少しその気になってしまった私

小さなフクロウくんの旅立ち 〜Project OWL〜

…… …… おや、フクロウくん、どこへ行こうとしているんだい? …… …… え?旅に出るって? …… やめておいたほうがいいよ。 お金も時間もかかるし、危険が一杯だよ。ここには食べ物もたくさんあるし、安全な寝床もある。こんなにいい場所はないよ。 …… …… それでも行くって言うのかい? だったら行ったほうがいい!! …… …… ごめんね、少し反対してしまって……。 君はとっても小さいから心配してしまったんだ。 旅に出るのはとてもいいことだよ。