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給料日

毎月勤労統計調査
令和5年2月分結果確報(4月21日公表)

勤労統計とは?

初任給が出た人が多い4月、給与の”価値”がどうなっているのか調べてみました。
利用したのは、厚生労働省が提供している「毎月勤労統計調査」の「実質賃金指数」のデータです。

毎月勤労統計調査とは?
賃金、労働時間及び雇用の変動を明らかにすることを目的に厚生労働省が実施する調査です(調査の概要と用語の定義はこちらをご覧下さい)。その前身も含めると大正12年から始まっており、統計法(平成19年法律第53号)に基づき、国の重要な統計調査である基幹統計調査として実施しています。

厚生労働省ホームページ「毎月勤労統計調査って何?」から

データは「e-Stat」から取得しました。
トップページで「毎月勤労統計調査」と検索し、いくつかのページを辿り、以下の画面の「実数・指数累積データ 指数・伸び率」のCSVファイルをダウンロードします。

毎月勤労統計調査の指数データをダウンロード

2020年の賃金を100

2020年の平均賃金を100とした「実質賃金指数」の推移です。
調査は月単位で実施されていますが、今回は「年ごとの指数値」を使いました。

「実質賃金指数」の推移(1970年から)

抽出条件は以下です。

  • 種別:指数

  • 月:年平均

  • 産業分類:調査産業計

  • 規模(事業所規模):30人以上

  • 就業形態:就業形態計

1990年から2022年の推移

ピークは1997年でした。
1990年から2022年に絞ってみます。
指数の基準となる2000年が現時点の”底”です。
なお、グラフの確認には、Yahoo !に掲載された記事を参考にしました。

「実質賃金指数」の推移(1990年から2022年)


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