GWを利用したあるアウェイ旅の記録(2008年5月3~4日にかけて)【Short Letter】
本日のOWL magazineの記事は、ガイナーレ鳥取やSC鳥取ドリームス、湘南ベルマーレ、ポルセイド浜田などを愛好中のKAZZさんからの寄稿でお送りさせていただきます。
前にも似たようなのを書いているが、今回はその、言わばOWL magazine向け再構成版とお思いいただければ良いと思う。
スタート
2008年5月3日に、それは何の前触れもなく決行された。
だいたいきっかけはほぼ突然だ。この時だってそう。
たまには自発的にアウェイに行ってみよう。
そんなことを藪から棒に思いついた。
いろいろ計画らしきものを考えたが、なるべく早く帰れる、でも少し遠目の場所が良いな、と思った。
ふと思いついたのが、その頃に試合がちょうど良い具合にあった北九州だった。以前、最初に就職した会社の社員旅行で博多に行ったことがあるが、福岡県に行くのはそれ以来だ。
ここには、ニューウェーブ北九州というチームが存在した。今はギラヴァンツ北九州と名乗っているが、同じチームである。
これが、本城陸上競技場で試合をする。今はミクニワールドスタジアムというとてもイカしたスタジアムが存在するのだが、何しろ2008年なので、そういうものは存在すらしなかった。
行くのに、大まかな計画を立てた。非常にアバウトなヤツだ。
ルート
【往路】
特急スーパーおき(出雲市→新山口)
新幹線ひかり(新山口→小倉)
特急かもめ・みどりorソニック(小倉→折尾)
路線バス(折尾駅→本城)
【復路】
路線バス(本城→折尾駅)
特急かもめ・みどりorソニック(折尾→小倉)
高速バス・出雲路号(小倉駅新幹線口→出雲市駅、一畑バス)
ほぼ日帰りに近いルートを狙っていたので、もうこれしか方法がなかったというべきかもしれない。つまり、午前中に列車の旅を挙行し、夜中を通しで走る夜行高速バスで帰る、という算段だ。
このうち、夜行高速バスについては、今は少なくとも「出雲路号」という名前では存在せず「出雲ドリーム博多号」という名前になっていて、中国ジェイアールバス及びJR九州バスで運行している。
まだ病気をする前の時期だったが、今回は公共交通機関で行こうと思っていた。
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