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心にダイヤモンドを

ものを見るのは目ではなくて心で見ろ
ものを聴くには耳ではなくて心で聴け
目それ自体はものを見るだけであり
耳それ自体は物音を聴くだけである。

Das Auge an sich ist blind,
das Ohr an sich ist taub,
Es ist der Geist,der sieht,
es ist der Geist,der hort.

この文節は松本育夫さんの著書から引用しました。デットマール・クラマーさんの部屋に貼ってあったものらしいです。

私達は日常において、本質的なものではなく、表面的なものに左右されがちです。本質的なものを見抜き捉えて、日々過ごすには、やはり、この心という部分が最も大切になってくるのではないでしょうか。

人としてこの世に誕生した時から、自分以外の多くの人と関わり、様々なことを経験して、心を練磨していく。

心の練磨の度合いによって、成長速度は異なり、それぞれの能力や立場を形成していく。

心を練磨する事だけでは、成し得ない事もたくさんあるかもしれません。ですが、心を練磨出来ていれば、自身を成長させる為に、周囲の人から1つのこと聞いて100を知ることだって可能だと思っています。それが人としての成長や各活動の能力向上に欠かせない土台にもなり得ます。

一度、私は、私自身の左膝と向き合うことが出来なくなり、負けました。この時ですら、心が練磨されたダイヤモンドでしたら、前を向き続け、戦うことが出来ていたでしょう。

スポーツにおいても、この心という部分が占める割合は大きいと思います。本質を見抜き、どんな困難な状況に直面しても、それすらも自分の地肉にする事が出来れば、どの分野においても突出し、世界一を手繰り寄せることが可能だと思います。

チームスポーツにおいては、より一層心が大事になります。チームとして勝利という目標に向かって、1つとなる為には、チームを形成する人が優れた人間性とコミュニケーション能力を持っている必要があります。
上に行けば行くほど、その質が求められ、世界一を目指す上では必須です。

世界一を目指す立場という観点では、デフフットサル日本代表は、今、そこにいます。

一人一人が、心を磨いて、磨いて、磨き抜き、人生もとい、フットサルに対して真摯に向き合う事で、人の想いが溢れる熱いチームとして団結した時、自ずとその道が開けてくるに違いありません。

私自身、最高の日本代表の一員としている事が出来る様、スイスの地で躍動出来る様、日々ファイティングポーズをとって毎日を闘って行く一心です。

言葉では大分カッコつけましたが、泥臭く這いつくばってでも日本代表として、世界一を目指せるように、泥臭く、闘って行きます。



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