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『その土地に呼ばれる』という感覚

『その土地に呼ばれる』という感覚があるのは私だけなんだろうか?

とある場所に降り立ってなんだかワクワクしたり、
素敵な出会いがあったり、
思いもよらないところに導かれたり、
雨予報だったのがその土地に来ると晴れていたり、
そこに私がいることを肯定してくれるような直感的な感覚。

もちろん、その反対で『この土地には呼ばれていない』と感じることもある。

ずーっと雨が降っていたり、
苦手な寒さがずーっと続いていたり、
タイミングが合わなくて目的の場所に辿り付けなかったり、
その場所や土地から早く離れなさいと拒否されるような感覚。

旅をするようになってから、『呼ばれていない気がするな~』と思う場所はなんとなくわかるようになってきた。


昨日、私的に呼ばれてない場所に仕方なく行くことがあった。

駅を降りてまず感じた
『うわ‥嫌‥』のあの感覚。笑

地下で閉鎖的でなんとなく汚く感じるし、人が四方八方からやってくる。
ぶつかってくる人もいるし、みーんなせかせかしている(気がする)。
あー、用事を済ませる前にいち早く逃げ出したい。

ふと駅の看板を見て、そういえば10年近く前はここに来ることを望んでいたことを思い出した。そして、初めて来た時も『ここ嫌だな~』と感じたことも。

きっと、あの時から私はこの場所に呼ばれていなかったんだな。

正直行ってみないとわからないのだけど、10年前何かのありがたい手違いで、この土地に来ることになっていたらどうなっていたんだろう。

『その土地に呼ばれる感覚』
これは私の人生の羅針盤なのかもしれない。

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