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AI作画を使ってキャラクターデザインをしよう!

AI作画を使った医療マンガ『悪魔の贖罪』。全体を何度か見返しながら修正中ですが、いったん完結まで書き切りました!ばんざーい!

1本書き切ったおかげで、だいぶAI作画の理解も深まりまして、もっとファンタジー寄りの話も書けるだろうかと試行錯誤中です。

お題は「縦スクマンガ賞でマンガ専科賞」をいただいたこちらの作品。

元絵は手描きしてるので、これだけでもけっこう大変でした。縦スクロールで作画する方が難しそうなので、横読みで再構成できないか考えてみますが、まずは主人公のキャラをAI錬成してみたいと思います。

角の生えた人間は悪魔になる

最初に、角が生えた人間男性で、白い髪、微笑み、みたいな呪文で出てきたのがこちら。

完全に悪魔化してますね。「人間」なのに「角」が生えているっていう指示を出しているほうもどうなんだって感じですが、ここから主人公のイメージになるべく近づくよう指示を調整していきます。

何度も指示出ししていると、ちょっと表情がいいキャラが出てきたりするので、そういうキャラをさらに丁寧に描き込んでもらい、AIにこちらの希望を分かってもらうようにします。

角がどうしても縦に伸びてしまうんですが、くるっと丸まって欲しいんですよね。丸い角は羊の角だったので、羊の角、とか巻き角、という指定にしてみます。

目の色は金色に変更。

顔立ちはかっこいいけど、主人公のイメージとは違う

頑張って出力していると、すごくかっこいいキャラが出てくることがあるので、一応、取っておきます。表情はかっこいいんですが、今回の主人公の雰囲気とは違うんですよね。主人公はもっと優しさをまとったホンワカしたキャラのイメージです。

くるっとした角はこれが近そう。ただちょっと若すぎるのと、表情に憂いがありすぎる気がします。年齢を細かく指定してみたりしてさらに調整。

近そうなキャラが出てきました。表情も近いキャラが出てきました。あとは塗りのトンマナとかが揃えられるといいんですけどね。ジブリ風、とかテイスト指定をすれば、ある程度揃えられる気がするんですが、著作権的にちょっと気が引けるので、なるべく固有名詞を出さずに錬成できるよう調整していきます。

色の指定が入ると、全体的にその色が差し色として入るみたいなんですよね。なので、青い目にすると、服がちょっと青くなる。金色の目にすると、服がちょっと金色になる。


本当は耳を人間の耳にしたいのですが、角が生えると自動で尖った耳が選ばれるようです。世界の角キャラは耳が尖ってるのが基本なのかしらね。

そんな感じで膨大な量を錬成しながら、キャラの最適解を探っているところです。自分の中でどんなキャラかが決まっていると、選択もしやすい感じ。

AI作画、けっこう楽しい分、かなり時間が溶けるので、ハマりすぎにはご注意を、とだけ言っておきます!

みじんこが使っているのは「にじジャーニー」というものになりますよ。気になる方はチェックしてみてね。


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