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丸善ブラから、金沢/石川の地域創生へ

アポがぎっしり入る週もあれば、週の半分が、一日一件か、せいぜい二件のアポだったりする週もある。今週は後者だった。
私にとっては、ぎっしりでも、パラパラでも、いずれでもありがたい。

「ぎっしり」は、天からの「仕事をせよ」との指令であり、「パラパラ」は仕事をするための充電期間だ。
「パラパラ」は、専ら、これからの仕事の段取りを考える時間だったり、読書の時間だったり。年中無休の私にとっては、それは不定期な心身の休息のひと時になっている。

昨日は、午後に一つのアポがあるだけだった。
ちょっと出掛けたい気分になって、それでもウォーキングをするような外気温ではないし、できるだけ冷房が効いたところで過ごしたいと思って、銀座線で外苑前から日本橋の丸善に行くことにした。

事務所から外苑前駅までは徒歩1分、丸善は日本橋駅から地下でつながっている。
銀ブラならぬ「丸善ブラ」が私のストレス解消法の一つだ(私が行く本屋は日本橋丸善か、丸の内オアゾの丸善か、新宿駅東口の紀伊國屋書店がほとんどだ)。

丸善をブラブラしても、買う本のジャンルは決まっている。
学生時代は、好んで小説を読んだが、人生後半戦になると随筆や人生論に関する本ばかりになっている。それは、自分の人生が小説以上だと思っているからだ。「事実は小説より奇なり」ということだ。
時には、少し偏っているので、問題ありと思うこともあるが、「好きこそものの上手なれ」の諺を金科玉条にして、それでもいいと自分に言い聞かせている。 

買い求めた本は、5冊だ。
①「60歳からはやりたい放題」(和田秀樹著、扶桑社新書)

②「60歳からはやりたい放題[実践編]」(和田秀樹著、扶桑社新書)

③「逆境を生き抜くための教養」(出口治明著、幻冬社新書)

④「ウェルビーイング」(前野隆司・前野マドカ著、日経文庫)

⑤「植物に死はあるのか」(稲垣栄洋著、SB新書)

いつも、丸善に行った時は、3階のレストランでお茶をするか、ハヤシライスを食べるのだが、この日は隣の日本橋高島屋の新館B1をブラブラしてランチでもと思った。
日本橋高島屋には美登利寿司日本橋店(立喰い)が入っている。ここでと思ったが、お昼であったこともあり、例によって、10人以上の人が列をつくって待っている。この行列の後ろに並んで待つほど寿司を食べたいわけではない。
それではと、同じB1にある日本蕎麦「前や」で天ぷらせいろ(1,480円)を注文した。

日本蕎麦「前や」

この歳になると、あっさりとしたものを好むようになる。特に、夏バテ気味の時は脂っこい食事は喉を通らない。

食べ終わって、銀座線で溜池山王駅まで戻って、スタバの赤坂溜池タワー店で、スマホのメールチェックと電話等で1時間ほど時間を潰し、13時半アポのザイマックスの世良さんを訪問した。

事務所に戻って、石川県産業創出支援機構の福井浩一さんと電話のやりとりをして、アンナの予定も確認して、10月19〜20日に金沢に出張することに決めた。
私は、東京から北陸新幹線で2時間半。アンナは、京都から湖西線〜北陸本線で2時間強。フルに2日間の活動ができる。

女性の活躍で石川県を元気にする。女性活躍を地域創生の切り札にする。そのための金沢出張だ。

そのため、福井さんはさまざまなルートでマスコミ、企業・団体をセッティングしてくれるという。私も石川県は私のふるさとでもあるし、OUEN塾でつくったネットワークもある。

OUEN塾で私が目指していたものは、究極の地域創生だ。それを、女性活躍の切り口から現実のものにしていくのだ。

福岡県と福岡市、石川県と金沢市。金沢市は、規模は違えども、福岡市に劣らぬ、ピカピカの日本を代表する地方都市だ。
金沢は、前田利家公がおつくりになった『加賀百万石』の雅な武士の街であり、北陸三県のリーダー的存在でもある。

OUEN塾が、アンナの力を借りて、女性活躍を梃子にして、石川県を元気にする。女性が元気になることで自ずと男性も元気になる。そして、男女が協働して石川県を元気にするのだ。

新しいOUEN塾は、これまでのOUEN塾をベースにして、大きく、深く、育っていくだろう。
その成長が楽しみである。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

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