「大きな声で挨拶できる子は、学校生活をスムーズに送れます」に感じた違和感。
我が家の長男ハル(小1男子)の入学説明会に行ったときのことです。
入学説明会で、学校生活についての大まかな説明や注意事項を聞き、最後に壇上の先生がおっしゃいました。
「これから小学校入学までの間に、保護者の方にお願いしたいのは、挨拶のことです。私の経験上、大きな声で挨拶ができる子どもは、学校生活を問題なくスムーズに送れる子が多いと感じます。ぜひ大きな声で挨拶をすることをお子さんに働きかけていただきたいです。」
これ、私、とても引っかかりました。
大きな声で挨拶をする子がスムーズに学校生活を送れる
つまり、小学校は、大きな声で挨拶できる子が過ごしやすい環境だ、と言い換えることができますね。
大きな声で挨拶しない子、小さな声なら挨拶できる子、頑張っても挨拶はなかなか出来ない子……小学校には色んな子どもがいると思います。
その子たちもとっても、小学校が過ごしやすい場所であってほしいな、と思いました。
クラス全員が大きな声で元気に挨拶するクラスって、想像しただけでなんだか不気味だ。
挨拶が大事だということに異論はないのですが、挨拶運動には抵抗があります。私の小学校時代にもありましたが、楽しくもなく、強制された挨拶で、良い思い出ではありませんね。
コミュニケーションの手段の一つなのに、誰かに強制されたくない。
心理学によると、やれと、言われると1.5倍やりたくなくなるらしいですよ。
挨拶をしよう!は、逆効果です。
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