見出し画像

「子育て」とは~「育ててやった」と言われて苦しむあなたに伝えたい~

「子育て」のことを、
「赤ちゃん時代のお世話だけ」だと思ってる人いるよな
…毒親は100%そうだと思う。

自身が親となり、我が子と共に暮らす日々の中で思う。

子どもに寄り添い、我が子のことを少しずつ知っていく日々。

子どもが喜怒哀楽を知り、
好きなものに出会い、
成長と共に、我が子の生きていく世界が広がる。

子ども自身が「私はこういう人間だ」と知り、
親をはじめ他者に受け容れられた経験を積み重ねて行く中で、
ありのままの状態の自分を好きで居られるようになること。

そんな日々に寄り添うことで、
そして親の世界も広がる。子どものおかげで。

そんな風に感じられる愛おしい日々。
この幸せが「子育て」なんだ。

繰り返しになるが、
「子育て」のことを、「赤ちゃん時代のお世話だけ」だと思っちゃダメだとつくづく思う。自分自身の経験からも。

子どもが生まれ、一人の人間として、身も心も少しずつ育っていく過程。
言葉を話し意味合いが分かっていく過程の中では、
家族ときちんと喧嘩(できれば議論も)できる経験が本当に大事。

虐待・毒親育ちの中には、
「育ててやってる」「金を出してやってる」「言うことを聞いて当然」
と言われてきた人たちいっぱいいると思う。(あるあるだよね)

辛いと言えば「世の中にはもっと辛い人はいる」とか。
「私の方がもっと大変だった」と親の不幸自慢で返されるだけとかね。

一方的に抑圧され、親への「忖度」で生き延びてきたから、
自分の気持ちが分からない。自分の健康状態も分からない。

辛くても、痛くても、頑張らなきゃと自分に鞭を打つ。

適切に手を抜く、逃げることが出来ない。

だから、パワハラ野郎の格好の餌食になるし、
繰り返し対峙する環境が続けば、いつかはつぶれてしまう。


でも、気付いた時から自分は変われる。
私は39歳から自分軸を育て直し。42歳で娘に恵まれた。
いまも自分軸を育て直し中。娘との日々に沢山の事を教わりながら。

「子育て」は、
「一人の人間を世に送り出す」、大きな仕事を任されているってこと。
「育ててやった」だなんて、勘違いも甚だしいわ!!
(失礼~)

そして、「子育て」への心構えは、
健常児でも障害児でも、差は無いと思っている。

障害児なりに
「一人の人間を世に送り出す」までに、やった方が良い事は沢山あって、
そこをしっかり向き合ってもらった子とそうでない子とでは、
相当差が出るんじゃないの?と感じてる。

いつかそんな話もしたいな。
私はまだまだ渦中なので。頑張らないとね!
娘よ、いつも本当にありがとう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと