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文書交通費に見る本質。文書交通費批判を批判します。

文書交通費の10月分が当選した一年生議員に一ヶ月分、まるまる支払われたという話。
それを受けて
一日しか議員じゃないのにこれでいいんですか?と
維新の会の新人議員が問題提起。

国民はだいぶ怒りの論調が多い。
その理由として
一般企業は普通日割りだし領収書つけるじゃないか!?というもの。

ちょっとまってほしい、いったいどっちがおかしいんだ?
よく考えてくれ。


ホントによーく考えよう。

これ民間がうるさくなりすぎなのである。
しかしそれに合わせるかのように文書交通費について法改正しようという動き。


昔はいろんなことにかなりの経費がジャブジャブ認められていて、たしかに無駄遣いも多かったかもしれないが余裕もあった。
みんな結構楽しかったはずだし
それで儲けた業界も会社も人もかなり多く、だからこそ景気も良かった。
逆を考えると領収書とか日割りとかケチくさいことばかり言ってるから景気悪くなったんじゃないの?と言うふうに見ることもできる。
私の見立てではおそらくこの見方は正しい。
緊縮が悪なのである。

一般企業も、税金の使われ方も両方ともいつしかすごく小うるさくなり、
領収書を出せ!
経費削減だ!
とあれよあれよと本当に貧乏な国に転落してしまった。
それこそ私の親の世代は出張経費が何十万と出て、ホテル代交通費仮に安く済ませて余った分は自分のものとなり、つまり可処分所得が増えていたそうな。
それが今だったら返せとか不正だとか言い出す、
どちらがいいか?ということだ。


ここで気づかなければならない。



つまり維新の議員たちと一緒になって怒ってるようではダメなのだ。
自分たちだけ悪いなと思って襟を正そうという気持ちはひとまずは買いましょう、

しかしそんな100万円くらいの小さなこと気にしなくていいくらいそもそも景気を良くして国民にもっとそれよりいい思いをさせてあげようじゃないか?
政治家はそう思わないか?
国民も国民でみんなこれに怒るということはまた更に貧乏になりたいのか?と問いたい。
本質的にそういう話なのだ。

余談を挟むが先日7-9月期のGDPが発表され、
また下がった。
日本↓0.8%
米国↑2.0%
EU ↑9.1%
日本だけ死者など圧倒的に少ないのに自粛自粛とした結果で
これは容易に想像できた、
ここでも日本はだめだった。

というか、いかにも日本らしい。
どいつもこいつも景気を戻す努力に目が向かないのが残念すぎるのだ。




厳しい言い方になるが国民が文書交通費などケチくさい批判をしているようでは絶対に、景気なんぞ良くなるわけがないのだ。
SNSで文書交通費関連いくつか見てまわったが、こういう私のような論調がまず1つもなかった。
だから今回久しぶりに書いた。


頼むからわかってくれ。
小さなことで怒らないでくれ。

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