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大月書店×ジェンダー×多様性

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2021年夏から順次刊行するジェンダー・多様性に関連する新刊の情報をまとめます。
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#フェミニズム

“差別”という問題に向きあう難しさを知り、それでも先へ進もうとする人のために〜『差別はたいてい悪意のない人がする』を勧める理由

“差別”という問題に向きあう難しさを知り、それでも先へ進もうとする人のために〜『差別はたいてい悪意のない人がする』を勧める理由

栗田隆子(くりた・りゅうこ)大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非常勤職や派遣社員などのかたわら、女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌等で発言。2014年〜2017年「働く女性の全国センター(ACW2)」代表。共著に『1995年』(大月書店)、『フェミニズムはだれのもの?』(人文書院)、『高学歴女子の貧困』(光文社新書)、単著に『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)

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2021年夏、大月書店はジェンダーと多様性にフォーカスします。

2021年夏、大月書店はジェンダーと多様性にフォーカスします。

Photo: Ludovic Bertron from New York City, Usa(CC-BY 2.0)

2021年の夏が来ました。
新型コロナのパンデミックが再拡大する中でのオリンピック開催強行。いろんな意味で、歴史に残る夏となることは間違いありません。
昨年以来のコロナ対応と五輪をめぐる迷走は、変われない日本の姿をまざまざと晒しました。しかし、政治状況に劇的な変化は起きず、市民も「

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