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障害者手帳とバス

精神障害者手帳、私の場合は精神疾患なので、精神障害者保健福祉手帳を持っている。

障害者手帳は障害者雇用を目指す人には必須のものになるので、私は医師の勧めもあって申請をした。

今は少しバイトを始めたくらいで、しっかりと働くことは出来ていないし、障害者雇用へ応募をしてこともないけれど、自分の病気、双極性障害が寛解に向かったら障害者雇用へ挑戦したいと思っている。


その他にも持っていると便利なこともあって、公園や動物園などの入園料が割引になったり、バスなどの一部交通機関の利用料金が割引になったりする。

申請するには様々な条件と医師の診断書が必要なので、当たり前だが精神疾患になったら誰でもすぐに貰えるというものではない。

でも、障害者手帳のことが気になるって人は、通院している病院の先生に相談してみるといいと思う。


私はバスに乗るときに障害者手帳を提示したりするのだが、バスの運転手さんの中に嫌な顔をされたり、ため息をつかれたりすることもある。

バスから降りるときに手帳を提示し、バスの運転手さんが何かボタンで操作してからsuicaをタッチして精算するという一手間がかかるからかも知れない。

そのひと手間が人々がバスを降りる流れを止めてしまうのが申し訳なく感じるので、私はなるべく最後に降りるようにしている。


バスの運転手さんからため息を疲れたときは、ちょうど私が調子が悪くて心療内科に行く途中バスで、気持ちが弱っていたタイミングだったため、バスを降りてから泣いた。

私はそういうことがあってから、体調が良くないときに無理矢理バスに乗るときは障害者手帳を提示しないようにしている。


余計なダメージを受けたくないから。

もちろん優しいバスの運転手さんもいて「お願いします」と手帳を提示すると「ちょっとまって下さいね。どうぞー」と声掛けして下さる方もいる。


そういう人に当たると緊張から開放される。

ありがとうございます。

今日は良い一日になったなーと思う。



中には障害者手帳を提示することで「私は障害者です」とアピールしているみたいで嫌だ、恥ずかしいと思う人もいるようで、持っているけれど使わない人もいるらしい。

それと、都道府県によって色の割振りは違うらしいが「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」とそれぞれ別の色をしているので、知っている人がみると「あの人は精神障害者の人なのかな」とわかってしまうかも知れない。

手帳のことなんてバスの運転手さんのように提示されている人以外の人で見ている人はあまりいないと思うが、メンタルが弱っているときは、手帳の色を見られて悪く言われてるんじゃないかと思ってしまったりする。

今はほとんどそういうことはないけれど。


自分の中で勝手に身体障害の方などと比べて精神疾患は恥ずかしいものだと思ってしまうからかも知れない。


自分ではない人が精神疾患であることに対して、恥ずかしいと思ったことはないのだが、自分が精神疾患ということは恥ずかしいと思ってしまうのはなんでなんだろう。




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