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【読書記録】 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!

うつ状態が落ち着いて、簡単な本なら読めそうになってきた。

なにか手軽に読めるエッセイはないかなーと思って、図書館の資料検索に「エッセイ」と入力した。

ほとんど図書館を使って来なかったのでとても雑な検索をしてしまったと今では思う。

(今は反省しています…)

そのとき、検索に引っかかった本の中でタイトルにそそられたので、借りる予約をした。

後日、予約した本を受け取りページを開いてみると、コミックエッセイということに気がついた。

文章だけのエッセイだと思いこんでいたため、間違えてがっかりしたのだが、これも何かの縁だと思い読んでみることに…




作者は現役書店員のいまがわゆいさん。

いまがわさんが書店員の一日を時系列的に解説していて、途中本についての豆知識(おしえて!!ちえぶくろう)ページが挟まっているようなものだった。

かわいらしいイラストの基本四コママンガ形式なのでサクサク読めた。


私は、ずっと書店員さんって大好きな本に囲まれて(書店員さんは本好きだと思っている…)ゆったりとお仕事する職業だと思っていた…

…が、全然違っていた!

本を大量に店頭に並べるのは腰に来るぐらい重労働で、レジは特典を配ったり、図書カードを発行したり、私の想像を遥かに超えたハードな仕事だった。

ハードな部分より、書店員としてのやりがいや楽しさを教えてくれる本。

書店のマニュアル的な内容が多々あるので、内容も書店員体験が出来るので、書店員になってみたかった人は妄想が膨らんで楽しめると思う。


個人的に面白かったのは、本の流通や発注、配本について。

私は、キッチン・インテリア雑貨店でアルバイトを経験しているのだが、その在庫管理や返品、発注の方法が似ている部分があって、わかるー!となった。


この本との出会いは勘違いによるものだったが、読んで良かった。

これから書店に行くときは、心の中で書店員さんを応援したいと思う。



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