ブルーアイズ盗難事件の話

こんばんは、くらげです。🪼
というわけで今回は子供時代に起きた『青眼の白龍盗難事件』について話していこうかなと思っています。
といっても、子供時代のことですし記憶もほとんどうろ覚えなのです。でも、一応念の為に少しだけ事実と異なることを混ぜて話していこうかなと思います。
よろしくお願いします!(´ω`)

まず最初に『青眼の白龍』を知らない方もいるかもですので、そちらの説明から。
少年ジャンプで連載されていた漫画『遊戯王』。
その遊戯王に登場する主人公のライバル、『海馬瀬人』が持っている世界に3枚しかないレアカードが『青眼の白龍』なのです。
まぁ、今となっては現実世界に何万枚と溢れかえっていると思いますが、当時小学生だったくらげ達にとっては、まだ遊戯王のカードが発売されたばかりということもあって、かなり価値の高いカードだったわけですね。

そんなレアカードの盗難騒ぎがあったのは小学3年生くらいのことでした。
くらげが自転車に乗って集合場所として使っていた学校の校庭に向かうとイチョウの大木に寄りかかって泣いてる田中くんとそれを心配そうに声をかける5人くらいのクラスメイトがおりました。
どうして泣いてるのかもわからないまま、彼らに近付くと、田中くんの手にカードをしまっているプラスチックの工具箱のようなケースが握られているのが分かりました。
「どうしたの?」と、尋ねるとクラスメイトの1人が「ブルーアイズが盗まれた!」と教えてくれました。
当時、いつも遊んでるグループの中でブルーアイズを持っていたのは田中くんだけで、彼はいつもデッキの中に入れて大切にしていました。
ですが、カードゲームに飽きて校庭でサッカーを始めた時に荷物をイチョウの木の根元に置いて、戻って来たときには無くなっていたとのことだったのでした。
一応、くらげも彼のケースを確認したのですが、やはりブルーアイズは見つかりませんでした。
サッカー前にはあったとのことだったので、その間に盗まれたのは間違いありませんでした。
田中くんは「お前らが盗んだんだろ!カード見せろ!」と怒鳴ります。
クラスメイト達は疑われていることにちょっと不機嫌になりながらもカードを見せました。
ですが、もちろん見つかりません。
田中くんは肩を落として落ち込みますが、そんな彼にグループのリーダー格だった鈴木くんが「もしかしたらどこかに落としたのかもしれないし探してみよう!」と、提案しました。
そんなことが無いことはわかっていたのですが、誰かを疑うよりは平和的だと思ったのでしょう、みんながその提案に従いました。もちろん、くらげもです。
結局、夕暮れになるまで探し続けましたが見つかることはなく、田中くんには悪いけれど、その日は解散となりました。

その約一週間後、田中くんのブルーアイズは思わぬところから発見されることになりますが、今日はここまで。
また次回、お待ちください。
くらげでした。🪼

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