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カブだ~ カブがきたぞ~~


スーパーカブ50を買った。
110と迷ったが、原付二種の免許と車両代併せて50万はキツかった。
ちなみに50㏄は普通自動車免許で乗れる。
なので新車で購入しても30万くらいだ(それでもフル借金)


自動車があるのになんでカブ?

おとうさんはは自動車を運転する。
てゆうか自動車がないと生活が成り立たない土地にすんでいる(北海道の田舎とはそういうものだ)
故に月の走行距離は普通に1000㎞を超える。
そんな中、昨今のガソリン代だ。この辺りではリッター170円ほどになる。
さらに先日書いたタイミー。
片道20kmとか普通に走る。それを往復、月に20回走る。
たまったものではない。
何とかならないものかと思案した結果がカブだ。

カブの燃費にはちょっと驚く。
110㏄は60km/l、50㏄に関しては驚異の100km/l ‼(メーカー発表)
ピンとこない人もいるだろう。
距離ガバ界隈で一新潟(新潟の端から端まで)という単位があるらしく、その距離200㎞と聞いたことがある。
本州の人はそれでイメージ付くだろう。
北海道に住む僕はイメージできないのでちょっと地図を広げてみた。
満タンが4リットル入るので、具体的には僕の地元室蘭から札幌まで2往復できる計算。
乗り方次第ではこんなに上手くはいかないだろうが、50のそれは自動車の実に1.5倍だ。

あとカブに乗って旅をしたいというのもある。


妻の説得

ただ「カブが欲しい」と言ってハイソウデスカとなるほど世の中甘くない。
家計を握る妻にもメリットがあることを伝えなくてはいけない。
理由は上に記したとおりだ。
これだけの理由(家計へのメリット)があれば十分なはず。
もちろんがんばって働くことも伝える。
今回はタイミーで収入が増えた事もあり、金額が高いわりに割とスッと通った。

旅の話は妻のご機嫌がMaxの時だけにする。
女性にとって男のロマンなど関係ないのだ。


ヤツだ、ヤツが来た!

2024年5の月
小雨の降る中ヤツは来た。
数日前から指折り数える。
あと3日、明日、あと2時間。
約束の時間に来るはずの電話が来ない。
予定時間から30分過ぎた頃、ガマンが出来ずにスマホを手に取った瞬間玄関のチャイムが鳴った。

「遅くなってすいませ~ん」
そんな事はどうでもいい。早くブツを出せ。

ワンボックスカーから深緑のカブが降りてくる。
コンテナから降ろされるGファイターが想起される。
ニヤニヤしてしまう。

規格外の

一通り説明をうけ、最後に一緒に注文していたヘルメットを受け取る。
ちなみに僕は頭がデカい上に絶壁で形が悪い。
故に現物を被ってみたかったがお店にサイズがなかったので仕方なしにメジャーで計って注文した。

緊張の一瞬

ムギ、ムギギ・・・

入った!
でも絶壁の【かど】が痛い

「すいません、かどが当たります」

ヘルメットがないと当然バイクには乗れない。
でも今すぐ欲しい。
何故か店員さんに謝られ(規格外の頭を持つ僕が全面的に悪い)「中古でよかったらちょっといいヘルメットあるんですが……」
この際何でもいい。
中古とは言え数回しか使っていないというし、定価は4倍ほどだという。
カブ自体もホントはサンドベージュが欲しかったくらいだ。

そんなこんなで僕も立派なカブ主になった。


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