卒制ログ日記-ep7

ゼミの始まる2分前に到着し、バタバタとする朝も残り数える程となりました。こんなにギリギリなのは他のゼミと違って別曜日に設定されているので、がらんとした実習棟にバタバタと駆け込んでもあまり恥ずかしくないからかもしれません。

ep7:「そういえば」にまつわる話

そういえば、尊敬するゼミの先生が「東京交差点」という番組に特集を組まれていました。今朝のゼミがひと段落した後、見た人見てない人みんなを含めて番組のYouTubeをスマホで見ました。

そういえば、先生の顔をちゃんと見るの初めてくらいかも。

1人がそんなことを言うと、確かにそうだねとレスポンスが返ってきました。東京と山形を頻繁に行き来するためコロナ対策で滅多にマスクを外さない先生。マスクの無い状態の先生は、見慣れた存在のはずなのに違う人のように感じました。

そういえば、先生の名物授業「100colors」に憧れて入学を決めたなぁとか。そんな授業から1年経とうとしてるのか、とか。

約1年半、先生の元で学んでいると、だんだん先生が言わんとすることイイネと共感をもらえそうなことが、ゼミのみんなの共通理解になっているようです。「エマイズムじゃないけど〜」と、1人がが言ったフレーズはそのままそっくり今の私たちの間柄を表していると思います。

私は他のメンバーと違って先生のゼミには半期遅く入りました。でも今はみんなと同じくらいのテンションで理解できてる事が成長したな〜と。
この成長度を改めて噛み締められるようなフレーズなので大事にしておこうと思います。

そういえば、インスタレーションのグループメンバーとも約1年半ずっと一緒にいます。
めちゃくちゃ険悪な時期を超え、なんでも言い合うようになり、今ではお互いの言わんとすることを何となく肌感で理解出来るようになった気がします。

ちょっと前に後輩の作品撮りに参加した時、そんなグループのメンバーと一緒に撮ってもらいました。写真に映る車中の私たちは、お互いちょっとピリついてる雰囲気で、1年前みたいだねと笑って言い合える所が何より成長したところだと思います。

そういえば、時間を多く共有したそんなメンバーとなんとなく作品が似ているなと今日は特に感じました。さすがにあの大作を一緒に作っただけあって、似てもくるのかなと最初は思いました。でも、多分私たちは元々どこか似ていて、その擦り合わせがあの作品だったのかも。鶏が先か卵が先かレベルの話かもしれませんが、今の私たちがあるのは間違いなくこれまでの作品たちのおかげだと思います。

今日は一緒に制作したけど明日は別な場所で頑張る!と息巻いて帰ったメンバーであり、個人的にライバルだと思っている存在に負けないように(?)また明日も頑張ります。
では、おやすみなさい。


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