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リーズナブルにリゾート体験!オフシーズンの北海道・トマムで泊まって遊んできました

こんにちは!「おとな女子のホンネ情報局」編集部の島田あやです。

北海道出身の私。幼少期の楽しみといえば、お盆におじいちゃんおばあちゃんやイトコとトマムに泊まりに行くことでした。波の出るプール、かわいいぬいぐるみ…子ども心にわくわくすることばかりの場所。

そんなトマム、いま行ったらどんな感じなんだろう?ふと思い立ち、2023年6月、帰省の折に夫とふたりで宿泊してみました。

今回は、コスパよし!オフシーズンのトマムレポートをお送りします!

宿泊はトマム ザ・タワーで

今回泊まったのは手前のタワーホテル「トマム ザ・タワー」。カラフルな見た目が特徴的です。

右奥「リゾナーレトマム」は、オールスイートルーム全室展望ジェットバス&サウナ付きという贅沢空間であるのに対して、「ザ・タワー」はアクティブにトマムを楽しみたい人向けという設定。ザ・タワーの方が各施設への利便性がよい場所にあります。

実はこの2つのホテル、宿泊費は時期によって2倍から3倍以上の差があるのです。いろいろ比べて、我が家はザ・タワーを選択!今回はコスパよく楽しみます!

ザ・タワーのコスパの良さ

6月上旬、ザ・タワーの宿泊費は1人1万円ちょっとだったのですが、

・雲海ゴンドラ
・プール「ミナミナビーチ」
・露天風呂「木林の湯」

の3つが滞在中何度でも利用可能。

しかも朝食バイキング付き

これで1万円はバグってるのでは お得すぎるのでは?
ちなみにこの価格が実現する理由は、客室に入ると多少理解できます。それはまた後ほど。

滞在時間が充実する、楽しいこととおいしいもの

とりあえず、着いたらプールへ直行!

前日は帯広市に泊まっていたので、お昼にはトマムに到着しました。(帯広からトマムはJRでアクセスできます)

チェックインは15時からですが、受付すればプールで遊ぶことが可能!この日は雨が降っていたので、早々にプールに向かいました。

トマムといえば波の出るプール!ミナミナビーチ

この三角天井を見てテンションが大変あがりました。約30年ぶりに来たけど変わってない!30年変わってないってすごいな!!

なお、流れるプールは廃止になっていました。そこは残念…

今回は行かなかったのですが、露天風呂「木林の湯」もこの建物に隣接しています。これが1万円の中に含まれているってすごい。

カフェや共用スペースも充実

こちらはザ・タワーのラウンジ。ウェルカムドリンクとして、コーヒーや紅茶、ジュースのほか、シャンパンもいただけます。

大きな窓から見える緑が爽やかです。Wi-Fiもあるので、ここでのんびりワーケーションするのも良さそう。

その他、敷地内にカフェやレストランが複数あるので、空いた時間の散策も楽しいです。

アクティビティ充実!カートツアー参加しました

トマムの醍醐味のひとつはアクティビティの多さ。牧場のような雰囲気の中、ヒツジやヤギ、牛と触れ合うもよし。アウトドアアクティビティを楽しむもよし。

私たちが選んだのはナイトカートツアー!カートに乗って、エゾシカや動物たちを探しに行くツアーです。日暮前に集合します。

ナイトカートツアーは事前予約が必要です。(カート1台 9,500円/5名まで)
飲酒した方は参加できないので、ウェルカムドリンクにご注意を!運転する方は免許証が必要です。

雨も上がり、夕焼けも少し楽しめました。だれに出会えるかな?

なお、この時の気温は4度。ダウンを着てマフラーをぐるぐる巻きにしていましたが、それでは足りずベンチコートをお借りしました。6月上旬、天気と時間次第でまだまだ寒い。まさかここまで着込むことになるとは……

1時間のツアーで、エゾシカの群れを数回見ることができました。北海道出身ではありますが、草原で群れるエゾシカを見たのは初めて。仲間と草を食む姿に心を掴まれました。走ると早いし、かわいくてかっこいいエゾシカ。

ズームのため画質が粗いです。動物と人間、距離感は保っていきたいですね。

ガイドさんが地元の方から譲り受けたというツノと毛皮…
命を感じてなんだかドキドキしました。ツノおおきいなー!!

ガイドさんに「デヴィ夫人みたい」と言っていただきました。褒め言葉と認識しました。

寒すぎて夕飯は・・・・・・

ラーメン屋さんでラーメンを食べました。芯まで冷えた体にラーメンが沁みました。トマムに着いた時は「なぜここへ来てラーメン?」と思いましたが、こんなにありがたいとは……

麺屋 竹蔵さんの海老味噌ラーメン(1,400円)

「寒さは最大のスパイス」みたいになってしまいましたが、ラーメン自体もとても美味しかったです。海老と味噌って最強。桜エビたっぷりうまみ〜〜

生姜ラーメン、煮干しラーメン、ホタテラーメンなど種類も充実しています。よく考えたらトマムの1つの売りはスキー場だし、海外の方も多いのでラーメン屋さんは超重要ですね!ありがとうラーメン!!

朝食もすごいぞ!選べます

朝食は敷地内のレストラン5つの中から好きな場所でいただくことができます。
私たちは「森のレストラン 二二ヌプリ」のビュッフェでいただきました。

大きな窓と高い天井で開放感が気持ちいい!

こちらのイチオシは海宝丼。ごはんもお野菜もモリモリおいしい!

ビュッフェってつい盛りすぎちゃう。そして食べられちゃう。最高!
寄りの写真もどうぞ。海鮮大好きー!!

食後にいただいたフレンチトーストもおいしかったし、ほかのレストランもおいしそうでした。朝から見た目も味もおいしい食事をいただくと元気が出ます!

そしてみなさん、思い出してください。朝食も宿泊費に含まれているんです。朝食料金はひとり2,600円なので、これはいよいよコスパよし…!

ここでお部屋をご覧ください

ザ・タワー、こんなお部屋でした。

1人2セット布団を使えるよ!やったー! (2セットだけ使いました)

ツインで予約したはずだけど…?

そしてお風呂!

お…懐かしい感じ……

なんと、このタイプのお風呂が部屋の中に2つありました!調べたところ「ファミリーフォース」というお部屋だった様子。

ファミリー向けと考えれば、布団タイプだったり水回りが多かったりは嬉しい配慮!(二人では持て余したけど…というのは小声で…)

リビングスペースはこんな感じ。シンプルではありますが、ソファでくつろげるのはうれしい!そして窓をご覧ください。

朝の部屋からの眺め、これでした!すごーい!晴れた!気持ちいいー!!

なぜかファミリータイプにグレードアップ(?)され、フロアはなんと32階(だったはず)!

というわけで、お部屋は豪華絢爛…というわけではありませんでしたが、30年以上前からある建物を活かしながら、滞在しやすいよう工夫されたつくりでした。

シーズンオフのザ・タワーがリーズナブルな理由はこのあたりにあるように感じました。これでコスパよく楽しめるなら私は大歓迎!みなさんはいかがでしょうか。

もちろんハイシーズンはハイシーズンで絶対いい。

今回は6月ということもあり
・夜と朝はかなり寒い
・北海道にも梅雨らしき時期はある
・ハイシーズンに比べるとアクティビティが少ない
といったデメリットもありました。

とはいえ、プール / 露天風呂 / 雲海テラス / 朝食の費用を合計するとなんと8,000円!これが1万円ちょっとの宿泊費に含まれていると考えると、とんでもなくお得です。

ただし、雲海テラスは天候次第で行けないこともあります。今回の旅も雲海テラスは悪天候で断念しました…

オフシーズンのトマム、もしかすると穴場かもしれません、北海道で旅行をする際は、ぜひ候補に入れてみてください♪

おまけ:帰りは旭川空港から

トマムでレンタカーを借りて、帰りは旭川空港から帰りました。途中で美瑛に一泊し、美瑛の景色と旭山動物園を楽しむ旅。北海道を満喫できるおすすめルートです!

帯広からの、トマム→富良野→美瑛→旭川。北海道の中央満喫!

【今回行った場所】
星野リゾート トマム

北海道勇払郡占冠村中トマム
https://www.snowtomamu.jp/summer/

【書いた人】島田あや
東京在住のイラストレーター。幅広い層に親しまれるシンプルなイラストが特徴。執筆も得意とし、書籍や商品のレビュー、イベントレポートなど、見たもの・感じたことを伝える文章に定評あり。欲しいものは、気圧変化に対応できる丈夫な体。
https://note.com/shimatune

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