長い休暇が終わってふと思い浮かんだこと。
下手すりゃ夏の盆休みより長いGWが終わってしまった。どうしよう。
しばらくは真面目に汗水垂らして働くっきゃない。がまんはひと息つける8月までの3か月。そこに至るまで、今年もまた灼熱の長い夏に汗だくで抗わなければならん。どうしよう。
ってなことも、リタイアしちゃえば、喉元すぎた熱さと一緒。毎日が夏休み。1年を通して冬休み。GWならぬゴールデンイヤーの幕開けだ!
なのに昨今の労働事情ときたら、スポットワークでフルタイム同様に働く人がいるんだって。テレビでやっていたよ。
なにもシルバーに限った働き方じゃないみたいだけど、シルバーには働く者の事情が2とおりある。ひとつは年金がらみで『働かざるを得ない派』。もうひとつは社会的動物人科の生命線を断つに断てない『社会連動型生き方派』。
そういや、リタイアで隠居したとたんに死んじゃったって話、聞くことあるものね。社会と関わり続けることが長生きする秘訣なのかもしれないね。
このようにして人は高齢になっても労働し続けることが新常識になっていく。
ってことは。
65を過ぎても働かなきゃならなくなるってこと。人生の夏休みはどんどん遠ざかっていく。終わりなき戦いがまだ序盤であったことに気づいてしまう新現実である。
やれやれ不透明な未来にさらにモヤがかかって、この先、よけいに思いやられるよ。
果たして、どっちが幸せなんだろう? 犬猫の15年と、人生の100年。達観からの眺望は、死の恐怖を根底から考え直させる。
いや、そんなこと考えてる暇はない。片付けなければならない仕事が山と積まれている。
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