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新社会人に読んでほしいビジネス本4選!

新年度ということで、新社会人にオススメしたいビジネス本を今日は紹介していこうと思う。
新社会人に限らず、若い社会人に是非読んでほしい、その後の人生によい影響を与えるであろう名著をセレクトした。


仕事が出来るひとは何が違うのか「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」

1冊目に紹介するのは安達 裕哉 著「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」だ。

https://amzn.to/3VJB8jC

内容としては、仕事をしていくうえで重要な考え方。
仕事が出来る人とそうでない人、出世に限らず大きく成功する人とそうでない人は何が違うのかが書かれている。
これを読めば誰もが成功出来るとは言わないが、仕事をしていくうえで意識すべき重要なことを知ることが出来る。

曰く、人から重宝され出世していくのに重要なのは頭の良さではなく「行動力」であるとある。
行動力とは頭の良さなどと違って誰もが入手できる能力だ。行動する人こそが成功する。


ちなみにこの人はこちらのベストセラーの著者として有名だ。

こちらの本もめちゃくちゃよいのだが、新社会人にオススメしたいという観点から、今回は「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」を選択した。


お金に関する知識を網羅「ほったらかし投資術」 

山崎 元 , 水瀬 ケンイチ による共著。「ほったらかし投資術」

正直タイトルが良くない。この本は投資術を説いているのではなく、お金に関する考え方向き合い方、その正解がズバリ書かれている人生の教科書のような本だ。

もらった給料をどのような配分で貯蓄にまわし、どのような配分で投資に回せばよいか、投資に回すとしてどこのどのような銘柄を買えばよいのか、その具体的な答えがが明確な根拠と共に示されている。

加えて、新社会人がわけもわからないままいきなり決めなければならない「確定拠出型年金」をどうすればよいのかもズバリ書かれている。
正直新社会人の時にこれを読んでいたら、と何度思ったことだろう。

さらにこの本はお金の貯めかただけではなく、お金との向き合い方が書かれている。
少し意外だが、「お金を全く使わずため込んだ人生よりも、使って経験を得た方が豊かになる」という後述のDie with Zeroに通ずることが書かれている。

今はこの名著が新品でも800円代で購入出来る。その価値を考えるとあまりにも安すぎる価格設定だ。
近年乱出されているFIRE本に比べると表紙もタイトルも地味だが、この本は他のどの本よりも優れている。全国民に布教し、特に若い世代に読むことを義務付ければもっと豊かな人生を過ごせる人が増えるのに!と思うほどだ。
そしてお金に関する勉強代はこの本の購入費用で最後としてしまおう。(と本書内に書かれているが、全くそのとおりだと思う。)

たとえ投資に興味がなくても、お金のことを少しでも知っておきたいとおもったのであれば手に取ってみることを強くお勧めする。

非常に残念なことに著者の一人である山崎元さんは2024年1月1日に永眠されている。
生前にお話しされていた動画が個人的に印象的だ


死ぬときになっていい人生だったと思える為に「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」

人生は短い。
新社会人になり、貰った給料の大半を貯金に回し、ギリギリの生活を送り続け
やがて定年。やっと仕事からも解放され、手元には多くの貯金が残っている。
でももう若い時のように身体は動かない・・・

ビル・パーキンス (著) 「DIE WITH ZERO」では文字通り資産ゼロで死ぬことを説いている。お金は一切残さず使いきれということだ。
実際自分がいつ死ぬかわからないので本当にゼロでぴったりというのは難しいのだ、重要なのは本当に死ぬときに資産がゼロになっていることではない。

重要なのは、若い時に得る経験はその後の人生を豊かにし続ける。この経験を得るためのお金を惜しんで先送りにすべきではないということだ。

ここで注意すべきなのは、貯蓄するな散財せよといっているのではないということだ。よりよい経験は将来にお金を残すことと比べてどちらがよいかを考えろと言っている。

この本を読んで以降、自分はむやみに節約するのではなく、とにかくお金は経験に集中的に投入することを心がけるようになった。
旅行はもちろん、セミナーや研修、自己投資として書籍代。趣味のレッスン。
自分と全然違う種類の人があつまる集会や飲み会への参加など、得られる経験が大きそうなものへの参加も前向きになれた。
経験こそが自分の人生を豊かにする。そしてそれは若ければ若い方がその効果はその後の人生に多くの還元をもらたしてくれる。

職場での立ち振る舞いはバカに出来ない「ずるい仕事術」

仕事が出来る出来ないとは別に、職場での立ち振る舞いは出世や職場でのポジション、さらには仕事自体を楽しいと思えるかどうかまで影響してくる大きな要素である。
この本はテレビやYoutubeで有名な元テレビ東京の名物プロデューサー佐久間 宣行 (著)の「ずるい仕事術」だ。

この本で自分がもっと早く知っておきたかった!と思ったのはこれだ

「メンツを潰さない」

例えば、それまでは特に仲がいいわけでもないが悪いわけでもなかった同僚や先輩、あるいは後輩。そんな相手を大人数の前で「メンツ」を潰してしまったらどうなるか。
その相手は敵となり、なりふり構わず攻撃したり足を引っ張り石をぶつける、そんな存在になる。

これがバカに出来ない。仮に自分の仕事の能力が高くてもそんな風に周りのメンツを潰して進んで敵を作り続けていたら、いずれ孤立し仕事でやりたいことなど到底出来なくなる

またこの本にも「すぐやる人」が重宝されるとある。とにかく行動する人がビジネスの現場に限らず強いということが分かる。

読書を実際に活かすのは1%の人だけ

書籍は、その読者の99%は読んだだけで終わりとなり、その後の実践に繋げることなく何もしないのだという。
結局読んだだけでは何か分かった気になるだけで何も変わらない。
しかし1%の人は、読書を確実に糧にして自分の人生をよりよくするための一歩にしている。
まさに前述した「行動力」だ。


人生をよりよくするための方法は今回紹介した本に非常に明確に書かれている。でも分かっていながらもそれを実践出来るのは1%。だからこそ人生を成功させるのは簡単なのだという。(こちらはまた別の、神田 昌典さんの言葉ではある)

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