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謎解き古代文明


謎解き古代文明

 歴史の謎は、お好きですか?
 エジプトのピラミッドや、英国のストーンヘンジや、ナスカの地上絵の謎。どれも、心が躍りますよね(^^)

 もっと正統的でないといわれる歴史の謎も、それゆえにこそ、心が弾みます。
 アトランティスやムーなどの、失われた大陸。聖書のノアの方舟が、実在したか否か。日本に、漢字到来以前の文字があった可能性。
 などなど、本当だったら、歴史の通説がひっくり返る話が、世の中には、たくさんあります。

 そういうものに、ロマンを感じる方に、本書を、強くお勧めします。

 本書では、まず、「伝説」として、前記のような歴史の謎が語られます。
 そのあと、「真相」として、謎を調査した結果が語られます。

 正直に書きますと、「真相」には、トホホなものが多いです(^^;
 「古代の技術では、できない」とされていたものが、あっさりできてしまったり、「世紀の大発見」とされたものが、そもそも事実誤認だったりします。

 「ロマンぶち壊しじゃないか!」と、お怒りになる方も、いるでしょう。

 でも、厳然たる事実を見ずに、夢だけを見ることが、歴史の謎に迫る正しい方法でしょうか?
 違いますよね。事実を事実として、きちんと認めるところが、始まりです。それからです、謎に迫るのは。

 「ロマンがなくなる」なんて、心配する必要はありません。
 ありもしない「謎」をでっち上げなくても、歴史には、おびただしい謎が待っています(^^)
 これから、私たちが、いくらでも、謎を解く余地があります。

 本書の中には、一つだけ、本当に歴史を変えた遺物があります。
 それは、派手な手法ではなく、地道な科学的調査によって、正体が明らかにされました。地道な調査の大切さが、わかります。
 どの遺物が、そうなのでしょう? ぜひ、本書を読んで、確かめて下さい(^^)

 以下に、本書の目次を書いておきますね。

はじめに――超古代文明の伝説を解き明かす

第1章 驚愕の「南北アメリカの古代文明」の真相
 1)ナスカの地上絵の謎
 2)「インカの石組み」の超技術
 3)サンダルで踏まれた三葉虫の化石
 4)謎のハンマー「ロンドン遺物」
 5)奇跡の石「カブレラ・ストーン」
 6)ミステリーストーンの謎
 7)コスタリカの巨大石球群
 8)エクアドルの縄文土器

第2章 深遠な「ヨーロッパの古代文明」の真相
 9)ノアの箱舟は実在した?
 10)ストーンヘンジの謎
 11)クリスタル・スカルの真実
 12)アトランティス大陸の謎
 13)サラマンカ大聖堂の宇宙飛行士
 14)10万年前の金属コイル
 15)古代の天文盤「ネブラ・ディスク」
 16)レイラインは存在するか?

第3章 神秘の「中東・アフリカの古代文明」の真相
 17)ギザの大ピラミッドの不思議
 18)ギザの大スフィンクスの謎
 19)アビドス神殿のヘリコプター
 20)サッカラ・バードは空を飛ぶ?
 21)銃創の空いた頭蓋骨
 22)南アフリカの金属球
 23)タッシリ・ナジェールの宇宙人

 コラム1 中東の古代文明概論

第4章 摩訶不思議な「アジアの古代文明」の真相
 24)ムー大陸は実在したか?
 25)ジャワ島のロケットレリーフ
 26)超古代の伝説「アダムの橋」
 27)周処のアルミ製ベルトバックル
 28)中国・明代のスイス製腕時計

 コラム2 チャーチワード=日本人説の謎

第5章 幻想と夢幻の「日本の古代文明」の真相
 29)宝達志水町【ほうだつしみずちょう】のモーゼの墓
 30)「聖徳太子の地球儀」の真実
 31)「カタカムナ文明」とは何か?
 32)新郷村のキリスト伝説
 33)皆神山のピラミッド伝説

おわりに――超古代文明の夢とロマン
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