心の痛覚の麻痺(弱音を吐いても良いですか?)
例の彼と2ヶ月以上会えていない。
クリスマスは期待したくないから連絡を我慢した。
LINEのメッセージを2回に1回の頻度で既読無視されている。
クリスマスが去りデートに誘っても「年内はバタバタだなー」と返されてしまい、詳しい日程を決めようとまた既読無視される。
インスタのストーリーズを頻繁にあげるくせに、私のストーリーズには足跡を意地でもつけない。
(「えっ?ミュートにされてる?」と思うレベル。)
10年に及ぶ物語を知らない人が聞いたら明らかに脈なしのレベルで避けられている。
ここまで蔑ろにされるのは悲しいは悲しいのだが、「年明けにまた誘お〜」と気持ちを切り替えている自分のメンタルの強さに我ながら引く。
これでも10年前に連絡が途絶えた時、病み過ぎて10㎏痩せた事もある。
強くなった、と言うよりは、彼の事に関してだけ心の痛覚が麻痺してるのだ。
味覚で例えるのならば、甘味や酸っぱ味は識別出来るのに、辛味(からみ)だけ感じない様な感覚。
少し前までは、多くの知人から「そんな扱いされてよくまだ好きでいられるね。」と言われても「それでも好きなんだよねー」と自信を持って返答していた。
と、ここまで前向きな言葉を紡ぎたかったのだけど、やっぱり少し弱音を吐いても良いだろうか…
そろそろ麻酔が切れるのかもしれない。
余談ではあるが、彼が5年前にプレゼントしてくれたルビーのネックレスを下着に引っ掛けて切ってしまった。
神様からのメッセージだろうか。
こうして文章にしてみたら、やっぱり結構しんどいなと思う。
いや、かなりしんどい。
悲しさを識別出来ると認めたら、胸がチクチク痛くなって来た。
自分の過去の記事を読み返して、ドライヤーの女の子やお泊まりセットの女の子は今夜彼といるのかなと妄想を膨らませる。
夜な夜な彼から既読無視されたLINEのメッセージを読み返し、心のリストカットをしてしまう。
心の痛覚が麻痺したのは嘘だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?