一日一マンボ 第0回 はじめに

まずこの経緯を説明しておこう。

令和4年が明けてまもなくの1月27日に大阪府全域にまん延防止等重点措置に基づく要請が出された。

ミュージシャン、そして音楽を聴きに出かけるのが好きな方々にとってまた窮屈な時期が始まった、と半ばあきらめのような気持ちになった。

当初は2月20日までの予定であり、とりあえず3週間我慢すればまた通常の生活に戻るだろうと思っていたが、その後予想に反して、2月21日から3月21日までの延長が発表された。

仕方ないが、ライブハウスの時短営業や場合によってはキャンセルといった状態が長く続くうちに、様々な気持ちが湧いてくる。

もっとも悪いことばかりではなく、時短営業で早く帰れるのは体が楽だ。
その一方で、お客さんが少ないのには慣れているものの、少し物足りない気もした。

自治体の要請に従いながら可能な限りの対策を講じて営業する現場に不満をぶつける筋合いはない。

かといって、まん防つまらん、と言ってばかりというのも、そのこと自体がつまらない。

そんな中、フェイスブックに他愛も無い投稿をすることも増えたが、大して建設的でもクリエイティブでもないことに時間を費やすのももったいない。

こうしてまん防に飽き飽きした頃、現場で演奏することはほぼないが、初期の音楽体験として自分に大きな影響も与えた「マンボ」をYouTubeで探しては楽しむようになった。

まん防が延長されるころには、意地になってまん防が終わるまで一日一つの動画をシェアするようになった。

ありきたりのものから始まったマンボの動画も、ネタが尽きてくるにつれ、世界各国のマンボにネタを探すようになり、楽しみにしてくれる人も出現するようになった。

フェイスブックは古い記事がどんどん流れていってしまうようになっており、このまま放置しておくと、このマンボの記事だって過去記事の中に埋もれてしまう。

ブログにも一つ転載したことがあったが、このブログというのもちょっと使い勝手が違うような気がするので、試みとして、noteのマガジンとしてまとめて置いていこうと思う。

まだ1日1マンボとなる前に最初にシェアしたのは、
ゴールデンハーフがカバーした「マンボ・バカン」だった。
今はこの動画は残念ながら公開されていない。

このケースのように、削除されたか非公開になった動画もいくつかあるが、
現在視聴できるものは動画のリンクを含めてシェアしていくつもりだ。

そんなわけで、不定期になりますが、よろしくお願いします。


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