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クラシルは"スーパー"を作ります

こんにちは。delyでEC事業責任者をしています、大竹(@masatootake)です。

突然ですが、みなさんはスーパーをどれくらいの頻度で利用していますか?

おそらく週に2〜3回は行ってる方が大半ではないかと思います。スーパーは多くの人の生活のインフラになっているお店です。

実はクラシルも、スーパーを作ることにしたんです。

ただ、スーパーと言ってもお客様が来店するオフライン店舗ではなくて、ネットスーパーのような、Eコマース専用のスーパーです。

このnoteでは、なぜ今クラシルがスーパーを作るのか、何を目指しているのかについて書いてみたいと思います。

生鮮ECの市場規模、現状のEC化率、今後

なんでクラシルが?、という話の前に、まずは市場の話をしてみます。

日本はもちろん世界的に、生鮮食品のEコマースは次の成長分野としてすごく注目されています。日本だけでも食品の市場規模は66兆円で、超巨大マーケットです。

しかし、今のEC化率はわずか3.31%です。

食品のEC化率の推移

Amazonをはじめとする大手企業、韓国のクーパンのような新興企業、スタートアップ企業など数多くのプレイヤーが取り組んでいますが、数字を見るとまだまだ初期の初期のフェーズなのです。

つまり、生鮮ECはこれからが本番です。

コロナによってリモートワークが増えたり、人々の生活スタイルが大きく変わったことをきっかけに、家にいながらスーパーに行かずに買い物したいニーズがどんどん高まっています。

今後10年で様々なイノベーションが生鮮ECの領域で出てくるはずです。

生鮮ECが難しい理由

なぜ生鮮ECの普及率は、他のジャンルと比べて低いのでしょうか?

一言でいうと、「スーパーの利便性にECが勝てていないから」だと個人的には思っています。

当然ですが、スーパーに行けば一通り何でも揃っていて、購入すればすぐに持って帰って消費することができます。つまり、買い物体験に「即時性」があります。

一方で、現状の生鮮ECや小売が運営するネットスーパーは、配送スピードがどんなに早くても翌日です。この買い物体験には「即時性」がありません。
※ネットスーパーの当日配送は枠がほぼ埋まっていて実質注文できないことが多いです。

つまり、"その日の夕飯"のための買い物ができないのがこれまでのECでした。これでは日常の買い物としては使えません。

そこで出てきたのが「クイックコマース」という業態です。即日配送を前提とした生鮮ECであれば「即時性」も提供できます。ここに大きなチャンスがあると考えています。

クラシルならではの生鮮EC「クラシルマート」

クラシルだからできる、クラシルならではのサービスを作りたいと思い、クラシルマートを立ち上げました。

kurashiru mart のロゴタイプ

クラシルマートは、市場から直送される野菜など新鮮な生鮮食品をはじめ、スーパーマーケット並みの品揃えと手頃な価格の商品を、最短1時間でご自宅までお届けする、ネットスーパーのような、Eコマース専用スーパーです。

鮮度管理を徹底した宅配専用の倉庫で商品在庫を保持し、注文を受けてから商品をピッキングしてご自宅までお届けします。

コアターゲットは、子育てや仕事で毎日が忙しい「20〜30代のワーキング子育てパーソン」です。

仕事が忙しくて平日に買い物に行けない、重たい荷物を持って帰りたくない、子供を連れて買い物するのが大変、雨が降ると買い物が大変など、毎日の買い物の深い困りごとを解決するサービスを目指しています。

クラシルの強み、検索データによる需要予測

クラシルだからこそできること、その1つはデータ活用です。

3,600万ダウンロードを超えるクラシルの検索データを使って、もうすぐ人気になる食材やメニューを需要予測することができます。

従来のEコマースでは難しかった、「料理する人が本当に必要とする食材」を正確に把握して、品揃えに反映することができるようになるのです。

クラシルの検索データを需要予測に活用

また、クラシルのデータで需要予測を行うことにより、お客様が求める商品を揃えられるだけでなく、欠品・廃棄を最小化することで在庫コントロールを最適化し、フードロスの削減にもつながります。

データドリブンな手法で、スーパーを再構築する

クラシルマートでやりたいのは、データドリブンな手法でスーパーのオペレーションを再構築し、「Eコマース専用スーパー」という全く新しい小売の発明をすることです。

既存のスーパーは創業から100年近く経っている企業も多くあり、顧客のあらゆる行動をデータ化できていません。それは来店前提の実店舗スーパーではある種仕方のないことでした。

一方、Eコマースであれば、何が買われたかという点のデータだけでなく、どのユーザーが過去にどの商品を買ったのかの購買履歴、購入しかけてやめたカゴ落ちの行動ログさえもデータとして収集できます。

全員に対して同じ売場を見せる必要もなく、ユーザーの趣向に応じて前面に見せる商品をパーソナライズすることもできます。

さらにクラシルであれば、レシピのユーザーデータも膨大に蓄積されているので、ユーザーがどんなレシピを検索したかまで把握して、作りたいレシピを起点に商品をレコメンドすることができます。

「購買実績データ、購買前カゴ落ちデータ、購買履歴、レシピ検索データをすべて活用して、そのユーザーにあった売り場をパーソナライズで構築し、商品をリコメンドする。」

これまでにない全く新しいスーパーの体験を、クラシルマートで作りたいと思っています。

週に2〜3回もする買い物だからこそ、変える価値があるし、変わったときのインパクトは大きくなります。クラシルだからこそできる、データドリブンな手法でスーパーを再構築していきます。

私自身、エンジニア出身で、クラシルのローンチから昨年までCTOも兼務していました。2016年にクラシルを立ち上げたときに最も重視したことも、データドリブンなサービス開発です。

群雄割拠だったレシピ動画の競争の中で勝ち残るためには、データドリブンなプロダクトづくり、データを見て改善を回せる体制づくり、これが最も重要だと考えています。

「データドリブンでプロダクト作りしないと長期で勝てない」
「しっかりデータを分析して改善を回せる基盤とその体制を作るべき」

この考え方をベースにして、クラシルは国内No.1のレシピ動画サービスに成長していきました。クラシルマートでもその手法で立ち上げていくつもりです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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