おたばぶの「それ、こうするだけでもっと売れますよ!」添削サービス。第2回目は、二岡様のブログ記事をご依頼いただきました。
今回ご依頼いただいたのは、超ラブリーなファンシーラットちゃんたちの飼育情報ブログ「ねずみぐらし」の1記事です。
ねずみぐらし:https://nezumigurashi.com/
ばぶ「今回の添削の方向性は、情報発信をメインにしたブログの、収益化を目指した記事だよ。記事内で紹介している商品をどうCVさせるかだね。アフィリエイトブログをしている人も、気になるポイントじゃないかな」
おたより「個人のブログは企業のオウンドメディアとは違う立ち位置。貴方の意見を聞きに来ているので個人の感想でいい、むしろそれを聞きたい!ってことを大事にしてね」
※この記事はPRを含みます。
添削前の状態
おたばぶからの第一印象
おたより「リードを含めて全体的に結論ファーストになってないから、「結局必要なのかい?必要ないのかい?どっちなんだーい?」ってなっちゃう。
自分の知りたいことが解説されているかわからないと感じたら、読者はせっかちだからすぐ離脱しちゃうよ。
二岡さんとしてはどう?ファンシーラットを飼うなら回し車はおすすめで、買って欲しいと思う?
飼育を通じて必要だと感じたから紹介するなら、買いましょう!と自信を持って最初におすすめした方がいいよ。読者も安心して買えるしね」
ばぶ「ペルソナの絞り込みも少し足りないかな。ファンシーラット用の回し車を買おうと検討して、検索している人はどんな人?具体的な落とし込みが不足してるように感じたよ。
あと、もっと二岡さんの飼育経験を通じた体験を前面に押し出していいと思う。なんだかちょっと、他人事みたいな印象になってしまってるかな。
折角の自分のブログだし、ラブリーな二岡さんちのねずみちゃんが回し車を回している写真や動画で、「ファンシーラット飼おうかな、必要なものってなにかな」と迷ってる人のハートをキャッチだ!
実際に使用している回し車とねずみちゃん、大きさを比較できるものを並べて写真を撮るのもいいよ。
SEO的にも、他のメディアにはない独自性と体験は評価が高くなるよ」
ブログは自分の城!自分の意見や経験をベースに話していい
ばぶ「検索でブログにやってくる人、特にペットの情報を調べている人は、実際に飼育している人の実体験が知りたいわけで、中立的で汎用的な情報や獣医さんのような専門家の話を調べてるとは限らないんだよね。
企業のオウンドメディアに掲載するSEO記事も、情報発信系のブログも、大体Knowクエリだけど、求められてる距離感や温度感は別物だと思っていいよ。
二岡さんの場合は、ファンシーラットの飼育を検討していたり、既に飼っているけど飼育経験が浅い人が、ねずみ先輩でありねずみ仲間の二岡さんの経験や意見を聞きに来ている距離感のイメージ」
おたより「二岡さんちのねずみちゃんはどうしているのか、少なくとも多頭飼いしている経験がある人の、いろんなねずみのパターンが知りたいよね。
飼っている人ならではのリアルな話をエピソードとしてもっと盛り込んだほうが、読者も親近感がわくよ。
親しみがあり、関係が近い人のおすすめや口コミは、読者がKnowからBuyに移行する強力なリソース。自分のブログなら、閲覧者をファンとして引き込んで信頼させ、「この人の言うことなら!」というポジションを取りに行くのがおすすめだよ」
とにかく結論ファースト!リードで迷える読者のハートをキャッチ
おたより「リードにはいろんなリードがあるよね。ディスクリプションみたいな短文リードや、共感リード、内容を3行でまとめたリード。
今回は「必要?不要?どっちなんだろう、飼ってる人の意見が知りたい」というニーズに応える記事だから、まずリードで結論を言ってしまおう。
あ、そうなんだ!と納得して離脱する人のために、リードにも商品リンクは忘れずに!すかさずお帰りのタイミングでご購入いただこう」
ばぶ「今回のキーワードを検索する人はおそらく、まだファンシーラットを飼い始めていないか、飼い始めて日が浅い人。
回し車どうしようかなあ、事故もあるんでしょう?ねずみ大きいから回し車も大きいよね、うるさくないかな…など、さまざまな不安を抱えて検索してる可能性が高いよ。
なので、まずはリードで二岡さんの経験ベースで安心と信頼を与えて、そこから二岡さんちのねずみワールドに引き込んでいこう。
二岡さんちのねずみちゃんたちの回し車のエピソードは、リードに持ってきて「そっか、個体差や環境差があるんだね」と納得させる要素に使ったほうが効果的だよ」
「~とは?」はブログ主が読者を自分の土俵に引き込む最初の舞台
ばぶ「最初の見出しは「~とは」ではじめるのがおすすめ。というのも、検索してくる人たちは実際に回し車を設置していない人たちなので、知識が不足してるし、使っている人の意見が知りたい。
ここで実例や使用感を挙げながら解説することで、読者は二岡さんに信頼を寄せ「ねずみ先輩!回し車についてもっとくわしく!!」とハートキャッチできるよ。