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メンバーの想いをつなぎ、カタチにする。ファインディのデザインチーム採用資料アップデート。

こんにちは。
Findyでコミュニケーションデザイナーをしています、おそよです。
今回、ファインディのデザインチーム採用資料をアップデートしたので、
その背景や実際に進めてみた感想についてまとめていきたいと思います。

まずは、どれくらい変わったかビフォーアフターをご覧ください🤗

ファインディデザイナー採用資料のビフォーアフター


ファインディのブランドカラーをベースにデザインが一新され、よりクリエイティブの力が伝わる資料に生まれ変わりました!

リニューアルにおける課題とターゲット

デザインチームを伝えきれていないという大きな課題

まず前提として、採用資料の最終アップデート日が2年以上前だったこともあり、掲載されている情報が古いことが大きな課題でした。
情報自体もそうですが、会社・サービスの成長と共に、デザインチームも日々進化しているため、この瞬間のデザインチームの魅力を伝えきれておらず、デザイナーとしてファインディにジョインするおもしろさを伝えるストーリーづくりが重要でした。

ターゲットは、新たに出会う1人のデザイナーに向けて

ファインディのデザインチームは、まだまだ知名度が低いのが現状です。仲間集めの方法としては、私たちからスカウトメッセージを送らせていただくことがほとんどで、資料を読んでいただけること自体が貴重でした。
だからこそ、ファインディのデザインチームを広く知ってもらうためのものではなく、ファインディと出会っていただけたひとりのデザイナーに向けて送る、ファインディをより知っていただくためのレターとして制作することに方針を定めました。


大変だったが、チームを深く知れた制作過程

制作時は、できるだけメンバーを巻き込み、小さく一緒に進めることを心がけるようにしました。
理由としては、私自身が入社1ヶ月でリニューアルプロジェクトを進めていたこともあり、何を伝えるべきか最初とても迷った背景がありました。
いろんな人に聞きたい、けどプロジェクト外のメンバーを巻き込むことは不安で迷う気持ちがあります。最初はためらっていましたが、ここはファインディ、迷ったら一人で抱えるよりも会話する、聞くというスピード感のあるコミュニケーションを良しとしている会社なので、今回はそのバリューを大切に迷ったら聞くというスタンスで進めました。

まずは、自分のチームに聞いてみる

誰を最初に巻き込むかがとても悩みます。せっかくなので資料の当事者であるデザインメンバーの想いを汲み取ることが大切だと考え、slackで「ファインディの良いところ教えてください!」と呼びかけてみました。
すると、すぐにデザインメンバー全員から大量のメッセージがきました!

メンバーの呼びかけにスピーディに反応くれるのはファインディの魅力ですね

このアクションによって、メンバーが良いと感じている点、魅力に感じているポイントの全体像を素早く知ることができ、構成や訴求すべきメッセージを絞ることができました。
また、メンバーからチームや会社に対しての愛をとても感じ、良き資料にして届けねば!という私のモチベーションにも繋がりました。チームにとってもこれまで知らなかったメンバーの想いを共有できる良いきっかけになったのではと思います。
メインで制作しているのはあくまで私でしたが、結果としてメンバーを最初から巻き込み、主体的に関わってもらえる状況をつくることができ、その後も一緒に熱量届けていく体制が作れたのでよかったです。
実際に、Figmaのオープンな環境で資料制作をしていたので、メンバーが積極的にFB、コメントを残してくれたのも良い温度感を保てたような気がします。

メンバーからの実際のFB

定めたコンセプトは、冷静と情熱

アップデート前の資料では、Findyのブランドカラーとは違うカラーリングになっていたことや、デザインチームの伝えたいイメージが見えづらいことが気になっていたので、今回は資料制作時にコンセプトを持つことを意識しました。
特に、ジョインして感じた冷静だけど遊び心を忘れない、知的に思いっきり楽しむチームの魅力を伝えたく、コンセプトとして「Blue Joy」を掲げ制作を進めました。
デザインはコンセプトをもとに、ブルートーンで統一しつつ、要所で遊び心やエネルギー、ポジティブなクリエイティビティを感じるデザインを目指しています。

他社事例からとことん学ぶ

トーンとコンセプトが決まったら、構成について他社の採用資料を調査していきました。伝えたいメッセージの違いやページの流れ、デザインを参考にしながら構成を固めていきます。
この時に1社だけを参考にするのではなく、数社の資料を全体像がわかるように集約し比較検討することで、目指すべき資料のボリュームや流れの違いを把握しながら進めました。

小さく作って修正を繰り返す

実際に手を動かすフェーズでも意識したのは、小さく共有することでした。まずはslackのテキストのみで全体感に違和感がないかマネージャー、採用担当の方に確認します。そうすることで、時間をかけてつくった構成に大幅に修正が入る、構成が出来上がるまでどれぐらい資料が進んでいるのかわからなくなることを防ぐことができます。そして、WFに落とし込み、手が止まる=情報が足りていない可能性を考え、必要に応じてマネージャー、採用担当、デザインメンバーへ確認し、デザイン制作を進めていきました。

最初はslackでババっと構成の流れ、欲しい情報のリストアップ感覚で共有する。
これ以外にも毎日の1on1で進捗を共有。

そして、完成🎉

完成した資料がこちらです。

約1ヶ月程度のプロジェクト期間で、別案件も並行していた中でしたが、スピード感を持って資料をアップデートすることができました。2年前よりもアップデートしたファインディデザインチームのクリエイティビティを伝える採用資料となりました。

感想と振り返り

今回は、事業の魅せ方やテンポ、ファインディのデザインチームをより知れるようにと情報量に重点を置きました。特に、ぐっとデザイナーに響かせたい所はグラフィックを作り込み、そうでない所はシンプルにするなど緩急を意識した構成・デザインを目指しました。

とはいえ伸びしろはまだまだある

今回、事業やミッションに対しては、解像度が上げきれず、うまく言葉にできなかった点がありました。
都度、上長や経営層に相談して進めることはできましたが、個人としてまだまだ伸びしろがあるなと感じています。
よりデザインチームの成し遂げたいことを明確に、事業、会社のミッションとリンクさせて伝えていくこと、それらを伝えていくことで入社前から解像度の高い情報を候補者に届けることができ、私たちだからこそ成し遂げられることをより伝えられるのではと考えています。
今回は無理に解決しようとはせず(こちらについてはマネージャーと話し、しっかりチームで議論が必要な箇所として)、まずは今伝えられる事を誠実に伝え、徐々に周りと協力しながら今後言葉にしていければなと思います。

最後に

今回トライしてみて、スピード感を持って資料アップデートを達成することができたので、ファインディのデザインチームをより深く知ってもらうことができるようになりました🎉
また、資料をアップデートしていく中で改めてメンバーやチームの素晴らしさを知る機会ともなり、事業に対してデザインチームができる提供価値をさらに考えるきっかけになったのこともよい結果でした。

私が選考を受けていたときに、こんな面白いチームなのに面談をするまで知るきっかけがなかったことが気になっていたので、このアップデートをきかっけによりファインディのデザインチームを知っていただければ嬉しいです!

さらにチームを盛り上げる仲間を募集中!

ファインディのデザインチームでは、ファインディのデザインカルチャーを一緒に楽しみながら、事業成長を加速させていける仲間を募集しています!
ぜひ、資料をみて気になった方は、お気軽にお声かけいただけると嬉しいです😊

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