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【振り返り】3ヶ月間ベンチャー企業でインターンをして学んだこと

この記事は私がとあるベンチャー企業で、3ヶ月間インターンをして学んだことを言語化したものです。
これからインターンをしたいと思っている方から、すでに働いている方まで参考になれば嬉しいです。


みなさんお久しぶりです!
前回の投稿から約3ヶ月空いてしまいました笑
というのもnoteは書き続けていまして、こちらのアカウントでゲーム業界を学ぶ記事を書いてました。


今回は私が3ヶ月間長期インターンをして学んだことを、言語化してみました。
この記事を書こうと思ったきっかけは、私のFacebookを久々に遡っていたことにあります。
過去の私はちゃんとイベントごとに振り返りをして、発信していました。
もちろん今も振り返りはしていますが、発信はしていません。
発信することでより自分の学びになるし、誰かに気づきを得てもらえるかもしれないと思い、ここで言語化してみます。

では、いきましょう!!



1. 任された仕事を絶対にやりきること

働く上で信頼は大事です。
社員やクライアントの期待値を満たし続けることで、信頼残高が溜まっていきます。
その残高が一定を超えると新しい案件を任せてもらえるのです。

「当たり前じゃん」と思った方もいると思いますが、私はこの当たり前に気づくのに1ヶ月かかりました。
ある案件のクライアント向けの提案資料を作成していたのですが、期限までに終わらず、残りは上司に巻き取ってもらいました。
期限ギリギリで報告したので、上司もカツカツになってしまい、私も信用を失い、とても反省したのを覚えています。

それ以降は意識を改め、やりきるための仕組みも考えました。
それが②の学びになります。
大学生マインドが抜けていなかった私を社会人マインドに変えたこの経験はとても印象に残っています。


2. 仕事を依頼された時に気をつけること

上の出来事があってから、仕事を依頼されたときは以下の3点を徹底しました。

①依頼時に「目的」「背景」「アウトプットイメージ」「期限」を明確にすること
②2割共有を徹底すること
③余裕を持ったスケジュールを組むこと

以上の3点をできるようになるにつれお互いの認識のズレがなくなり、求められているアウトプットを期限内に出せるようになったと勝手に思っています。

2割共有とは、成果物が2割完成したら上司にフィードバックをもらうというものです。
ここで重要なのは完璧よりも速さです。

2割共有の目的は、アウトプットの方向性があっているか確かめることにあります。

先程の資料作成を例に取ると、スライドの全体構成と必要な情報、これから何をしていくのかリストにして、なるべく早く共有していました。
私は時間をかけて完璧に仕上げてから人に見せたいと思ってしまう人なので、最初は抵抗がありました。
しかし、出てくるアウトプットの質と速さは、2割共有を初めたときのほうが格段に良かったです。
みなさんもとにかく上司にぶつけまくる意識を持ってみてください。


3. 発信することの重要性

チームメンバーや他部署の人に、私個人のことを知ってもらうことは超重要です。
それはプライベートや仕事上のことも含めてです。
発信することで、

①お互いの背景を理解することで、コミュニケーションがスムーズになる
②仕事上であまり関わりのない人にも、自分の仕事をアピールでき信頼が積み重なる

ができると思います。

私はこちらも苦手でした。
自慢やどうでもいいことを発信しているTwitterなどのSNSに、あまり意義を見出せておらず、アプリを消したくらいです笑
それに自分を発信することに少し苦手意識があります。

ですが、上司から何度も「発信していけ」と言われやっているうちに、その効果を実感しました。
他部署の人と話す時に、「〇〇(私)の部署って勢いあるし、〇〇さんめっちゃ頑張ってるね」と何人からも言っていただけたのです。
こういう信頼の積み重ねが、新しい仕事につながるのだなと身を持って感じました。
自分の仕事の過程や成果をアピールすることって大事ですね。


4. ベンチャーで働くということ

少し毛色は変わりますが、ベンチャー企業で働くとはどういうことかを学べました。
インターン先は株式会社FinTという従業員30名くらいのベンチャー企業で、SNSマーケをやっていました。
まだまだ立ち上がって歴史も浅く、成長中の企業です。

そんな会社だと整っていることのほうが少ないです。
オンボーディングや仕事の進め方、コミュニケーション、勤務形態などなど、日々改善途中です。
私は3ヶ月働いてみて、こうした整っていない不安定な環境を楽しめる人でないとベンチャーは厳しいと感じました。

私自身は基本楽しめていましたが、大変さを感じることもありました。
みなさんも、ベンチャーという漠然とした憧れだけで入社してしまうと、痛い目を見ると思うので、自分の適性を見極めてほしいです。


5. 働く際に大事にしたいことがより明確になったこと

私はこのインターン先で3社目なのですが、働く上で大事にしたい価値観の解像度がまた1つ上がりました。
これまでは、「人の良さ」「目標に向かう風土」「貢献感」が揃っていれば、楽しく働けると思っていました。

しかし、今回のインターンを経て、「業界の共感」「会社の成長性」も思っている以上に大事だと気づきました。
私は前述の通りSNSに特に関心もなく、またSNSマーケは参入障壁が低く優位性を築くのが厳しいです。
「人の良さ」や「目標に向かう風土」などは、申し分なかったので楽しく働けたのですが、ちょっとした違和感は感じていました。
もちろんすべての軸を満たす会社など存在しないので優先順位が大事になりますが、これに気づけたことは収穫です。

ここで読んでいる皆さんに伝えたいのが、人生は仮説検証だということです。
自分が何をしたら幸せを感じるのか、何を大事にしたいのか、どんな会社で働きたいのかは考えているだけではわかりません。
過去の経験を元に仮設を立て、次の行動で検証して、また改善する。
この繰り返しでよりよい人生に近づいていくのかなと考えてます。

という考え方を持っているので、新卒で入った会社に定年まで50年間勤め上げるというのをあまり共感できません笑
1社目で自分に合っている環境を選べる方が稀だと思います。
また会社で働くことが絶対ではなく、フリーランスや起業、世界中を旅して回るなど多様な働き方があります。
ぜひいろんな働き方をしてみて、理想の生き方を追求してほしいです。


最後に

やはりこうして文字に起こして振り返るのはとてもいいですね。
学びを見返せるし、考えを言語化することで頭の中がスッキリした気がします。
なにより読んでくださった皆さんに、何かしらの気付きがあれば嬉しいです。

働いた期間が3ヶ月ととても短かったですが、とても多くのことを学べました。
もちろん上で書いたことも完璧にできるようになったわけではなく、成長途中です。
ですが、就活が終わりインターンも何社かやっていて、曲がりなりにも自信を持っていた私を、鍛え直してくれたのには感謝しかありません。
関わってくださった方、本当にありがとうございました!

これから内定者インターンと卒業をかけた期末テストが始まるので、そちらに全力を注ぎたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!



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