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欧州の移民問題とこれからの日本

お久しぶりです。
このテーマで書こうと思った理由ですが、私は前田塾という社会人としての素養を学ぶ塾にお世話になっています。毎週日曜日にニュース解説を聞いたりでとても学びを刺激していただいているのですが、近頃メールで移民問題についてまとめたものが届きました。それが興味深くて考えることが多かったので、noteにまとめておきたいと思います。

1.欧州の移民の現状

みなさんは欧州において、移民の問題が深刻になっているのをご存知だろうか。イギリスがEUを離脱したが、その大きな理由の一つに移民の受け入れがあると言われている。そして、他のEUの国でも移民が大量に入ってきたことによる、経済的・文化的・治安の問題が噴出している。

なぜ移民がここまで欧州に入ってきたのか。その理由は私が思うに二つある。
一つ目は欧州の人手不足だ。経済が成熟の段階にあり、日本と同じように少子高齢化の傾向が強い。新興国からの安い労働力は資本家にとって喉から手が出るほど欲しいのだ。
二つ目はイスラムの紛争だ。シリアやイエメンの内戦やISの台頭などだ。これにより調べた限りでは、何千万人単位の人々が安全な地と仕事を求めて、ヨーロッパに大移動をしている。それをトルコがEUの支援を受けて助けていたが限界を迎え、数百万人が欧州に流入したと言われている。

これによりヨーロッパでは深刻な状況になっている。基本的に移民の恩恵を受けるのは、資本家なのだ。ミクロの現状はYouTubeなどで調べればいっぱい出るので、調べてみて欲しい。

2.移民のメリット・デメリット

メリット
1. 安い労働力による経済の発展
資本家や企業からしたら、人件費を安く抑えられることは利益創出につながる
2. 紛争による難民を救出することによる意義
戦争による犠牲者を減らせる。また金銭的理由から移民になっている人も多いので、移民達や母国にいる家族の暮らしが経済的に良くなる。

デメリット
1. 経済格差の助長
資本家は儲かり、中低所得者の仕事がなくなっていく。
2. 固有の文化・アイデンティティーの喪失
多様性が高まるともいえるが、固有の文化の喪失が欧州では進んでいる。イスラム教で男尊女卑の思想が強いイスラム人が入ってくることで、欧州の文化が揺らいでいる。
3. 治安の悪化
一部では移民の街が生まれ、元々住んでいた人たちが避難しているらしい。また強姦率も上昇するなど、治安の悪化は顕著だ。
4. 低賃金労働者の搾取
働く側が過酷な環境に置かれていることも問題だ。半年間休日がないや、残業代が支払われないなどの問題が噴出している。

3.日本の現状とこれから

実は日本は世界第4位の移民大国だ。そして入管法が改正され、これからよりたくさんの移民が入ってくる。確かに近頃東南アジアの方を見る機会がかなり増えた。
そんな中で移民への搾取が顕在化してきている。無視できない問題だろう。
余談だがある友達がこの問題に対する事業をやろうとしている。まじですごい!

4. 感想

複雑に絡み合っていて、簡単には解決しない問題だなと。また欧州で移民により治安が悪化しているのを動画で見ると、率直に怖いと思った。ただ欧州と日本の移民問題の違いは、宗教的な対立があるかないかだ。欧州ではキリスト教で人種差別タブーの文化に、長年宗教対立があり、信条主義が違うイスラムの人々が入ってくるのはそりゃ対立が生まれる。その点日本は宗教的な対立が少なく、イスラムほど主義主張がことならない東南アジアなどの人が移入しているので、まだましだと思った。ただ、このような問題を知らない人がたくさんいるので、まずは移民についての現状を知ることが第一歩だと思った。
また単純労働の機械化がこの問題を解決するのではと思った。現在東南アジアの方が働いている仕事は、コンビニの店員、搬入バイトから介護などが多い。これらはレジの自動化や介護用ロボットの普及などで仕事が減っていく。こうしたITやロボットの力を活用することで、問題は少し解決されるのではとおもった。
さて、授業に戻りますか、、、

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