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1年以上就活した筆者が思う、就活のあれこれ 〜後編〜

ども!
前回の続きです。

個人的には今回のほうがより面白い内容になっていると思います!

▼超簡単な自己紹介▼
早稲田大学5年生。
21卒として就活を始めたが、大学の単位が足りず22卒も行うことになりました笑。
現在はエンタメ系のベンチャー企業に内定をいただき、就活を終了しております。
ミドルベンチャーからメガベンチャーを中心に、40社以上は見てました。
▼こんな人におすすめ▼
「新卒で人生決まると思って、就活に命をかけている人」
「結局自分次第だから、1社目はどこでもいいと思っている人」
「お金、成長、夢中の優先順位を考えたことがない人」
「AI×データという就活の観点を知らない人」
※注意書き※
・マウントをとる気は一ミリもありません。
・個人的な意見です。私の意見を押し付けるつもりはありません。

ではいきましょう!!!


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新卒で入る会社はどこでもいい。とはいえ成長角度は変わってくる


就活をしていると

①「新卒で人生が決まってしまうから、就活はちゃんとやったほうがいい」

という人と

②「結局は自分次第だから、1社目はどこでもいい」

という両極端の声を聞きます。
これらを就活生のときに聞いて、どっちやねんと悩まれる方もいると思います。

僕の意見は、「どっちも正しいし、どっちも間違っている」です。


①の「新卒で人生が決まる」はないと思います。

これはオジサン世代から言われることが多かったですが、年功序列終身雇用の価値観です。
転職が一般的になってきた変化の激しい時代の中で、この考えは当てはまらないと思います。


②「1社目はどうでもいい」も少し考えたほうがいいと思います。

確かに、どんなに人気企業ランキングトップ10の会社に入っても、イケイケのベンチャーに入っても、結局は自分次第というのは大賛成です。

ですが、成功するには環境要因も大切です。
自分次第と思ってがむしゃらに働いて成果を出しても、それが認められる環境でないと、より成長するのは難しいのではないでしょうか。
またどんな上司や同僚と働くかも、成長には欠かせません。

それを「結局は自分次第だから」と、てきとうに内定もらったもらったところに行くには、危ないと思います。
本当に自分が求めていること、やりたいことを満たせる環境なのかは確認してほしいです。

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仕事ができる社員さんの特徴とは

仕事ができるの定義を「同年代よりも早く役職についている人、責任ある仕事をしている人」としています。
面接や社員面談の中で、末端の社員さんからエース社員、代表まで様々な人とお会いしてきました。
その中で感じた、「この人すごい!」と感じた社員さんの特徴をまとめてみます。

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①学び続けている

自社の業界のことや競合はもちろんのこと、トレンドやビジネス、古典まで幅広く学んでいる印象があります。
恐らくというか絶対、家でも何かしらの勉強はしているでしょう。
新しいことに触れたり、考えることが好きな人が多いですね。
家で読書したり、セミナーに参加したり、会社以外のコミュニティーに参加したり、副業として他社のコンサルをしていたり、、、
社会人になっても学び続けたいですね。

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②自分の意見を持っている

逆質問で、業界の細かい部分とか将来のパーソナルなことを聞くと、必ず自分なりの意見を教えてくれます。
「将来こういうことがしたいから、〇〇の力が必要だと思ってる。だからこそこの会社でこういうことをしている。この力は転職でもこういう風に評価されると思うよ」

恐らく
・インプットをする際にアウトプットもセットでしていること
・情報を鵜呑みにせずに、自分の頭で考えていること

などをしていると思います。

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③自分の仕事に誇りを持っている。

この人できるな〜という社員さんは共通してめちゃくちゃ働いています笑。
仕事ができるというのは「質」のお話ですが、その「質」を上げるには「量」が必要です。

では、なんで「量」をこなせるのかというと、
『自分の仕事が好きだから』
これに尽きると思います。

もちろん、お金を稼ぐためとか世の中を良くしたいとか目的は様々でしょうが、その仕事を好きでやっていないと、毎日終電まで働くことは出来ないでしょう笑
『努力は好きに勝てない』と言いますよね。

仕事ができるようになるには、自分の「好き・得意・大事」が重なっていることが大事だと思います。


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「成長」「お金」「夢中」の順番とは

みなさんは就活もしくは働く上で、上の3つの優先順位をどう考えますか?

「夢中」→「成長」→「お金」

これが私の順番です。

なにか自分の「好き・得意・大事」なことに夢中で取り組む。
その取り組んだことを達成したとき、結果的に自分は成長している。
そうやって自分の価値を高めていくうちに、お金が入ってくる。

みなさんも過去成長した経験振り返ると、成長する前、成長中には必ず夢中になって取り組んでいたはずです。

またお金とは、自分が提供した価値に対して支払われる対価です。
バイトではほぼ時間を差し出して、お金を手にしています。
ですが自分に付加価値があると、成果物(時間+能力)に対してお金が支払われます。

このように考えると、やはり自分が熱中できる仕事を選ぶことが超重要ですね。


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『AI×データ』というメガトレンドを理解した企業選び

さあ、長くなってきましたが、実は一番伝えたい観点はこれかもしれません笑。
※僕はAI専門家ではないので、触りしかわかりません笑

みなさんは、『AI×データ』という観点で仕事選びをしたことがあるでしょうか。
未来のことは誰もわからない中で分かることがあるとすれば、今後『AI×データ』は世の中の構造を一変させることです。
これは今に言われたことではないですが、未だに意識している人は少ないでしょう。
この視点を持てば今流行りの、「コンサル」「マーケティング」などには疑問が浮かぶはずです。

・・・・・

AIとは超簡単に言うと、膨大なデータから学習し、
予測と認識を行うことです。

例えば、初めて自転車に乗るとき最初は何回もコケます。
「スピードが出るまではハンドル操作が難しい」など、徐々に学習していって乗れるようになりますよね。
これは何回も失敗することでデータが溜まり、次第に予測と認識ができるようになるからです。
これが『データ×AI』の超ざっくりとしたイメージです。
この『データ×AI』を用いて、PDCAサイクルをぶん回すことが、AIの超得意なことです。

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これと非常に相性が良いのが、今流行りの「自動運転」です。
膨大な画像情報を処理し、危険などを予測しています。

「コンサル」も同じです。
「コンサル」は、積み重ねた知見がものを言う世界です。
熟練コンサルタントが付加価値が高いのは、それまで大量の案件をこなすことで、知見が身についているからです。

もうお分かりですよね笑。それってAIがめちゃ強いです。
そんな単純な話ではないですが、実際にコンサル会社ではITに領域が移ってきているみたいです。

また「マーケティング」も同じです。
マーケティングの仕事の中に、分析業務と広報媒体の選定があります。
私も現在SNSマーケティング系のインターンをしているのですが、ぶっちゃけAIが得意な仕事です笑。
投稿データから伸びた投稿の特徴を洗い出す業務は、AIの独壇場です。
また媒体の選定もAIがパーソナライズされた媒体を紹介してくれるので、特に付加価値は生まれません。
今後マーケの仕事はどんどん変わってくると思います。

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このように、『データ×AI』を少し理解しておくと、就活の見え方や働き方が変わってくると思います。
せっかくなら今後AIに置き換わらない、仕事をしたいですよね笑。

じゃあどんな仕事がAIに置き換わらないかというと、『0→1』の仕事です。
クリエイティブや仕組みを作る側、後は抽象的ですが「感情」を動かす仕事は強いと勝手に思っています。

もっと勉強したくなったらこちらの本を読んでみてください!
衝撃ですよ笑


終わりに

私は一年以上就活をしているので、その分いろんな考え方に触れてきました。
そしてそのたびに共感できるものは取り入れ、理解できないことは聞いたふりをしてきました笑。

その中でも一番納得がいかなかったのが、

「大学生は最後の青春だから、今のうちに遊んどきな」

という言葉です。
私はこの言葉に真っ向から反対します。

社会人になっても青春できるかは自分次第です。
新卒で入った会社が合わないと思ったら辞めればいいし、会社員が合わなかったらフリーランスや起業すればいい。
何で楽しくない場所にずっと居続けるのでしょう。

もちろんやりたいことをやるには、やらなきゃいけないこともしないといけないし、自分に実力がないとそんな生き方はできないでしょう。
いや実力というよりは行動力な気がします。

自分が幸せになること探しはだけは、絶対に諦めずに継続したいですね!


最後までお読み頂きありがとうございました!!!
では、また!!

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