レールの上を歩く難しさ
人生も30目前ともなると
学校を卒業して働いて次の段階。
結婚したり、子供を産んだり、
周りは俗に言う一般的な人生のレールを
いとも簡単に進んでいく。
友人のLINEのアイコンが子供の写真になったり
名前の苗字が見覚えのないものに変わったり。
時たま届く結婚式や披露宴の案内連絡。
そういうものにいちいちメンタルをやられる。
付き合いもある。
そういう場に行かなきゃいけないのもわかる。
でも、言わば幸せ絶頂のお披露目会に行っても
嫌悪感と劣等感に苛まれる未来しか見えない。
「卒業してからどうしてた?」
「いま何してるの?」
そんな当たり前の会話が苦痛で仕方ない。
そんなことを考えていると
いつも返信が滞ってしまう。
遠距離だった恋人と4年半付き合って別れた27歳。
社会人になり10キロ痩せて適応障害になった数年間。
頑張って生きているつもりなのに
どうしてこうも差が出てきてしまうのだろう。
隣の芝生は青いとは本当によく言ったものだ。
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