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コミュニティはウェルビーイングなのかもしれない
OSIROはもともと、クリエイターを応援するためのコミュニティとして始まった。それがいまではブランドのファンが集うコミュニティ、企業の従業員同士が趣味でつながる社内コミュニティと、対象がどんどん広がっている。
ただ、対象は違えど根底にある思いは同じだ。
主宰する人、参加する人の居場所になっているか?
主宰者だけでなく、メンバーも自分らしくいられるか?
主宰者とメンバー、メンバー同士が仲良くなれる
採用で重視するのは、スキルより「徳」
オシロの採用では、創業以来ずっと大事にしていることがある。
それは、スキルよりも「徳」だ。スキルも大事だが、徳の上に才があることが重要だと考えている。
そのため、「徳のある人」に出会えるように、自分自身が日々徳を高めるように努めること。「徳のある人」に仲間になりたいと思ってもらえるような「徳のある組織」でいられるように意識している。
「徳のある人」とは?
「徳」を言語化するのは難しいが、ぼく
オシロはつながりを編集する出版社?
オシロはこれまでコミュニティを活性化するオウンドプラットフォームを自社で開発し、SaaS(※)事業者としてSaaS的な組織作りに取り組んできた。だが、7年続けてきた今、オシロって純粋なSaaSではないんじゃないかと、気がついたという話をしようと思う。
SaaSではない、と言うと語弊がある。堅実にSaaSとしてシステムを提供させていただいている。ただそれだけではなく、一般的なSaaS企業が行わない
ファンの熱量が集う、コミュニティベースド・メディアとは?
現在、OSIROで創出されたコミュニティは様々なものがあるが、ぼくがコミュニティと相性がいいと思っているものの一つは、メディアだ。
コミュニティがベースとなるメディア、すなわち「コミュニティベースド・メディア」とぼくは呼んでいる。これは大きな可能性を秘めている。
コミュニティベースド・メディアとは?
大事なポイントはこれらだ。
・熱量の高いファンが集っている状態
・プロの編集者さんやライタ
コミュニティには「サブスクリプション」が必要
これまで、ぼくはコミュニティの大切さを発信してきたが、OSIROが提供しているのは単なるコミュニティではない。活動を継続するためのコミュニティである。そのためにも会費のあるサブスクコミュニティが取扱いのほとんどを占める。
ぼくらにとってサブスクコミュニティは当たり前ではあるが、一般的にはまだまだハードルが高いと感じられている。そこで今回はサブスクコミュニティの魅力を伝えたい。
そもそも最初にコ
うまくいくコミュニティの共通点(後編)
前回はうまくいくコミュニティのポイントとして、目的の重なり、参加者の熱量フィット、ビッグバン現象の3つをお伝えしたが、今回はさらに4つ紹介する。
安心安全の環境づくり
コミュニティ運営において何よりも大事なのが安心・安全の場をつくること。これは、誹謗中傷や批判・悪口といったナイフを持っている人がいませんよ、ナイフがない世界だからこそ鎧を脱ぎ裸でとことん語り合えるよ、という環境をつくること。なん
うまくいくコミュニティの共通点(前編)
コミュニティと真正面から向き合い、OSIROというコミュニティ専用プラットフォームを開発し始めて8年。これまでクリエイター向けから、メディアやブランド、国のプロジェクトまで、合計300強のコミュニティ創出に幅広く関わらせていただいた。様々なタイプのコミュニティを多くみてきた中で、うまくいくコミュニティの共通点を発見した。
そもそも、何をもって「うまくいくコミュニティ」といっているのか。
それには
実体験した、コミュニティの力(後編)
前回はぼくが参加している3つのコミュニティを紹介したが、今回は4つ目、「新種のimmigrations」についてお伝えする。
通称「イミグレ」の長を務める遠山正道さんは、「Soup Stock Tokyo」を立ち上げた実業家であり、2017年にオシロに出資してくださったお一人でもある。
当時から「一緒に何かやりたいね」という話をしてくださっていて、そのときは「乾杯クラブ」というコミュニティを考
オシロが目指す、コミュニティの未来
2023年12月、フィリップ・コトラー氏の新著『Marketing 6.0』の原著が出版された。ファンベースの提唱者である、さとなお(佐藤尚之)さんから教えていただき、さっそく購入してみた。
内容をかいつまんでお伝えすると、マーケティング業界の第一人者であるコトラー氏は、これまでもマーケティングを活用して社会問題を解決する「ソーシャル・マーケティング」を提唱されてきたが、新著では社会問題の解決に
オシロに大波が来た一年
早いもので、もう年の瀬。
連載今年最後の回ということで、一年を振り返り、大きな変化を伝えたいと思う。
資金調達が完了
大きな変化はなんといっても、シリーズAの資金調達だろう。
日本とアメリカのスタートアップの企業価値が今までのように付かない中で、資金調達を実行した。
一年をかけて資金調達活動をし、すばらしい投資家に恵まれた。
オシロの未来を信じていただき、必要な金額を調達することができた。そ
志に向かっているからこそ、日々増える習慣
天命を全うするには、どうしたらいいのか?
志を成就させるには、どうするべきか?
仕事のパフォーマンスを上げるには、どうしたらいいのだろう?
オシロが目指す事業は短期的につくれるものではない、とすれば、いわば長距離マラソンを走るようなもの。
そのために日々いろいろとパフォーマンス維持・アップのための新しいネタを探しては実行し、習慣化している。
気がつくと、特に大事にしていることが以下のことだった
「幸せホルモン」をマネージメントする
「日本を芸術文化大国にする」という天命を授かってから、ぼくから発せられる熱量は100%から1000%に変わった。
まるでスーパーマリオがスターを手に入れて無敵状態になるように、「OSIRO」の開発に没頭し、大変なことも大変と思わず、いわゆるフロー状態になったと言える。
たとえば、それまでの42年間、ぼくは決まった時間に決まった場所に行くことができない典型的なダメ人間だった。でも天命だと気がつい