見出し画像

一緒に人生ゲームを進める友達が欲しい

2024年2月某日。曇り。14℃。


去年の今頃、結婚して同棲生活が始まり、生活は大きく変わった。朝目が覚めたら隣に人がいて、夜寝るときにも隣に人がいる。家を出るときに「いってきます」「いってらっしゃい」、帰ってきたら「おかえり」「ただいま」というラリーが起こる。残業して遅くに帰れば温かいご飯ができていて、ボクが先に帰った時は、夕飯をこしらえて、それでも帰って来なければ家事や入浴を済ませて帰りを待つ。週末の過ごし方と美味しそうなご飯屋さんはほぼ毎日考えながら、たまに聞かれる「行きたいところない?」に間髪入れずに答える。

深夜ラジオを週10本聞いて、空き時間を見つけては映画館や古着屋に通い、何もやることのない週末には家で缶ビールをだらだら空ける、なんてことはできなくなった。noteの更新頻度も落ちるし、エンタメを享受する時間も減った。

それでも、まだ目の付け所は変わっていない。そしてそれに気づいて安心する自分がいる。

みんなは何が好きで何が嫌いなのか、趣味は何か、今楽しいか、なぜ生きているのか。人はひとりでは生きていけないのか。駅員に押し込まれながらも満員電車に乗るのはなぜか、なぜ律儀に並んでまで混んでいるエスカレーターの左側に乗るのか、社会に出た後に大学で学び直したくなるのは当然なのか、ご祝儀はピン札じゃないとダメなのか。。。




先日2年ぶりにとある会が開催された。当時は僕以外の2人が新婚で、僕は独りぼっち。今は、一人がパパになってて、もう一人はすっかり落ち着いたキャリアウーマン兼ツマになってて、僕は人の夫になった。

話題はボクの結婚式から、赤ちゃんが可愛い話、職場の人付き合いと多岐にわたったが、きちんと寄り道を経た。

どういう理由であれば招待された結婚式を断っていいのか。6か月前から決まっていた予定でもリスケすべきだ。風邪や身内の不幸なら仕方ない。結婚式って、これまでの人生の答え合わせだよね。3万円払って誰が来てくれて、誰が来ないのか。そもそも断られると思ってる人を呼びはしないもんね。

人生を楽しんでいる奴は誰か。あいつは無理している。あの人は素直に自然体で生きている。でも伸び伸び生きるのだって、きっと難しい。お前は楽しそうだな。私生活が充実しているのと、バリバリ仕事しているのと、どちらに価値があるのか。仕事と私生活が影響し合う気がするんだけど、気のせいかな。

どこに住むのがいいのか。都会か田舎か。子育てを都内でできるとは思えない。かといって頼りもツテもない田舎で子育てをするのも現実的でない。夫の実家よりも妻の実家の近くの方が協力を得られやすいから良い。妻の実家が田舎にあったらどうしたらいいのか。てかどちらの実家も近くにない時はどうしたらいいんだろうか。やってみると、意外とどうにかなる。




大学生の後半くらいから仲良くなったヤツがいる。あいつはまだ多摩川沿いで一人暮らしを謳歌しているはずだが、早く結婚して欲しい。そしてボクがいま悩んでいる事と思っている事を包み隠さず共有したい。そして共感して欲しい。何ならボクより悩み苦しんでいてほしい。自分よりパニくっている奴を見ると、自分のパニックを客観視できるからね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?