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成城石井のレモンサワーがマイブーム。キレッキレの酸味がうまいんすわ

こんな小市民に成城石井というハイソな食料品店は身分不相応だと思っていた。そのため、このような文章を綴っているのは自分自身、意外でしかない。
だが、レモンサワーを愛する全ての人々へ強く強くおすすめしたいのだ。成城石井オリジナルのレモンサワーを。


「搾りたて?」と錯覚する果汁感

飲酒というのは頭でっかちになってはいけない。アルコール度数や含有果汁率などのスペックは後回し。無駄な情報を入れず、純粋に味覚のみで感じることが長く飲酒を楽しむ肝である。

まずは冷やしきった缶をぶしゃあと勢いよく開栓し、ゴクゴクと数口飲んでほしい。仕事終わりにカシュッと開けるにも、だらりと心地良い休日の日中にパシュッとやるのもいいねぇ。

早速飲んでいただいて。どうだい? レモンの香りがダイレクトに口いっぱいに広がってはいかないかい?

ハァ〜、うまい。シンプルにレモン果汁の清涼感と炭酸の心地よさが広がっていく。甘さは控えめで、レモンの酸味がとにかくうまい。酒臭さは控えめで、お上品な印象だ。

そしてその爽やかな口で、お好きな料理を食べてみてごらんなさい。
鶏の唐揚げや焼き餃子などのガッツリ系はもちろん、真鯛のカルパッチョや白身魚のソテー、クリーム系パスタといった白ワインに合うお料理とも相性が良い。何もなかったらベビーチーズと合わせてもいい。

ほら、幸せだろう。気持ちよく力が抜けていく、これがチルというヤツだ。

原材料はこんなかんじ

味覚でたっぷりお酒を堪能したあとに、材料表示をなんとなく見てみる。

●品目:リキュール(発泡性)
●原材料名:レモン果汁(イタリア製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料、香料
●アルコール分:6%

【送料込み】成城石井オリジナル レモンサワー 350ml×24本【ケース販売】

果汁は成城石井直輸入のシチリア産レモンを使用しているそうだ。キレが良いため、食事とも合うと成城石井と自信を持って薦めているとのこと。

筆者は素人の知識しか持ち得ない市民なので、この表示を見たとしても「へぇそんなもんなのか」としか言えないので申し訳ない。
いわゆる小並感な感想を言えば、なんとなくレモン果汁>ウォッカの順序が嬉しい。アルコールも6%と程よい。

成城石井だけど安い

そしてお値段もハマった理由のひとつ。近所の成城石井では1本130円前後で販売している(すまん、税抜き価格だった気がするが)。
そりゃあ「なんでも良いから安く酔わせてくれ」という思想の方にはお高く感じるだろうが、美味しく楽しく飲めるものが欲しいというしがない市民には響くだろう。加えて成城石井というネームバリューを考慮すると、よりお値打ちに感じてしまう。

ちなみに成城石井の公式ECサイトでは、350ml×24本販売で3,850円(税込み)とのこと。長年愛飲しているキリン本搾りレモンは同一条件でおおよそ3,520円(カクヤスならケース割引で2,740円。やっす〜〜い!)なので、成城石井は少々お高めだが、まあこういうのも良いだろう。

筆者はよく駅併設の成城石井で1本買い、駅から自宅までの帰路をのんびり歩きながらコイツをいただいている。最近の幸せな瞬間のひとつだ。

すっぱいもの好きな人におすすめ。甘めならすももサワーが◎

すももはうら若き子が好きそう

筆者は甘いものが苦手で、すっぱいものが好きという典型的な酒飲み味覚なので、今回レモンサワーを推させていただいた。だが、よりフルーティーで甘いものが好きという人にはすももサワーも同様におすすめしたい。

すももをそのまま囓ったような甘酸っぱさが繊細に再現されている。これはまさしく飲むすもも。食中酒というよりもデザートとしておすすめしたい。ほかにもイチジクとオレンジも展開しているので、好みによって味比べを楽しんでほしい。

お酒は適量をほどよく嗜もうと日々思っています

「お酒は程よく楽しみましょう」と堂々と書きたいが、散々失敗をしてきた私である。偉そうなことは書けない。だが、飲み過ぎは良くないし、ストレスを酒で解消することは健全ではないわけで。

嗜好品だということを忘れずに、朗らかに「おいしいわね」と楽しんでいきましょうね。自戒も込めて。

↑このチェック曰く、ちゃんと「注意しなさいよ」ゾーンでした。

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