フランス短期留学①

おはこんばんちは。

フランス留学でリヨンに来ています。
いろいろありそうなので、備忘録的に書いていきます。


■準備

長期留学となると、大学の語学プログラムがメインになるみたいですが、入学時期が9月になるので、短期でいつでも入学受け入れしてくれる私立の語学学校を選びました。私はワーホリ期限がもうすぐということもあり、とりあえずワーホリ前の準備として短期留学を選びました。学生VISAは年齢制限なさそうなので長期留学はいつでもできるなと考えています。

今回は日仏文化協会さんに依頼しました。
学校の入学手続き~海外保険案内~送迎~現地でのフォローアップ等してくれます。パリはやはり滞在費も学費もお高いので、ちょっと外してリヨンでの留学を選びました。
いくつかリヨンの学校を紹介していただいたのですが、正直よくわからないためネット検索で一番情報量が多かった(中身については精査していない)Lyon Blue Internationalというところにしました。12週間プログラムで学生寮滞在と手数料含め費用は100万ちょいというところでしょうか。

基本的に全部やってくれるので、こっちでやったこととしては、担当者との連絡、振り込み、海外保険申請、オンライン入学テスト、飛行機~リヨンまでのチケット手配です。
他にはいろいろ現地情報や大使館の連絡先、空港案内や滞在手引書、保険案内などの日本語の資料を送ってくれました。

チケット手配については、安く済ませたかったので自分で格安チケット予約サイトとかで飛行機を予約したのですが、安い分トランジットや出発到着時刻の調整がむずかしいのが難点でした。特に学生寮へのチェックイン・チェックアウトを意識しないといけないので、うまく日次が合わなければ前日に個人で近場に宿泊するなど対応が必要かと思います。

■出発~到着まで

日本~リヨンまでの交通を自分で手配しました。
格安チケットサイトでチケットを取ったので案の定トランジットが長い…。
12時間くらいありました…。でも知らない土地怖い、言葉わからない、現地通貨も換金が面倒だし、カード使えないと相当不安…というビビりのため、根性で12時間トランジットで空港にいました。デイユースでホテル取っとけばよかったかなと当日ちょっぴり後悔しました。

今回のトランジットは、上海浦東空港。ハブ空港なのでかなり広いです。
フリーwifiも一応あったのですが、中華ネット圏にとらわれているので、正味ほとんど何もできないです。
Google系全般、LINE、Facebook、Instagram、Twitter…検索エンジンもGoogleもYahoo!もまず使えないですし、日本のサイトは中華圏からの基本アクセスはまともなセキュリティ対策している企業であれば基本BANしています。陸の孤島。情報ガラパゴス大陸。使えるのは謎の捜狗捜索という中華ローカル検索エンジンで、もちろんローカルサイトしか出てこないし、翻訳機能なんてついていません。。。
わたしもエンジニアの端くれなので、なんとかAWSまで出れたので、VPN建てたろと思ったのですが、Wifiが細すぎてVPNサーバまで届かず、3時間ほど粘りましたが諦めました…。
もうこれは開き直って飯食ってた方がいいので、残り時間は飯食ってました。(めちゃくちゃ美味かったです)

さて、飛行機は耐久戦なので、飛行時間の半分は寝て過ごせば、なんとかなるので根性です。おなかいっぱいにしておけばあまり苦労せずに寝れます。
パリ~リヨンはTGVという新幹線みたいなもので行きます。
一応チケットは取っているものの、不安…。
当時は何も考えずに2時間以上あれば間に合うっしょ!と思って取ったのですが、よくよく考えると飛行機はよくn時間単位で到着時間遅れることに気が付いて、パリに着くまでは気が気じゃなくてずっと「TGV乗り遅れたら」とかで検索してました。笑(間に合ったんですけどね。)

TGVは空港から発着の駅は直結しています。"garre(駅)"とか"public transport"みたいな表記に従っていけば、大丈夫です。
"TGV"っていう表記はなかったので直前までだいぶ不安でした。
Porte Nord(北口)とPorte Sud(南口)があって、それぞれ出口付近に時刻版があるので、そこで乗る電車の番号と時間を確認します。
voies 4とかvoies 5とかホーム番号みたいなのがあって、どこで降りればいいかわからなかったので、付近で待機していたら、時間が近づくと駅員さんが出てきてチケットチェックが始まったので、そこでチケットを確認してもらってホームに降りました。
今回は座席指定の1等車に乗りましたが、なかなか居心地がよかったです。パリ~リヨンで、東京~大阪指定席くらいの値段感でした。車内でも駅員さんが見回りとチケット確認をするので忘れないようにします。
リヨン駅まで無事たどり着いた後は、現地スタッフさんと合流し、滞在先まで案内+管理人さんと最初のやりとりをしていただきました。

■交通について

リヨン市内の交通網はTCL(Transports en commun lyonnais)と呼ばれており、バス・トラム・メトロ・ケーブルカーが走っているのですが、どれも同じ切符で乗ることができます。
1時間2€で乗り放題です。チャージできるICカードも売っており、2.2€で1回分のデポジット入りで買えます。クレカも使えるので安心ですが、券売機が壊れていることも多々あるようで、私は滞在ホテルの最寄り駅で切符を買おうとしたとき、タッチ画面がバキバキに割れており治安が壊滅的なのではないかと絶望しました。(多分学生が多いからだと思われるが…モラルよ…。)
私は面倒なので、TCLのe-ticketのアプリを入れいます。アプリから切符を買って、NFC機能でピっと改札を通ります。
切符は最初の乗るときだけピッとすればよいので、降車時は手ぶらでスルーっと降りていけば大丈夫です。
TCLのチケットについては、1h, 2h, 24h, 48h, 72h, 7days,1monthなどあるので使いやすいものを購入して使います。
今回は、3か月の滞在なので、月初めからは1か月パス(当時12,000円くらい)を買って、それまでは1h2€のチケットで凌ごうかなと思っています。

■学生寮

https://www.studapart.com/en/accommodation-Villeurbanne/Residence-Campus-Parc/residence/921
"Residence Campus Parc"という場所に滞在しています。
部屋は写真の通りだいぶきれいです。きれいですが、ガチで何もありません。あるものは、電子レンジ、机、椅子、空調、トイレ、洗面台、ベッド、最低限?の調理器具。
掃除用具、洗剤、トイレットペーパー、石鹸、ドライヤー、物干しなど現地で買うか、自分で用意しないとだめです。私は初日はまずトイレットペーパーを買いに走りました。笑
管理人さんは気のいい人ですが、なんだか口コミが不穏なので、気を抜かずに気を付けていきたいとは思っています。
立地は悪くないです。バス停は目の前、トラムは歩いて3分、メトロは歩いて10分、スーパーは歩いて5分です。
近くに大学が多いようで学生が多いです。なので住人も学生さんが多いのかな?という感じです。
ちなみにWifiがついていて、21時くらいは住人みんなが使うのか遅くなるのですが、結構快適です。

■トコジラミ

学生寮が割ときれいで、ベッド周りにも怪しいシミがなかったので、完全に油断して何の対策もなしにそのまま寝ました。
翌日、しっかりやられました。首元3か所、足の裏。長袖長ズボンだったので、しっかりと露出部分が狙われました。
次の日、首にスカーフ、靴下履いて、首・手・足に虫よけスプレーをして寝ました。
次の日の朝、頭皮を嚙まれていました…。
もう最悪ですわ。ビニール袋を買ってきて、ベッドに敷きました。洗濯ネットを被って寝ることにしてます。
今のところ対策すれば被害はないのですが、いかんせん、本当にいないかどうかは人体実験がどうしても必要なので恐ろしくて、まだできていません…。トコジラミが確実に居る!と言える証拠がまだないので、何も進展はないのですが、また続報はどこかで記載できればと思います。

■物価

円安真っ只中です。何もかも全然可愛くない値段で、初日~2日程度の準備もろもろで一瞬で数万円が吹き飛びました。
何とか自炊で安く済ませたいのですが、それでも日本と比べてスーパーの食材が安いかと言われると、フランスの方が普通に高いです。。。
外食は安くて1食15~20€なので、まあ論外として、休日大人しく過ごして少しでも生活費を浮かせるしかないです。
かといって、スーパーの食材も悪くないので、在日外国人がコンビニに入り浸るようにスーパーに入り浸ってますが。。。食費は今のところ色々興味本位で買ってみてきゃぴきゃぴ楽しく3食きっちり食べて1日で20€前後(3000-4000円)というところです。

こんな感じでとりあえず1週間過ごしました。
授業も始まり、あたふたしながら過ごしています。
これから時間があるときにすこしずつ現地での生活についてまとめていけたらと思っています。

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