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皆に好かれるのは存在しないも同じ

みんなに嫌われることに比べたら、みんなに好かれることの方がずっといいですよね。これだけは、疑いようがないように思えます。でも、「みんなに好かれるため」の行動を突き詰めていけば、やがてその人は存在しないも同じになってしまいます。

みんなに好かれる方法は?

みんなに好かれたいと思うなら、相手の望みを叶え続けることです。そこにいる人たちが何を望んでいるのかを察知して、それを差し出し続ければいいのです。

でも、考えてみてください。相手が望むことをもし誰かが叶えなければ、どうなるでしょうか? もちろんこういう話は時と場合によって変わるわけですが、それでも可能ならば「自分で行動して叶える」と思うのです。

「この人たちは紅茶が飲みたいんだな」と察知して紅茶を差し出せば、きっと喜ばれるでしょう。でも放っておいても、彼らは自分で紅茶を入れるのではないでしょうか。

あなたが居ても結果は変わらない

もし仮に、あなたがそうやって周囲の望みを察知して、それを差し出し続けたとします。でも、放っておけば、彼らは自分に必要なものを自力で用意したはずです。つまり、あなたが居ても居なくても、結果は同じだということです。

これでは、その場にその人が存在する意味がありません。

みんなが紅茶が好きだと分かっていても、自分が珈琲が好きなら、淹れてみたらどうでしょうか。芳ばしい香りに包まれて「きょうは珈琲を飲んでみようかな」と思う人がいるかもしれません。そうしたら、一緒に珈琲が楽しめます。未来のことは分かりませんが、その人がそこに存在する意味とは、つまりそういうことだと思うのです。

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