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Day 5 パリで昔の自分探し

2023年9月7日。
この日もぐっすり。ホテルでのブッフェスタイルの朝食。日本人の私でも満足出来る味と品揃え。

フルーツやチーズ、ハムも沢山
やはりパリはパンですね
朝食はこんな感じ

そしてパリ。コーヒーが美味しい。おかわりしてしまった。
歩いてパリリヨン駅へ向かう。息子はここからTGV(高速鉄道)でイタリア ベネチアへ向かう。改札で手を振り、しばしのお分かれだ。

パリリヨン駅で見つけた
パリリベンジャーズ

地下鉄でオペラ座へ向かう。紙コップを持ちながら、車両から車両へと千と千尋の神隠しの主題歌をフランス語で歌いながら移動する女性。こんな旅のBGMも楽しい。
地下鉄構内にはフランスラグビーワールドカップのコーナーがあり、盛り上がりを伺える。

まもなく開幕だ

地上へ出る。目の前にオペラ座が。あれ?以前見た景色とは違う。

素晴らしい彫刻が施された
オペラ座の側面

グーグルマップを開くと、どうやら真横から見ていたので正面に回ると、残念な修復中。きっと足場を組んだ外側を大きな絵で囲い、少しでも楽しんでもらおうとする思いは分かるが、真ん中から水が溢れ出す絵にはちょっとがっかりだ。

ちょっと残念な修復中のイラスト
1991年に訪れたオペラ座

1991年に訪れた時、大きな鏡の前で自撮りした写真がどこだったか思い出せず、前日に会ったジョアンに見せると、恐らくオペラ座の近くではないかと言う。

1991年。鏡を使った自撮り。同じ9月なのに厚着

街中のお店や、ホテルのドアマンに写真を見せて聞いて回る。しかし皆分からないと。路上を歩くフランス人は国旗が見えるから大使館じゃないか?小さなお土産店の店主は、どこかは分からないが、ホテルではないのか?と。

1時間くらい歩き回り、諦めてインターコンチネンタルホテルへ向かう。ロンドンで世話になっているYasukoの友達が、1991年当時このホテルの中にあるお土産店で働いていて、私は2泊お世話になった。
この日の私の身なりはTシャツにスラックス。懐かしいからと言っても、とてもこのホテルに入るには分不相応と思い、次の目的地へ向かおうと。するとこのホテルの角にあるブティックに当時の鏡を見つけた!正確にはいくつがある鏡の中で「コレ!」ってのは広告看板となっていたが、ちょっぴり角度の違う鏡の前でパシャり。ここだ!って言う思い出の場所にようやくたどり着けた。

鏡の装飾の色は濃くなったが間違いなくここだ!と

モンマルトルの丘へ上がる広場。ここの前では、ひもを持ったヤツに注意するよう事前に確認していた。指に紐を括り、案内し、お金を請求してくるらしい。実際にこんなヤツに声をかけられたが、かわした。
上に上がるには、徒歩、ケーブルカー、低速で走る遊覧バス。私はパリ1日乗り物乗り放題のチケットを持っていたが徒歩で上がる。

サクレ・クール寺院の下の広場より

階段や坂道を登りサクレ・クール寺院にたどり着く。ここからパリ市内を望む。30度をかなり超えた気温。とにかく暑い!
サクレ・クール寺院の前、モンマルトルの丘の上からの360度写真は下記から。

サクレ・クール寺院のひんやりした空気で涼みながら、眼の前の壁画やステンドグラスで装飾された教会内。身も心も癒やされた。

モンマルトルの広場にあるレストラン脇には
似顔絵書きの絵描きさんが沢山

丘を下り、凱旋門に向かう。地下鉄を降りると目の前に大きな凱旋門が現れる。大きなランドアバウト(円の形をした交差点)の中央にそびえる凱旋門まで行くには?とグーグルマップで調べると、地下道があり、やっとたどり着いた。以前はこのランドアバウトの外から外観を撮影していたのだが、真下からの景色も素晴らしい。そして上に上がることも出来るのだが、今回の旅は入場料をケチる選択をしていた。これから向かうエッフェル塔にも登らない。以前登ったことがある所は入らない。ロンドンのセントポール大聖堂や、訪れたことはない新名所のロンドンアイやザ・シャードも登らない。外観だけを楽しむことにした。

雄大な凱旋門

凱旋門を真下から見た360度写真はこちらから。

シャンゼリゼ通り

凱旋門からエッフェル塔へメトロで向かう。下車する一つ手前の駅からセーヌ川を越しに眺められるエッフェル塔の車窓が素敵だったので一駅戻る。今度は動画で撮影だ。すると対抗車両に遮られた。まあこれも楽しい旅の思い出だ。

地下鉄からセーヌ川越しのエッフェル塔

空腹と水分補給を目的にスーパーマーケットに入る。仕事柄野菜や果物、肉、魚売り場は楽しい。商売上テンションが上がる。「もも、ねぎま、手羽、ささみは出来るなぁ」なんて思ったりする。

カラフルなフルーツたち
鶏肉がずらり

ここでおにぎりを見つける。賞味期限が近いのか30%オフのものを見つけた。元の値段が3ユーロ約450円と言う高価な値段も315円と思うと安い。具はツナマヨと枝豆マヨ。これを持ってエッフェル塔を眺められるベンチに座り、いわゆるインスタ映えする写真を撮りたいと。

インスタ映え(インスタしてないけど)してるかな?

おにぎりがちゃんと握れていない。そして冷蔵庫で冷やされたおにぎりはポロポロと崩れ落ちるが、異国で食べられる日本食はホントに嬉しい。私は今回ロンドンのYasukoの家で日本食をお世話になっている。1990年11月から11ヶ月お世話になった時もそうだ。普通の旅行者では経験出来ない事だろう。毎日日本食だなんて。本当にありがたい。親戚は心強い味方だ。

雲ひとつないエッフェル塔。やっぱりこここそパリだ!

この角度。ステキ

長距離移動、長距離歩行。改めてパリの広さを感じる。暑さにも負けないよう水分補給がとても大事だ。涼みたいと思っていたところに寅さん出現!男はつらいよファンにはたまらない!!寅さんありがとう!!
ここパリ日本文化会館には日本の伝統工芸品や色々な商品が並べてあった。

そしてパリはトイレ探しが大変。ロンドンよりも大変。探すのも大変だし、1ユーロ払って使う駅のトイレはキレイだけど有料って・・・。
エッフェル塔あたりを観光した際にはぜひ、ここパリ日本文化会館に立ち寄ってみて欲しい。トイレもきれいだし、ベンチもあるし、安らげます。

パリ日本文化会館
寅さん!ありがとう!

地下鉄に乗り、セーヌ川な中洲にあるサント・シャペルへ向かう。

サント・シャペル

そして火事で大部分を消失してしまったノートルダム大聖堂を望む。修復が完成したらまた来てみたい。ここへは来たことはなく、こここそ以前に来ておけば良かったと思うところであった。

ノートルダム大聖堂正面より


後ろには大きなクレーンが

パンテオンへ行くのは諦め、ホテルへ戻り、フロントに預けた荷物をピックアップしパリ北駅へ向かう。再びユーロスターでロンドンへ。出国手続きや手荷物検査を終え、車内で飲む赤ワインとサラダを購入し、パリを離れた。

ロンドンへのユーロスター
パリの旅、2日間お疲れさま

Yasukoの家に着いたのは23時半過ぎであったが、冷やしうどんとサラダと芋焼酎(黒霧島)は本当にありがたい。癒やされるぅ〜!

No imoshocyu no life


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