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スイス高校留学準備・アプライ

 いよいよ2024年になりました。能登半島の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今なお救助を待っている方々の一刻も早い救出を切に願っております。

 さて、いよいよ24年となり、各校への正式アプライを急ピッチで進める必要があり、年明け早々取り掛かっております。

1.成績証明書2年分・今年度直近成績表(英文)取り寄せ

学校の先生に新年早々ご連絡し、成績証明書を英文で作成していたくように依頼をしました。また、併せて細かな確認(渡瑞時期、帰国後の学年)もさせていただきます。先生とは密に連絡を取ることが非常に重要だと思っています。戻ってくる際にスムーズに戻ってこられることはもとより、欲を言えば、せっかくなのでスイスの学校と東京の学校とで一緒に何かできると良いなとも思っています。日本の教育とスイスのそれとの違いや、どんなIssueが学生達の耳目を集めているのか、どんな学校生活、将来設計をしているのか、高校生なのでかなり高度なコミュニケーションが取れるとも思います。自分だけが得るのではなく、その経験を広く共有できることは息子にとっても有益と考えています。そのためにも、担任の先生とはマメにやりとりしておこうと思っています。

2.Current School Questionnaire(日本校からスイス校へ直接送るため、保護者は見ることができない)

所謂内申書のようなものです。内容は学校によっても様々ですが、学校生活での状況や個人的な特性、性格、支援が必要な学生か否か、友達関係等、申し送り事項をしたためてあるのかと思います。ここにはあまり深く立ち入らず、先生を信頼してすすめていきます。

3.Registration Form

子供や保護者の情報(生年月日、連絡先、パスポート)、緊急時の第三者連絡先など事務的なものとなります。しかし、このアプリケーションがあってはじめて正式なアプライトなりますので重要性の意味からして重い資料となります。念入りに再確認しながら入力を進めていきます。ちなみに、英文での入力となるため、私は確認の意味でも「DeepL」を使っています。訳語が非常に適格であり、私の強い味方です。とはいえ、かなり頻繁に主語が違っていたりしますので鵜呑みではいけません。必ず読み返し、ニュアンスがおかしいなと思ったら、日本語の入力を変更するなどしてみるとよいかと思います。

4.Parent Questionnaire

特に話しておくべき、学習面、生活面での特記事項。懲罰関係の情報などを包み隠さずお知らせするシートになります。ありのままをお伝えするのみです。

5.Student Questionnaire

こちらが最も重要なシートで、志望理由や特に力を入れて学びたいこと、得意科目やスポーツ、興味のある文化・芸術などを記述します。これまでに経験した社会貢献や生徒会活動なども聞かれます。我が家の息子は書くネタが希薄でしたが、たまたま学校近くの公園でごみ拾いをする機会があったようなので、これを書くことにしました。”決して嘘は書かない”方針ですので、少し掠ったくらいのことは事実として書かせていただいています。すみません。

6.Medical Form

アレルギーの有無にはじまり、スポーツにフル参加できるか、学校側として把握しておくべきこと(視力、聴力等)があれば記述します。学校によっては、主治医から直接送ってもらうことを依頼されることもあります。

7.送金方法

ここは外部サイトにお任せしますが、送金はこのタイミングから始まり、留学中もずっと必要になります。よって、日本国内の銀行に貯蓄しているお金を海外に送金する手段を選んでいく必要があります。海外送金方法で考慮すべきは各種手数料です。
送金手数料
・コルレス手数料
・受取手数料
・為替手数料
・リフティングチャージ

結論、私は海外送金にWISEを選択しました。デビットカードも作って息子に持たせる必要があるので、こちらのことも考慮し、選択しました。

8.春休み英語レッスン

今年の春をどう過ごすかも考えておく必要があります。スムーズに留学をスタートする上でも、英語の特訓をしておいた方がよさそうです。別途、英語レッスンの機会を比較検討しています。

9.テスト受験

学校によって随分形式は異なりますが、以前受けた学校では、エッセイとCAT4、面接でした。

【CAT4の問題】
以下4つの問題処理能力を問うべく、8つのセクションに分けてそれぞれ16問づつ質問が出されます。各セクションで与えられた時間は10分らしいです。
⚫︎4つの能力
1.非言語的:形やパターンを読み解く力
2.言語的:言葉のパターンやつながりを考察する力
3.数学的:数字のパターンを推察する力
4.空間的:形を自分の頭の中で変換させ、新たな形を想像する力
⚫︎8つのセクション
①Non-Verbal Figure Classification (形の分類)
②Non-Verbal Figure Analysis (形の分析)
③ 3.Non-Verbal Figure Recognition(形の認識)
④Non-Verbal Figure Matrices (形の行列)
⑤ Numerical Series (数字の並び)
⑥ Numerical Analogies(数字の類推)
⑦ Verbal Classification(言語の分類)
⑧ Verbal Analogies(言葉の類推)

CAT4の結果は4カテゴリーで分析され、それぞれグローバルアベレージ(100)と比較した偏差値が出ます。

1.非言語的:形やパターンを読み解く力
2.言語的:言葉のパターンやつながりを考察する力
3.数学的:数字のパターンを推察する力
4.空間的:形を自分の頭の中で変換させ、新たな形を想像する力

very low <74
below average 74-88
average 89-111
above average 112-126
very high >126

今回受けた学校は、独自の問題で、
①英語
②ライティング
③エッセイ
④数学
でした。もう1校はこれからですが、おそらくCAT4かと思います。

まだまだ続きます。