[2023/8/1更新]
「超過死亡の増加はワクチンを接種したから」は誤り。超過死亡とワクチン接種は相関無し。陽性者数とは半月程遅れで相関有り。新型コロナ死亡者数とは強い相関有り。超過死亡の地域差はワクチン接種では説明できない。
一般に超過死亡は感染死の3倍程度発生するので、今回は新型コロナ関連死と考えるのが妥当。原死因は新型コロナではないが、回復後の衰弱死(老衰)や、救急医療逼迫による関連死などがある。
【解説】
①超過死亡はワクチン接種と相関無し
第4波では超過死亡が接種開始より先行。接種開始時は殆どが医療従事者だったにも関わらず医療従事者が死亡した話などない。その後、一般接種が増加したが、超過死亡は減少し逆相関。最も接種回数が多い2021年7月に超過死亡は激減している。また、接種回数は1,2回目が多いのに、超過死亡は3回目が多いというように量的な相関が無い。
②超過死亡は新型コロナ死亡と相関有り
死亡者数は感染者数から半月程遅れで推移し、超過死亡と強い相関有り。
③感染者が多い県は超過死亡も多い
接種の時期に差はないのに、超過死亡が増えた県と増えていない県がある。超過死亡が増えた県の共通点は感染者が多かったということ。
④超過死亡率と接種率は逆相関
ワクチン接種率が高い国ほど超過死亡率が低い。
国内でも同様に、超過死亡率は、新型コロナ死亡率と正相関し、ワクチン接種率とは逆相関する。
以下は使用した参考資料のURLである。
以下はワクチンによる超過死亡説を否定する論文である。
以下は参考になるブログやツイートである。
【追記】
ワクチンの有効性・安全性については自己でご判断ください。当方は、皆さんが正しい情報を基に判断できるよう、デマの指摘に努めます。