アークナイツ @ 2024-05-13


以下蛇足

なーんかヴィヴィアナ・ドロステさんが弱い。漠然と弱い。

きっかけはZT-EX-7攻略中のこのシーン。

上レーンをア・リンコンボで抑えつつ、下レーンを医療付きのヴィヴィアナさんに守らせミューちゃんで後詰をするという作戦で戦ったのだが・・・ビーッ

もちろん言うまでもないが彼女のS3は特化済みだ。特化もしてないようなオペレーターの強弱を語るほど落ちぶれてはおらん。

この位置に置いたヴィヴィアナさんが敵の猛攻相手に成すすべもなく死んでしまったことに起因する。単体攻撃だから雑魚敵は後ろに漏らすし、スキルのアップタイムが短いから防御しきれず殺されてしまうし、散々だ。一体彼女の何が強いのか全くわからなくなってしまった。
 後から気づいたのだが、この位置は指揮者からの射撃が全て届いてしまうため、実際にはもう一マス左に下がっていないと危険なのだ。要するに私の配置ミスなのだが、それでも「防御的」で「術防御が高い」上に防御的な素質まで備えており、火力はイマイチでも防御面で活躍するはずのヴィヴィアナが、エイヤちゃんに回復してもらいながら、いともあっさり術攻撃相手に落ちる体たらくで本当に良いのかと疑いを持ってしまったことにある。

同じ配置にて他のキャラでも試してみよう。私が思う前衛最強はガヴィルさんである(ムリナールは前衛ではなくムリナールだと認識している)。ガヴィルさんで実験。

ヴィヴィアナさんで試した時と全く同じように配置し、
不公平のないよう、全く同じように蓄音機を操作してテンポを変える。
群攻3ブロックなので当然のように雑魚は一切漏らさないし
スキル中は射程が延長する上にアホみたいに強い
いつ見てもズル臭いこのS2、持続40秒CD35秒は殆ど犯罪である。
一方のヴィヴィアナさんは起動2回目にて持続25秒CD25秒。理論上のアップタイムは悪くないはずなのだが・・・
スキルのアップタイムが切れても敵の猛攻に耐えられるのがヴィヴィアナさんとの大きな違い、
コレには彼女らの素質が影響している
この素質のお陰でエイヤちゃんの回復量が更に増強されてしまい、結果として術防0だろうが猛攻に耐えられる。一方のヴィヴィアナさん、スキルが切れてしまうと、眼の前1マスにエリート・ボス敵が居ない限りダメージ軽減ができず、頼みのシールドも発動すらしない。素質の強弱差は明確である。
楽勝、最初から最後までミューちゃんの支援なんて必要としなかった。ガヴィルさんはやっぱり最強です!

ほら見たことか!!余裕で生存する上に敵を皆殺しだ。スキルのダウンタイムが短く、防御面でも受ける回復量が増加する素質のお陰でエイヤちゃんの医療が最大限に生かされ、まるで嘘みたいに死なない。事あるごとに私が強キャラ人権キャラを褒め称えるのはこれが理由だ、そういう本当に強いキャラというのは采配を誤り死地に投下されようが、己の性能で強引に勝ってしまうのである。そのため無意味な再挑戦に貴重な時間や理性を取られることがないのだ。

ま、ガヴィルさんなら勝って当然として、ならば他のキャラではどうだろうか?比較対象としてふと思いついたのは先日加入したばかりのヘドリーだ。

同じ条件で同じ位置に配置
2ブロック群攻のおかげで雑魚も通さないし、高HPと素質に助けられて術に対しては悪くない防御力を発揮できる
スキル中ならエリート敵を相手取っても何の問題もない。今回の敵は猫も杓子も術防御が高いのでヴィヴィアナさんにとっては不利な条件だが、一方で術攻撃するオペレーターのくせに術防御貫通を一切持ち合わせないとかいくらなんでも人を馬鹿にしている。
ヘドリーのS3は持続が長いのもいい。他のキャラならとっくに持続が切れて耐えられなくなっているが、未だに続いている。
流石にここで力尽きたが、惜しい、悪くない!よく頑張ったほうだ。
群攻・2ブロック・まずまずの火力・高HPによる防御阻止、いずれもガヴィルさんの劣化版のようではあるが、それでもヴィヴィアナよりは明らかにいい仕事ができた。

惜しい!!正直全然駄目だろうと思っていたが、予想以上に善戦したぞ。この一連のテストで、ヴィヴィアナさんの評価が大きく下がる一方で、ヘドリーに対する評価が改善した。こいつ、案外悪くないな。試せば試すほど評価が上がるぞ。エイヤちゃんの回復量がおかしいからなんとかなっているだけとも言えるが、逆に言えばエイヤちゃんの真の性能を引き出すのに最適なオペレーターであるとも言えるし。

物は試しと、輝騎士ニアールでも試したが、28体目で早くもギブアップ。S3の持続が足りないし、何より生存性に関する素質が何も無い。いくらステータスが高くてもコレでは駄目だ。奇しくも、ヴィヴィアナさんも全く同じタイミングで撃破されている。つまりニアールとヴィヴィアナさんはこの場面においては同等程度の仕事をしているってわけだ。


それからもう一つ、本日統合戦略#4を勧めている最中に偶然レッシングが臨時契約で出てきてくれたので、彼も試してみることにした。

最初の感想「うわ出やがったよこいつ」
どうせ遊びだ、舐めプしたところで負けるはずもないので昇進2にしてやろう
まずまず強い触手ミミック相手にS2で一対一を挑む
うん、悪くない。合格。
このステージなんかは氷結が厳しいのでまさにレッシングS3のテストに最適だろう
と思ったのだが、冗談で加入させたアの自己ドリアン射撃があまりにも強すぎてレッシングに辿り着く前に敵が全て死んでしまいテストにならず
今度こそレッシングに見せ場を提供しよう、ゴプニクと一対一だ!
と言いたいところなんだが・・・S3のリチャージが遅すぎる!!間に合わん!!S3さえあれば対等に戦えていたかもしれんが、残念ながらここで回復が追いつかず撃破されてしまう。ゴプニクはある意味レッシングと最も相性が悪い敵で、彼の素質であるブロック外からの遠距離攻撃を軽減する効果が一切通用しないのが辛い。にも関わらず、彼のS3はブロックしていない敵には通常攻撃と大差ない火力しか出ない。一体どうしろと?
なお意外かもしれないが、レッシングはゴプニクのパンチに耐えられないが、テキサスなら耐えられる。理由はこの「敵を一体倒すまで被ダメージ-35%」のおかげである。何で君さぁ、防御面でも当たり前のように優遇されてるわけ?

これが人権と産廃の違いである。

まぁ、事前に思っていたよりは全然いい。必要SP40に持続20秒、おまけに敵をブロックしない限り一切火力が上がらない産廃性能のS3は予想通りの産廃だったが、一方で素質による防御能力はあながち悪くない。「素質で硬い」ので、スキル中だけ硬いヴィヴィアナさんと違い防御面に一貫性が在るのは褒めてよいポイントだ。何ならヴィヴィアナさんより普通に強い可能性すらワンちゃんあり得るぞ、これは。流石にそれは褒めすぎか?しかしそれぐらいヴィヴィアナさんの強さが分からん。介護をつけて強いとか自称するなら医療付きガヴィルさんや永続ラグナロクスルトに匹敵する性能を出せなければ意味がないし、単独で強い点をウリにするなら山さん・イグゼキュター・アビサルハンターの化け物どもより結果を出せなければならない。レッシングには遠距離攻撃を実質無効化するS2と状態異常を無効化するS3があるが、ヴィヴィアナさんには一体何があるというのだ?ナイチンゲールの介護の下25秒間だけ術防御が95になったところで、ダウンタイムに殺されるようでは何の意味もないぞ?

せめてもうちょっとスキルのアップタイムが良ければなぁ。40秒ぐらい持続してくれたって構わないだろ。それかクールダウンが10秒〜15秒で終わるとか、いっそマドロックみたいにシールドが割れたらHPが自己回復するとか。それぐらい強くしてあげてもバチはあたらんでしょうに。


以下蛇足の蛇足

実際、このヴィヴィアナさんのパフォーマンスが予想以上に劣悪であったがゆえに、ハイパーグリフが慌ててアッパー調整を行った結果、次回以降のガチャから出てくる前衛の2人が暴力的に強い調整状態で世に出てきてしまったのではないか、というのが私の推測だ。


2024-05-14追記

今見直すと随分と手直しできる誤りがあるので追記を行う。

まずヴィヴィアナさんのシールドについて。これは完全に私が勘違いしていたのだが、彼女の素質のシールドはあろうことか「近接攻撃」しか防げないのである。道理であまりにも脆いわけだ、指揮者は遠距離攻撃だから、一切防げていなかったということになる!このハンディキャップ本当に必要か?

もう一点、それを踏まえてでもあるが、ヴィヴィアナさんの使い道がこれではっきりしてくる。というか、レッシングでゴプニクと一対一を行った際に自ら答えを言ってしまっているようなものではないか。まさにヴィヴィアナさんこそがゴプニクと一対一させるのに適したオペレーターだ。こういう近接しか使ってこないエリート敵を一対一で正面から始末するのに便利というわけだ。他にはティアカウチャンピョンあたりも相性が良いだろう。