The Planet Crafter @ 2024-05-18

さーすがにもういいだろう。バージョン1.0のリリースからも数ヶ月経過しているし、私があれほどPlanet Crafterをやれと友人たちに推奨しても誰も遊びやしないから、ネタバレしたって特に文句はないだろう。今日は溜まりに溜まったThe Planet Crafterのネタバレとエンドゲームの進行について紹介させてもらおう。

それでは今からでも遅くないからThe Planet Crafterを自力で楽しみたいという方は、ここでおさらばだ。

OK。猶予は与えたぞ。ではネタバレ満載で書きたいことを書く。それじゃあまずは、本作The Planet Crafterのストーリーの話から。

明らかにこれは自然の仕業ではない、人工物だ・・・
何だ、この怪しい台座は!

何と本作The Planet Crafterの舞台となる辺境惑星には先住民族である異星人の文明が存在したのだ。いやー、まさか異星人が存在するだなんて予想だにしなかったな!なんてオリジナリティのある筋書きだろうか!

とまぁ、Subnauticaで見かけたような、何処にでもよくある話そのものには大して感銘を受けることもないのだが、彼ら先住民族Wardenが残した遺産を辿る探索の旅は実に楽しい。

台座にGPSの座標がまるっと書いてあって雰囲気ぶちこわし
が、それでもこうして隠し扉が開く瞬間ってのは興奮するな
奥には一体何があるのか・・・
え?何?またGPS座標?萎える~
お?
おお・・・超古代文明すごいじゃん・・・テンション上がる・・・
滅びた街の廃墟も残されていた。中東のような建築様式がいいな。

よくある先住民族の文明が惑星環境の変化で滅びを迎えて云々といったよくあるストーリーで、それ自体には面白みはあまりないのだが、彼らが残した遺産自体は見ての通りなかなかムードがあってよい。

こんな楽園みたいに美しい場所もある。

地下の街は滅んでいたが、こちらの街は見ての通り往年の美しい状態を保ったままだ
おおー!すげー!
うおおおー!!すげーーー!!

こうして夢中になってWardenの遺産を探索していくと、あるタイミングで重要なクエストアイテムの設計図を得ることができる。それによると、大多数のWardenは惑星の崩壊とともに運命を共にしたらしいのだが、一部のWardenの部族は生き残りをかけて惑星からの脱出を試みたらしいのである。その際に使われたテクノロジーが本惑星には残されており、それを発見することができれば、彼らのもとに逃げる事が可能になる・・・とある。

そう、本作はマルチエンディングなのである。

何も考えずに社畜として働き、テラフォーミングの目標をこなしさえすれば、会社から用意された脱出プラットフォーム経由で本惑星を離れてゲームを終わらせることは可能である。しかしそれとは別に、Wardenの遺産を利用することで本作を終わらせることも可能だ。

これこそが最後に残された遺産であり、このアイテムの設計書を使うことで、Wardenが本惑星を脱出する際に利用したテクノロジーを使う事が可能になる

そして驚くなかれ、実は本作には会社の脱出艇で逃げる方法と、Wardenの遺産で逃げる方法以外に、もう一つ、合計3つのゲームクリア方法が用意されているのである。幸いにして一つのセーブデータで三種類のエンディングすべてを体験することが可能らしい。ここまで来たからにはすべての結末を堪能したいところだ。


どのエンディングを迎えるにしろ、まずはテラフォーミングを完遂させなければ始まらない。緑の生い茂る立派な惑星となったが、テラフォーミングの完了の目安は5TTiとはるかに遠い。これまで積み重ねてきた指数の5倍ものテラフォーミングを行わなければならないのだ。

これこそが以前書いた記事で本作は最終的にFactorioのようなゲーム体験になると述べた理由である。生半可な生産力では、テラフォーミングがいつまで経っても終わらないのだ。
いよいよ最終段階、陸上生物の育成が可能になった。このように可愛らしい動物を動物園で飼育することができるぞ。・・・可愛らしいか?
こうやってなでてやることもできるし、動物は草木と違って腹も減るからきちんと餌を食わせてやらないとならない。