アラン解カマ

首7個 胸は12個 腰は5個 臍下骨盤 歯は32

アラン解カマ

首7個 胸は12個 腰は5個 臍下骨盤 歯は32

マガジン

  • 観たり読んだりアクティビティ

    観た作品読んだ作品の感想メイン

最近の記事

じっくり解説部分は止めの連続で飛び石に 決断の心の動きはじっくりじりじり動くなだらかな導線 なるほどなるほどの面白さ

    • トリリオンゲームの最新刊を読んでて気づき ページの視線誘導は、線ないしは形状の流れで一本の導線を構成している 形状の印象で止めと動きを制御する ゆえに遠近感が大切

      • 桜の花は怖いのかもしれない

        桜の花は怖いという話を聞いた 桜の花は怖いという 可愛いを誤変換したのではない きっかけは、子供が満開の桜を見て「怖い」と泣き出したというポストからだ 木々に咲く桜は真っ白な一方で、なんとも言えない違和感を感じる おそらく葉っぱが無いからかもしれない 満開の桜は散ったあと、赤い芯を残して、それさえ落ちたあとにようやく葉が伸びて緑色になっていく だが待ってほしい 梅の木だってそうだ でも梅の木には桜にあるような「怖さ」は感じない ここで「桜の樹の下には……」といった常套

        • 読んだよ「バーナード嬢曰く。」「ハルタ2024 03月号」

          単行本「バーナード嬢曰く。」7巻(以下「ド嬢」) 「ド嬢」は読み終わるとなんだか語りたくなる それは、ひとつひとつのエピソードに余韻があるからだと思う 読んでいて印象的なのご、登場人物の表情だ 本について友人たちとやり取りをして、別れて、ひとりになったときにふっと見せる表情 そこには、漫画であるにも関わらずたしかに「行間」が存在している シンプルな絵柄であるのに、雄弁な「間」がある すごいことだと思う 印象的だったシーンは「タイタンの妖女」を読んで、ふっと顔を上げる町田

        じっくり解説部分は止めの連続で飛び石に 決断の心の動きはじっくりじりじり動くなだらかな導線 なるほどなるほどの面白さ

        マガジン

        • 観たり読んだりアクティビティ
          5本

        記事

          観たよ ゲームゲノム「MOTHER2」

          まえがきMOTHER3のネタバレがあります なんでMOTHER2の話で3のネタバレになるのかとお思いになることでしょう しかし、書いてたらそうなってしまったのです MOTHER「3」のネタバレを回避したい方はお控えください まえがきおわり MOTHER3にもつながる二つのテーマ「ゲームゲノム」はNHKで放送している番組だ 今回「ゲームゲノム」でスーパーファミコン「MOTHER2」を扱った回を観た 番組は監修・企画・シナリオを担当した糸井重里さんを交えて進行していった その

          観たよ ゲームゲノム「MOTHER2」

          真VVengeance発売前ノート

          以下「真ベジ」キーワードは蛇神カディシュトゥ(捧げられたもの)真ベジで登場するあらたな勢力「カディシュトゥ」とはアッカド語で「捧げられたもの」を意味するらしい 「捧げられた」 いったい誰に? 対象はどこなのだろうか もしもそれが、各神話における主神たちだとするならば、カディシュトゥの面々は「それぞれの神話上で敵対していたものたち」にまつわる存在と考えられる 鍵となるのは「蛇神」とのこと 追記分:4月5日(PV第2弾が発表されました)キーワードは「誰か」という客体なのかも

          真VVengeance発売前ノート

          フハハハ、この記事は「エイハブ」の感想だあっ

          猿渡哲也「エイハブ」はハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」をモチーフとした漫画作品だ 「白鯨」において、巨大なクジラ、モビー・ディックを追う船長エイハブの狂気じみた姿は「メタルマックス2」のビイハブ船長や「ロマンシング・サガ3」のハーマンなど、多くのキャラクターのモデルになっている 余談ながら「ウィザードリィⅥ」に登場するNPCクィークェグなども「白鯨」の登場人物をモデルにしたキャラクターだと言えるだろう 捕鯨という「戦い」◆死と隣り合わせの「戦い」……! 「エイハブ」

          フハハハ、この記事は「エイハブ」の感想だあっ

          「クライマキナ」が面白かった

          まえがき ネタバレこみで話す 面白かった 愛されなかった被造物の物語 「クライマキナ」が面白かった 人間と機械の関係性をそのまま「創造主と被造物」の関係性になぞらえて「神の愛」と「神の傲慢」を描いていく それは同時に、機械として「心を持たなかった存在」が心を持つことで生まれる葛藤や成長、さらには「愛されなかった被造物」としての物語にもつながっていく 機械という「天使」 舞台となるのは、人類が滅びてしまった世界 人類再生計画のため、人間のために、計画遂行に尽力すべ

          「クライマキナ」が面白かった

          読んだよ「OLと人魚」司馬舞

          「OLと人魚」が面白かった 内容は一話完結のオムニバス集 表題作「OLと人魚」は、ペットショップで人魚を買ったOLにまつわる話だ 「うん?人魚って売ってるの?」と思うかもしれない この世界では売っている そしてOLは人魚を買った ワンルームマンションに住んでるので人魚はお風呂場で飼うことにしたようだ かわりにOLは銭湯通いをはじめた 人魚を飼ったけど、さて何を食べるのか どうやらヒトと同じでいいらしい 食パン。食べる カレー。美味しそうに食べる それならばと色々料理

          読んだよ「OLと人魚」司馬舞