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圧倒的効率化!ハンガー掛けの撮影方法

こんにちは!

今回は昨今、「やっぱりこっちの方が綺麗で簡単だよね」”説”が出てきているハンガー掛けについて触れたいと思います!

商談でご質問をいただきました。

”ご質問”
お客様:ハンガー掛けの撮影も簡単にできますか?

【結論!!】

”結論”
ハンガー掛けの撮影も簡単に背景処理できます!

具体的な手法はこの記事では伏せさせていただきますが、
実際の画像を元にどんな風になるのかご覧いただければと思います。

そもそもウェアの撮影にはいくつか種類がありますよね。
①モデル着用
②トルソー(半身、全身)
③平置き
④ハンガー(吊るし)

このうちの今回はハンガーと平置きについてお話します。

同じウェアを撮影するのに撮影方法が会社やブランドによって違うのは何を考えてのことなのでしょうか。簡単に挙げると5点あります。
1⃣ 撮影のしやすさ(簡単か)
2⃣ 見栄え(掲載写真が綺麗に写るか)
3⃣ 撮影時間(時間がかかりすぎないか)
4⃣ 再現性(属人化してないか)
5⃣ 編集・加工のしやすさ
6⃣ 撮影時の占有面積(場所の確保)

上記に基づいてハンガー掛けと平置き撮影はどうなのでしょうか

【ハンガー掛け】
◎ 撮影のしやすさ
○ 見栄え
◎ 撮影時間
◎ 再現性
△ 編集・加工のしやすさ
〇 撮影時の占有面積

※ハンガー掛け…
撮影がしやすく、一部の企業様はピンなどで形を整えているが、セットはハンガーを指定の場所にかけるだけで再現性も高い。そのため撮影時間も短く、撮影時の占有面積も狭くできるため、画像を量産する体制も取れる。また、再現性も高いため、アルバイトやパートのスタッフに任せているケースが多い。柔らかい素材やドレープやギャザーなど重量に負ける素材、形状は
ハンガー掛けであれば綺麗なラインが撮れるが、ハンガーを消す編集作業がとにかく面倒で時間がかかる

【平置き】
○ 撮影のしやすさ
○ 見栄え
△ 撮影時間
△ 再現性
◎ 編集・加工のしやすさ

※平置き…
形をあまり整えない撮影であれば、置いてすぐ撮れるため平置きもおすすめ。しかし、多くの企業様は綿や紙など何かしら形状を整えるために行っているため再現性は低い(勉強が必要)。そのため撮影時間も長く、撮影時の占有面積も広いため、画像の作成スピードはハンガー掛けに劣る。再現性も低いため、教育も大変である。また柔らかい素材やドレープ感はそのままだと平らになってしまうため工夫が必要。誰でも撮影が出来るものではないが、
編集自体は色味補正のみで簡単

では、これからの時代の流れも鑑みた考察を交えて、撮影体制はどうあるべきか一つの答えはこちらではないかと考えております。

■極力コストを抑え
■一定以上のクオリティを保ち
■撮影スピードをあげて
■他社より先に掲載できることを目指す。

加えて、日本人の労働人口が減ることを考えると…

■誰でもそれを出来るようにしたい

これが皆さんの本音なのではないでしょうか。

聞こえてます…心の声…

「そうなんだけど…できないから今苦しんでて」
「一つ叶えるだけでも苦労してるのに…全部なんて…絶対…」
「撮影現場知らない人が上司だから…」
「もうすでにそんなこと考える余裕ありません!」
「教育だけでも手一杯…」
「クオリティを保つので必至…」

理解しております。

だからこそ、撮影は簡単でなければいけないし、編集も極力しなくていい方法で行うべきなんです。

それが起こる原因はほぼここに固まっています。

❶カメラマンが採用できない、育たない
→技術職と言われているカメラマンを雇うのは至難の業
❷編集に時間がかけている
→(過度な綺麗さを求めている、撮影品質が良くない)
❸人材コストは増やせない
→”撮影専属要因”としての採用は行っていない企業がほとんど

これらは全て業務の効率化ができないために起こっている問題です。
しかし、現場の工夫も限界。こんな状況なのではないでしょうか。

ZOZOTOWNは数年前までは白抜きが普通だったのが、編集処理をなくすため(※仮説)ロケ撮影のようなカットや背景紙が色付きになったりと編集にかかるコストと時間を減らしています。こんな感じ…

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「そんなこと言っても何もできないよ~」
と聞こえたので…

声を大にして言います!

解決策はもちろんあります。

その前に先にお話した平置きとハンガー掛けでどんな違いが出るか見てみましょう。

【平置き】※置いただけ

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【ハンガー掛け】※かけただけ

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【平置き】※置いただけ

画像6

【ハンガー掛け】※かけただけ

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いかがでしょうか。
撮影方法でだいぶ見栄えが変わりますよね。

撮影方法やレギュレーションは環境や目的などに大きく左右されるものなので、どちらにも利点と欠点があり、最適解に悩まれている企業様も多いのではないでしょうか。

その中で我々が提示する最適解は…コレ!

”最適解”
ハンガー掛けでの切り抜き処理を同じに行う!

下記はどちらもハンガー掛けで撮影と同時に背景処理も自動で行っております。

こちらは平置きでもそこまで変わりはないので、特筆すべき利点あまりなさそうです…。白い商品も簡単に抜けますよのアピールとさせてください^^

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一方で下記のような柔らかフリフリ商品には絶大な効果が出ます。
背景処理も行い、透け感もしっかり表現、加工もソフト内で30秒で行えます(透け感のない商品は加工不要)。ハンガー掛けの利点と平置き利点を融合した撮影となり、撮影開始から出力までわずか1分程。裏を追加して撮影しても2分で仕上がります。

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いかがでしたか。

まとめ

ハンガー掛けは簡単だけど、ハンガーを消す編集が面倒。
平置きは編集が簡単だけど撮影大変

最適解は…
テクノロジーを使用して良いとこ取りの撮影手法で超効率化を目指しましょう!

時間は資産。
その資産をどう活用するかで会社の運命が変わるといっても過言ではないです。アナログな業務を見直せばメンバーに余裕ができ、多くのメンバーの時間が空けば空くだけプロジェクトや施策の推進力が大きくなります。

是非時間という資産を作り出すのに弊社ご活用ください。

ありがとうございました。

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